スポーツ
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スポーツ 2022年10月10日 11時00分
大相撲、危険な“暴力相撲”が増加? 力士の首が折れかけた一番も、今場所も物議醸す取組頻発
9月11〜25日にかけて行われた大相撲9月場所。「13勝2敗」をマークした平幕・玉鷲が、年6場所制定着(1958年)以降では史上最年長となる37歳10カ月での優勝を果たす結果となった。 横綱・照ノ富士(5勝5敗5休)、大関の御嶽海(4勝11敗)、正代(4勝11敗)ら上位陣が誤算だったこともあり、玉鷲、高安(11勝4敗)、北勝富士(10勝5敗)ら平幕力士が優勝争いの中心だった今場所。下位力士の奮闘はファンを大いに盛り上げる中、一部からは「今場所はやけに取り口が荒い力士が目につくな」といったコメントも見られた。 相撲では力士の勝敗はそっちのけで取り口が荒く、危険と内容面が問題視される取組は少なからずある。先場所は大関・貴景勝が平幕・琴ノ若相手に顔面張り手・ダメ押しを見せた一番が話題となったが、今場所もこうした物議を醸す取組があった。 >>大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか<< 4日目の大関・貴景勝対平幕・琴ノ若戦では、貴景勝が見せた攻めが物議を醸した。貴景勝は立ち合いもろ手突きで琴ノ若に圧力をかけると、左に動きながら顔面に張り手を一発見舞う。さらに、その後も5回以上顔面張り手を連発した。 これで琴ノ若の体勢がぐらついた隙に懐に潜りこむと、最後は右のど輪で土俵下に押し出し勝利した貴景勝。先場所に続き琴ノ若相手に暴力相撲を見せたが、本人は取組について「あんまり覚えてない」と詳細は語らなかったという。 6日目の十両・天空海対十両・炎鵬戦では、天空海のつっかけが物議を醸した。立ち合い腰を下ろした両名は天空海が左手、炎鵬が右手を突き呼吸を合わせようとしたが、天空海は炎鵬が左手を地面に置こうと動かした瞬間に立つ。行司は即座に待ったをかけたが、その時点で既に炎鵬の目前まで踏み込んでいた天空海は、勢いのまま思い切りもろ手突きを見舞った。 ほぼ棒立ちの状態で突かれた炎鵬は、転倒こそしなかったものの土俵下まで後退。炎鵬が土俵上に戻った後、天空海は正面の勝負審判に頭を下げ、つっかけたことを謝罪した。だが炎鵬がバランスを崩し転倒・故障というリスクも低くはなかったといえる。 10日目の十両・千代の国対炎鵬戦では、千代の国が極めて危険な取り口を見せたとしてファンの怒りを買った。千代の国は立ち合いから炎鵬の顔面に張り手やかちあげを連発と荒い相撲を見せると、体勢が崩れた炎鵬をはたこうとする。ただ、炎鵬ははたきに乗じて前に突っ込み、逆に千代の国を土俵外に押し出そうとした。 すると、千代の国は炎鵬の体を先に地面に落としたかったのか、押し出されて土俵下に落ちる際に、炎鵬の首に左足をかけのしかかろうとする。足はすぐに外れ先に土俵下に転落した千代の国が負けとなったが、炎鵬の首に足をかけたまま転落したなら命に関わる大惨事となった可能性もゼロではなかっただろう。 「今場所、問題視された暴力相撲の数はここ数年でいうと特段多いわけではありませんが、一昔前に比べると増加傾向にあることは否めないのでは。角界では事前に勝敗を打ち合わせ最低限の動きで取組を終わらせる、いわゆる八百長相撲が一部力士の間で行われていた時代もありましたが、20名以上の力士・親方が角界を去る事態となった2011年の大相撲八百長問題を機に撲滅に至ったとされています。その影響もあり、力士たちは白星を得るためには常に全力を出す、いわゆるガチンコ相撲を行う以外にないわけですが、こうした時代の流れも荒い取組が増えてきている要因の一つでしょう」(相撲ライター) 相撲は闘志や気合いといったメンタル的な部分も勝敗を左右する大事な要素の一つだが、あまり前面に出し過ぎるのも考えものといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月09日 11時00分
阪神・西、今オフのFA退団は避けられない? 流出予想相次ぐワケ、因縁の岡田氏“襲来”で向かう新天地は
