スポーツ
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スポーツ 2012年06月09日 17時59分
亀田興毅、選手生命の危機! 負傷の両拳回復のメド立たず
ボクシングWBA世界バンタム級王者、亀田興毅(25=亀田)が選手生命の危機に直面した。 WBAは6月8日(日本時間)、最新のランキングを発表し、正規王者の興毅を「休養王者」に認定したことが明らかになった。 興毅は4月4日、神奈川・横浜アリーナでのノルディー・マナカネ(インドネシア)とのV4戦で、判定勝ちを収めたものの、両拳を負傷。左第3中指骨骨折に加え、もともと痛めていた右手も悪化させた(右第2中指骨骨折)。WBAに提出された診断書によると、最低4カ月は練習ができない状態だという。 当初、興毅は8月に同級暫定王者、ウーゴ・ルイス(メキシコ)との指名試合を行う計画だったが、これは白紙となった。 WBAでは昨年11月、目の故障のため、防衛戦が当面行えないスーパーフライ級王者の清水智信(金子)を休養王者とし、暫定王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)を正規王者に格上げした前例がある。清水は負傷が癒えた後、4・4横浜でテーパリットとの統一戦に臨んだが、敗れて王座から陥落した。今回の亀田のケースでも、WBAは同様の措置を取る可能性が高い。 興毅は両拳の負傷が癒えても、年内の復帰は難しい状態。復帰後は長期間のブランクを抱えながら、統一戦に挑まなければならず、王座を死守するのは至難のワザだ。 ここで、大きな不安な点がある。興毅の拳の負傷は今に始まったわけではなく、これまでも度々痛めてきた古傷。ボクサーにとっては、避けては通れない負傷箇所でもある。復帰をしても、再発の危険を抱えたまま。再度、痛めれば、選手生命にも影響しかねない。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月08日 15時30分
ブルワーズ青木、レギュラー見えた! サヨナラ本塁打で打率3割到達
“日本の安打製造機”ブルワーズ・青木宣親外野手(30)が、いよいよ本領を発揮し始めた。 6月7日(日本時間8日)、ミラーパーク(ウィスコンシン州ミルウォーキー)でのカブス戦に1番右翼でスタメン出場した青木は、第2打席に2号ソロ本塁打(1号はランニングホームラン)、第4打席に二塁内野安打を放った。そして、3-3で迎えた延長10回裏の第5打席、右翼席にこの日2本目の3号サヨナラ本塁打(ソロ)を叩き込んで、チームの勝利を呼び込んだ。 6月に入って、やや調子を落としていた青木だが、前日の試合に続き、2試合連続の3安打猛打賞をマーク。これで、通算119打数36安打9打点。落としていた打率も.303と、3割台に乗せた。 青木は「まさか2本打てるとは思わなかった。ランニングホームランしか打ってなかったわけだから。日本の反応はどうですかね? サヨナラホームランなんてないことなんで、大きく扱ってくれたらなと思います」と、興奮気味に語った。 大仕事をやってのけた青木に対して、ロン・レネキー監督は「正右翼手の(コーリー)ハートを一塁に固定すると決めれば、レギュラーにかなり近づくだろう」と話した。さらに、中堅手争いについても、「(ナイジャー)モーガン、(カルロス)ゴメスと比較しても、青木は好調だ。できるだけ出番を増やしたい」と、スタメン確約こそなかったが、出場機会を増やす意向を示した。 ここまで、青木の道のりは平坦なものではなかった。ポスティングシステム(入札制度)でブルワーズが落札したものの、青木は事実上のテストを課されて入団。開幕当初はベンチウォーマーが続いた。それでも、腐らなかった青木は5月に入って、スタメン機会が増えると、着実に結果を残してきた。今後の成績次第でレギュラー確保も見えてくる。 決して、大きな期待をもたれて、ブルワーズに入団したとはいえない青木。日本では首位打者(3度)、最多安打(2度)、最高出塁率(2度)を獲得している超一流打者。プライドを捨て、メジャーで一から取り組んだ男の逆襲が始まった。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月08日 11時00分