矢野燿大監督がキャンプイン前日に今季限りでの退任を表明し、長らく次期監督が誰になるのか注目を集めた阪神。9月27日に報じられた野球解説者・岡田彰布氏(元阪神監督)の内定は大きな話題となった。 岡田氏は第一次政権(2004-2008)中の2005年にリーグ優勝を果たした実績を持つ一方で、セットアッパー・久保田智之を90登板(2007/プロ野球記録)させるなどリリーフ酷使も目立った監督。内定報道を受けネット上には賛否の声が寄せられたが、中には「因縁の岡田が新監督なら西はFAで出ていくのでは」と、今季海外FA権を取得したプロ14年目・31歳の西勇輝の去就に影響するのではという心配も少なからず見られた。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< 「西と岡田氏は2010~2012年にかけオリックスで監督、選手の間柄でしたが、岡田氏は2011年7月7日・楽天戦で初回3失点を喫した西を準備不足と問題視し、試合中にもかかわらずブルペン投球を命じるなど在任中は厳しい姿勢。また、西が2018年オフに阪神入りした際も『去年は10勝13敗なんやろ。10勝って13負けるんだったら3勝0敗の投手の方がええやろ』と酷評するなどさほど実力を評価していない節が見受けられます。一部報道では西もこうした姿勢は快く思っていないと伝えられていることもあり、岡田氏が就任するならFA権を行使しチームを出ていくという予想が強まっているのでは」(野球ライター) 西はオリックス(2009-2018)、阪神(2019-)でプレーしたこれまでのキャリアで、「303登板・110勝96敗1ホールド1セーブ・防御率3.13」といった通算成績をマーク。今季も「23登板・9勝9敗・防御率2.18」と勝敗こそ五分だが安定感は健在。権利行使の判断はまだ明らかにしていないが、仮に宣言なら複数球団が獲得に動くことは濃厚だ。 今季5年ぶりにBクラスに転落した巨人は、チーム防御率がリーグ最下位(3.70)と投手力のもろさを露呈。また、西には今季「4試合・1勝2敗・防御率0.90」と、1試合に1点取れるかというレベルで抑え込まれている。弱点のテコ入れはもちろん、“天敵”を1人つぶせるメリットもあるため、好条件で引き抜きを図ったとしても不思議ではないだろう。 新庄剛志監督が興味を示したことが伝えられている日本ハムも有力候補の一つ。同監督は8月15日に応じた取材の中で新球場へ移転する来季に向け安定感のある投手を補強したいと明かしたが、話の流れで「西くんとか、おっ!岩崎(優/阪神)くんも? 結構いますね」と西の名前を出している。その後には「トライしてほしいってことは(球団に)言いたい」、「(資金が)足りなかったら俺が出すしかない」と並々ならぬ熱意を見せていたことを踏まえると、争奪戦覚悟で獲得に乗り出してくる可能性も十分だ。 岡田氏就任の正式発表は5日19時時点ではまだだが、レギュラーシーズン終了後の見込みと伝えられており、西が権利行使可否を決めるタイミングもこの発表の後になるとみられている。今季で4年8億円の契約が満了する西に対しては阪神側も当然慰留に努めると思われるが、権利行使の可否を含め今後も動向は注目されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月08日 11時00分
9月場所で変化頻発し物議も、貴景勝に批判が集中?「応援する気失せた」明暗分けた原因は番付以外にも
9月11~25日にかけ行われた大相撲9月場所。玉鷲(13勝2敗/優勝)、高安(11勝4敗)、北勝富士(10勝5敗)といった平幕力士がし烈な優勝争いを繰り広げる終盤戦、ネット上で物議を醸したのが“立ち合い変化”だった。 今場所では12日目の大関・貴景勝(7勝4敗)対北勝富士戦(9勝2敗)で貴景勝が左に変化しながらのたたきを見せ、ぶちかましを狙った北勝富士は成すすべなく敗戦。貴景勝は勝ち越し、北勝富士は優勝争いトップタイがかかる大一番だっただけに、まさかの展開に場内はどよめきに包まれた。 これだけにはとどまらず、翌13日目は関脇・若隆景(8勝4敗)が貴景勝(8勝4敗)相手に立ち合い左に変わり、バタリと落ちた貴景勝は5敗目で優勝の可能性が消滅。また、千秋楽にも小結・豊昇龍(7勝7敗)が立ち合い右に動き、体勢が崩れた平幕・遠藤(7勝7敗)を押し倒しで下すという一番があった。 >>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<< 立ち合い変化は決まれば相手の体勢を大きく崩すことが可能だが、成功・失敗にかかわらず早期決着であっけない相撲になることが多いことなどからあまり好まれない戦法の一つ。前述の3名に対しても、ネット上のファンからは少なからず批判や苦言が寄せられた。 ただ、この3名の中では貴景勝への批判が際立って多く、若隆景に変化を食らった13日目に至っては「若隆景、よくぞ貴景勝にお仕置きしてくれた!」、「昨日くだらない相撲したからだよ、自業自得だ」と“被害者”であるにもかかわらずバッシングが噴出。一部からは「なんか貴景勝に当たり強い人多すぎない?」と疑問の声も少なからず上がった。 「立ち合い変化は意表を突いた動きで相手を揺さぶる奇襲であるという特性上、格下が格上相手に仕掛けた場合、格上が格下相手に繰り出した場合では後者の方が厳しい見方をされます。貴景勝は今場所物議を醸した3名の中では最も番付が高い上、変化を食らわせた相手も平幕中位とかなり格下だったことから批判が集中したのでは。この他には、場所の序盤でファンの好感度を下げるような取組があったことも影響している可能性も考えられます」(相撲ライター) 貴景勝は今場所4日目に平幕・琴ノ若と対戦した際、立ち合いから5回以上顔面張り手を連発した後、最後は右のど輪で土俵下に押し出すという荒い取り口で勝利。琴ノ若相手には7月場所の対戦でも顔面張り手やダメ押しを繰り出していたこともあり、ネット上では「相手を痛めつけたいだけにしか見えない」、「取り口が暴力的すぎて今後応援する気が失せた」と問題視されたが、これも終盤の注文相撲への批判を強めた一因といえそうだ。 9月場所は「10勝5敗」と一応2ケタ勝利はクリアしたものの、「2ケタがやっとで取り口も汚い大関なんて到底認められらない」という厳しい意見も寄せられている貴景勝。次の11月場所(同月13~27日)では、ファンの評価を覆すような相撲を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月07日 20時30分
日本ハム・新庄監督に「無責任では」呆れ声 野村のコメントでコンバート案の停滞発覚か、今月も特に予定ナシ?
今季「93試合・.279・6本・36打点」といった成績を残した日本ハムのプロ4年目・22歳の野村佑希。6日に伝えられた新庄剛志監督にまつわるコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、野村は二軍本拠地・鎌ヶ谷で秋季練習が行われた5日に取材に対応。その中で、新庄監督から今季伝えられた捕手転向案について「(その後は)聞いていない」と全く進展がないことや、秋季練習でも捕手練習の予定が組まれていないことを明かしたという。 新庄監督は7月15日に応じた取材の中で、三塁手が本職の野村を全くの未経験である捕手にコンバートさせる案を披露。野村には1カ月半前に既に告げていることや、「三塁と一塁は、新外国人が来て調子よかったらはめていく。だったら正捕手になって、寿命は長くできる」、「配球も覚えてくれたらいいし、プラスにはめちゃくちゃなる」といったメリットが見込めると説明したことも伝えられていた。 >>日本ハム・清宮に「去年までとは別人」と驚きの声 新庄監督の酷評で奮起? TVでの自己評価が話題<< 取材での野村のコメントを受け、ネット上には「野村に伝えてから数ヶ月進展ないってマジか」、「色々熱弁してたのに結局ただの思いつきだったのかよ」、「可能性を探ること自体はいいとは思うが、言いっ放しはさすがに無責任では」といった呆れ声が寄せられた。 先行きが不透明になっている野村のコンバート案だが、一部からはこのまま立ち消えになってほしいと願うコメントも寄せられている。野村は2019年のプロ入りから日本ハム一筋でプレーしているが、足の動かし方や柔軟性に何らかの問題があるのか、左股関節後方亜脱臼(2019)、左ひざ打撲による関節炎(2021)、左足首ねんざ(2022)と下半身の故障が頻発。ネット上には「野村の下半身不安だしこのまま白紙でいいよ」、「モノになる可能性より故障リスクの方が高そうだしな」といった意見も散見される。 今月前半は宮崎で行われるフェニックスリーグ(同月10~31日)には同行せず、二軍本拠地・鎌ヶ谷スタジアムで三塁守備強化に取り組む予定という野村。シーズンは7月の構想披露以降も三塁や一塁でプレーし、捕手では1試合も出場しないまま終わったが、コンバート案はこのまま忘れ去られていくことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月07日 19時30分
巨人・井納、球界OBの解説通りの展開に?「野球人生終わり」戦力外決定で再注目、奮起見えなかったと呆れも
今季「7登板・1勝0敗1ホールド・防御率1.80」といった数字を残した巨人のプロ10年目・36歳の井納翔一。7日、球団が戦力外通告を行ったことを発表した。 球団公式サイトはこの日、井納、プロ7年目・28歳の桜井俊貴、プロ3年目・25歳の勝俣翔貴の3名に来季契約を結ばないことを通知したと発表。複数メディアもこれを報じたが、3名の今後の意向についてはまだ伝えられていない。 井納はDeNA時代(2013-2020)に『168登板・50勝60敗10ホールド1セーブ・防御率3.94』といった実績を残したことが評価され、2020年オフに2年総額2億円(推定)で巨人にFA加入。ただ、巨人では2年間で「12登板・1勝1敗1ホールド・防御率8.10」とほとんど成績は残せていなかった。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<< 井納の戦力外を受け、ネット上には「2億の働きはしてなかったし妥当」、「言葉は悪いが、何しに巨人に来たんだってレベルだったな…」、「予想以上に酷い2年間だった、もう少しやれると思ってたんだが」と納得のコメントが寄せられた。 また、今回の戦力外通告を受け、シーズン中に野球解説者・谷繁元信氏(元中日監督)が口にした酷評も再注目されている。谷繁氏は6月22日の巨人対DeNA戦で解説を務めた際、登板直後に打者1人にストレートの四球を与え即降板となった井納を「これはもう井納の野球人生が終わりに近づくような、僕はそういう4球だったと思いますよ」と構想外にされてもおかしくないレベルの投球と酷評。 ファンの間ではこの発言を引き合いに、「野球人生終わりって谷繁の言葉が現実になってしまったな」、「谷繁の酷評通りに本当に終わってどうする」、「ボロクソ言ってきた谷繁を少しは見返してほしかった」といった呆れ声も少なからず見られた。 「翌23日に二軍降格となった井納は8月初旬にチームのコロナ禍もあり一軍に再登録されましたが、この間の二軍成績は『5登板・1勝1敗・防御率6.97』とサッパリ。再昇格後は『3登板・1勝0敗1ホールド・防御率0.00』と無失点投球だったものの、首脳陣の評価を大きく覆すには至らず同月15日に再び二軍落ち。その後は二軍で『12登板・0勝1敗・防御率3.86』と再び不振に陥ったこともあり、一軍から声がかからないままシーズン終了、戦力外となりました。谷繁氏の酷評が現実になった形ですが、ファンの中にはここまでコケにされながらも井納には奮起が見えなかったという意見も散見されます」(野球ライター) 直近の成績や年齢を考えると、新天地が見つかるかどうかは厳しい立場といえる井納。今後の去就は果たしてどうなるのだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月07日 15時30分
広島・新井新監督、オリ水本ヘッドを引き抜くか 先月予告していた? 能見引退セレモニー中の発言が話題に
佐々岡真司監督が2日に今季限りでの退任を表明し、後任に注目が集まっていた広島。7日、野球解説者・新井貴浩氏(元広島他)の次期監督に就任すると球団が発表。複数メディアもこれを報じた。 報道によると、佐々岡監督の退任を受け球団OBを軸に新監督人事に着手した球団は、4年連続Bクラスのチームを再建するには強いリーダーシップを持つ人物が必要と判断。現役時代から人望・姿勢には定評があった新井氏に白羽の矢を立て、新井氏も6日までに就任要請を受諾したという。 >>広島対中日戦、終盤戦で誤審?「わざと当たってる」高橋への死球判定が物議、佐々岡監督も不可解ジャッジに怒り<< 新井氏は現役時代広島(1999-2007,2015-2018)、阪神(2008-2014)でプレーし、「2383試合・.278・319本・1303打点・2203安打」といった通算成績をマーク。温厚で心優しい性格や真摯な練習姿勢などで多くの人望を集め、2008~2012年にかけてはプロ野球選手会会長も務めた。引退後はここまで野球解説者として活動してきたが、広島ファンの間では指導者としての古巣帰還を待望する声も根強かった。 新井氏の監督就任を受け、ネット上には「3連覇時代(2016-2018)再来へ何とかチームを立て直してほしい」と期待の声が上がったが、中には「新井監督就任なら水本ヘッドは引き抜かれるんだろうか」、「能見セレモニーで怪しいこと言ってたが、もしかしてあれは招へいの伏線だったのか?」、「2年間お疲れ様でしたは、来季から一緒に頑張ろうって意味だったのか…?」といった、オリックス・水本勝己一軍ヘッドコーチの去就を心配するコメントも見られた。 水本ヘッドは現役時代に広島(1990-1991)、指導者時代は広島(2007-2020)、オリックス(2021-)に所属。若手、ベテランにかかわらず誰にでも平等に接する指導で多くの選手から人望を得ている。現役時代の新井氏に対しても打撃不振の際などは助言・練習サポートを惜しまず、新井氏も水本氏には全幅の信頼を置いていたという。 「新井氏は9月30日・オリックス対ロッテ戦後に行われたオリックス・能見篤史の引退セレモニーにビデオメッセージで登場しましたが、その最後に突然『全然関係ないんですけども、水本コーチ、2年間お疲れ様でした』と水本ヘッドを慰労。ネット上では『えっ水本さん辞めるの!?』、『新井さんこれ口滑らせてないか?』などと物議を醸しました。今回の新井氏監督就任を受け、先月の不自然な労いは水本ヘッドの退団・広島入りの伏線だったのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 12日に本拠地・マツダスタジアムで就任会見を行う予定の新井氏。今後の組閣内容も注目の的となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月07日 11時00分
阪神・矢野監督、“守備コロコロ”を最後まで貫く真意 積年の課題で自滅する可能性も?
矢野燿大監督は最後まで“違和感”を貫く。 10月6日、クライマックスシリーズ(以下=CS)を戦う阪神の一軍練習にロドリゲスが合流した。出場登録を抹消されたのは8月28日、久々の一軍でウキウキだったのか、ロハス・ジュニアやマルテにも話し掛けていた。 「今のところ、CSでロドリゲスを使うのかどうかは分かりません。一軍では結果を残していませんし。ただ、矢野監督が一人でも多くの右バッターを欲しているのは間違いありません」(プロ野球解説者) CSファーストステージの対戦相手は、DeNA。第1戦の先発が予想される今永昇太、第2戦・濱口遥大、第3戦・石田健大は全て左投手だ。3投手とも“苦手”であり、決戦の舞台・横浜スタジアムでは、今季、2勝10敗と相性も悪かった。 「5日の練習試合で、マルテに三塁を守らせました」(在阪メディア) マルテは「左投手対策」の貴重な右バッターだが、今季、三塁の守備に就いたことは一度もない。本来の一塁を守っていてもミスが多い。もっと言えば、阪神は「5年連続リーグワースト失策数」をカウントしている。 >>阪神・矢野監督に「足引っ張るからやめろ」と批判 今季終了もあり得る? 1年ぶりのマルテ三塁起用が物議<< 「マルテだけはなく、横浜スタジアムでの打率4割強を誇る陽川尚将も使う予定です。そうなると、佐藤輝明、大山悠輔の守備位置を変えなければなりません」(前出・同) 守備位置を固定しなかったのも、ワースト失策数の一因だろう。 左投手対策も分かるが、守備難で“自滅”してしまうのでは? だが、これが「矢野スタイル」なのかもしれない。 守備位置を変えることへの非難は今に始まった話ではない。それでも変え続けた理由は、「複数のポジションが守れた方が出場機会も増える」の持論があったからだ。 「選手のことを思ってのポジション・チェンジでした」(球界関係者) 対照的に、即断で変えたものもある。 就任1年目の2019年、適時打が出る度に右腕を突き上げるなどの“オーバーアクション”が話題になった。「チーム一丸となって戦う」の姿勢を自ら示していたのだが、「指揮官としての重みがなくなる」と諭された。 今季の眉間に深いしわを寄せ、ベンチ奥に座っている姿も宜しくなかったが、こんな意見も聞かれた。 「誰かが適時打を放った時、ベンチ前で喜んでいる選手もいます。でも、同じポジションを争っているライバルやチャンスをもらえない同年代の選手は、後ろの方で舌打ちしています。どの球団もそうです。矢野監督はそういう状況を変えたかったのでは」(前出・プロ野球解説者) プロの世界では「ポジションは奪い取るもの」と言われている。 昨日まで一塁を守っていた大山がレフトに行き、また違う日はライトに…。190センチ近い佐藤がセカンドに入って、太くて長い腕を縮めながら「二塁トス」をしていたのには驚いた。 こうしたポジション・チェンジのせいだろう。矢野野球を見ていると、常に「違和感」があった。ロドリゲスの合流、マルテの三塁、藤浪晋太郎の中継ぎ待機。エース・青柳晃洋の初戦温存説も囁かれている。矢野監督は最後まで“チーム一丸の違和感”で戦うようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月06日 19時45分
ヤクルト・山崎、先輩に「こいつアホや」舐め腐る?「笑いごとじゃない」ファンからは批判も、上田氏が暴露した裏の顔が物議
元プロ野球選手の上田剛史氏(元ヤクルト)が5日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。ヤクルトのプロ7年目・29歳の山崎晃大朗にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で上田氏は2016~2020年の5シーズン、ヤクルトで共にプレーした山崎の守備のすごさや、同期間で印象に残っているエピソードなどを話した。その中で、上田氏は山崎はルーキー時代から自分のことをなめていたという話を明かした。 >>ヤクルト・村上にコーチが激怒「お前これはないぞ!」 宮本氏がプロ初弾の舞台裏明かす、浮かれすぎて大目玉?<< 上田氏がプロ10年目・28歳を迎えた2016年に、ドラフト5位としてヤクルトに入ってきた当時23歳の山崎。上田氏は春季キャンプの時に山崎とロッカーが隣同士だったというが、「俺が話しかけても(言葉が)返ってこないのよ。『はい』と『いいえ』しか言わんみたいな」と当初はかなり気を遣っている節があったという。 ただ、上田氏曰く「(そこから)1年間やっていくうちに、晃大朗は俺のことを『あ、こいつただのアホやな』と思ったらしくて。そっからはもう、晃大朗はなめ腐ってますよ、僕のこと」、「もうイジるイジる俺を。もう友達みたいな感じですよ、最初とえらい違って」と、山崎はその後キャンプからは一転して冗談や軽口を飛ばしてくるようになったという。 態度が一変した理由をある日山崎本人に聞いたところ、「最初はもうほんま怖くて全然喋りたくなかったんですけど、途中から『あ、こいつアホやな。いけんな』と思ってリミッター外しました」とあっけらかんとした様子で答えられたという上田氏。「後輩としては好きですよ、かわいいし。ただ、あいつはすごい人を見てる」と笑い交じりに明かしていた。 上田氏の発言を受け、ネット上には「年齢もキャリアも上の選手をアホ呼ばわりって…笑いごとじゃないぞ」、「上田は笑って受け入れてるがさすがに舐めすぎでは」、「そもそも怖いから喋らないってところからヤバいわ」、「最初はほぼ無視、そこからイジり連発って人との距離感おかしいだろ」、「上田の暴露しかりオスナへのキック未遂しかり、意外とふざけるタイプなんだな」といった驚きの声が寄せられた。 上田氏から生意気な態度を暴露された山崎だが、今季は1学年上の助っ人・オスナに対する態度が話題になってもいる。山崎は5月17日・阪神戦でサヨナラ打を放ったオスナが同僚にもみくちゃにされている中、どさくさに紛れてオスナの尻を蹴るそぶりを見せ、これを見たオスナも蹴り返すような動作を見せた。 山崎はあくまでじゃれ合いのつもりでオスナにキックを仕掛けたとみられるが、普段の試合ではあまり表情は変えず淡々とプレーすることが多い選手ということもあり、当時のネット上には「山崎ってこういうことするタイプなのか」と意外に思う声も散見された。 山崎の知られざる一面に驚いたファンも少なくなかった上田氏の裏話。ただ、一部ファンからは「他人の暴露話で興味引こうとするのはなんかなあ…」といった意見も寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2022年10月06日 17時30分
DeNA・ソト、CSで貴重なホームランを! 短期決戦で必要な助っ人の一発
セ・リーグ2位のベイスターズが本拠地横浜スタジアムにタイガースを迎えて10月8日、クライマックスシリーズのファーストステージか開幕する。 三浦大輔監督も「ファンの方々の後押しがある」と40勝30敗1分、夏場は17連勝と抜群の相性を誇るハマスタで開催できることは大きなメリット。2年連続で胴上げを見せつけられたスワローズに対しリベンジのチャンスを得るためにも、是が非でも勝ち進みたいところだ。 今永昇太、大貫晋一の2ケタ勝利コンビに、伊勢大夢、エドウィン・エスコバーを中心とした鉄壁の中継ぎ陣、抑えの"小さな大魔神”山崎康晃と安定しているピッチングスタッフはある程度の計算はできそうだが、シーズン通してイメージよりは低調だった打撃面の奮起が、勝利への鍵を握りそうな戦いとなりそうだ。 中でも期待したいのが、長距離砲助っ人、ネフタリ・ソト。9月28日にドラゴンズの柳裕也から頭部にデッドボールを受け、そのまま病院に直行とダメージが心配されたが、抹消されることなく翌日も練習参加。10月1日にはスタメン出場でフォアボール1つを選び元気な姿を見せると、2日にはマルチヒットをマーク。3日にはファイナルステージの舞台となる神宮球場で、バッティング練習中からスタンドへ連発し、そのままの勢いで初回スワローズのエース・小川泰弘からレフトスタンドに豪快な2ランホームランをたたき込むなど、連日のマルチヒットで復活を印象づけた。 ソトの魅力は何と言っても長打力だが、今シーズンはコンパクトなバッティングを心がけ、過去2年と比べて打率、出塁率ともアップ。ツーベースが増したことでOPSも.815の数字を残した。またファーストの守備もそつなくこなし、守備率.995と立派だ。またクローズアップしたいのは貢献度の高いホームランで、17本放ったホームランのうち14本が勝ち試合でのもの。12本は横浜スタジアムで記録している点も頼もしい。 僅差が予想される短期決戦。一発で相手を粉砕させる99番のバットが勝負の決め手となる。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年10月06日 15時30分
阪神・矢野監督に「足引っ張るからやめろ」と批判 今季終了もあり得る? 1年ぶりのマルテ三塁起用が物議
5日に行われた練習試合・阪神対日本海オセアンリーグ選抜戦。「7-5」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神助っ人・マルテの守備位置だった。 マルテは今季守備に就いた試合では全て一塁(24試合)を守っていたが、この日は「3番・三塁」で先発し6回までプレー。守備機会は5回無死での三邪飛のみだったが、バットでは「1打数1安打・2四球」と全打席出塁で勝利に貢献した。 試合後の報道によると、同戦視察後に取材に応じた矢野燿大監督はマルテを三塁で使った理由について、8日から予定されるクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージのDeNA戦を見据えたテストの一環と明言。その上で「点を取らんとね。引き分けじゃダメなんで」と得点力アップが狙いと説明したという。 2位DeNA、3位阪神が戦うCSファーストは3試合制で勝利数の多いチームが勝ち上がりとなるが、引き分けを除いた勝ち数が同じ場合は上位の球団が勝者となる。下位球団にとって引き分けはほぼ負けに等しいというルールの関係もあり、矢野監督はNPB4年間で通算39本塁打のマルテもオーダーに入れ打線に厚みを持たせたいと考えているようだ。 >>阪神・矢野監督、CS前コメントに「青柳外すつもりか」驚きの声 過去にない不気味な態度が物議、シーズンで露呈の不安拭えず?<< ただ、この起用法についてネット上には賛同の声以上に、「今日は上手くやってたがそれでも不安は尽きない」、「足引っ張るだけだからやめろ、どんだけブランクあると思ってんだ」、「右足治ってないのに不慣れなポジション任せるのはリスク高い」、「マルテ使って打線強化って…監督はマルテの今季成績ど忘れしたの?」といった否定的なコメントが寄せられた。 「2019年から阪神でプレーしているマルテは一、三塁を守れる触れ込みで加入しましたが、4年間での三塁出場数は15試合(一塁は268試合)。シーズンで最後に三塁を守ったのは2021年8月31日・中日戦とブランクもかなりあります。さらに、今季のマルテは今季4月に負った右足故障にシーズンを通して苦しめられ、その影響で『33試合・.256・1本・11打点』と打撃成績もサッパリでした。これらを踏まえるとCSでマルテを三塁起用しても攻守で足を引っ張る可能性は少なくない上、不慣れな守備をこなす中で右足故障が再発し今季終了という展開も否定はできません」(野球ライター) 5日の試合では攻守ともに無難にこなしたマルテ。ただ、打力はもちろん他ポジション以上に強い打球をさばくスキルを要求される三塁を本当に守らせてもいいのか、ファンの不安要素を払しょくするほどの活躍とはいかなかったようだ。文 / 柴田雅人
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