ザックJAPANに火種 オレ様本田トップ下に香川派「監督変えろ」猛反発(1)
6月3日からブラジルW杯アジア最終予選がスタートしたが、開幕をまたず「監督交代論」が急浮上。本田のトップ下起用に固執するザッケローニ監督に香川シンパの欧州組がこぞって反発、協会も有事に備え「救援監督」を緊急配備していた! 1年かけての最終予選が火ぶたを切る。堂々「1位突破」を宣言するザッケローニ監督だが、最終予選での監督解任、途中交代は枚挙にいとまがない。 先の国際親善試合アゼルバイジャン戦では、香川真司(23、ドルトムント)が先制ゴールを決めれば、岡崎慎司(26、シュツットガルト)のゴールを本田圭佑(25、CSKAモスクワ)がアシストといった具合に順風満帆に映るザックジャパンではあるが、日本サッカー協会はすでにバックアップ体制を整えている。 「いまのザックジャパンでは世界ランク109位のアゼルバイジャンには勝てても、最終予選を戦う相手に楽に勝てる力はない。選手の能力を十分に引き出せていないからです。昨年9月から今年2月の3次予選で格下の北朝鮮、ウズベキスタンで2連敗したことが何よりの証明。協会首脳はザックジャパンに自信をつけさせるため、あえて弱いチームで強化試合をマッチングしたのでしょうが、『1位で突破する』と豪語するザッケローニ監督の言葉は額面通りに受け取れません。選手間でも『ザック采配には戦術が見えない』『監督を代えるべきだ』という声が強まっており、協会としても有事の備えを進めています」(日本代表関係者) 4月、Jリーグで気になる監督交代があった。昨年限りでG大阪監督を退任し、J1通算239勝(69分け129敗)の最多勝利記録を持つ西野朗氏のヴィッセル神戸監督就任である。 「この発表を聞いて正直驚いた。というのも、西野氏がG大阪を辞めたのは、昨秋に北朝鮮に敗れザックジャパンの雲行きが怪しくなり、有事に備えさせるためだったからです。彼は早大サッカー部で岡田武史元日本代表監督の2年先輩。大学時代を含め人気、実績とも岡ちゃんを上回ってきた。協会も実力を高く評価しており、ザッケローニ監督の後任に温存していたのです。最終予選でチーム状況が好転しなければ、いつでもスイッチOKと。それが一番大事な時期にヴィッセル神戸監督。時期が時期だけに得心がいきません」(テレビ局プロデューサー) 西野氏がサムライジャパンをにわかに離れたのは、日本サッカー協会が西野氏に代わる「救援監督」の人選を終え、その手配が完了したからである。
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スポーツ 2012年06月08日 11時00分
ザックJAPANに火種 オレ様本田トップ下に香川派「監督変えろ」猛反発(2)
レヴィ・クルピ氏。ブラジル人のクルピ氏は名門サンパウロFCなどの監督を経験し、日本でも1997年からC大阪監督を務めた。2001年には日韓W杯の南米予選で苦戦していたルシェンブルゴ・ブラジル代表監督の後任候補として内定したが、就任にあたり、当時のエースストライカーだった「ロマーリオは招集しない」と明言したことでブラジルサッカー界が大混乱に陥り、ロマーリオとの関係も壊れたことから最終的には実現しなかった逸話を持つ知将。 その後、クルゼイロ監督を経て'07年に10年ぶりにC大阪監督に復帰。同チームをJ1に引き上げるとともに、香川、清武弘嗣(ニュルンベルク)、乾貴士(ボーフム)を育て上げ、ドイツ・ブンデスリーガへ羽ばたかせた。 「実は、南アフリカW杯後の日本代表監督の人選でもクルピ氏は有力候補の一人でした。しかし、サムライジャパンが組織で戦う欧州スタイルのサッカーを志向していたのに加え、本田が欧州で実力をつけたことから、イタリア人監督のザッケローニ氏の監督起用が決まったのです。しかし、今ではチームの柱が本田から香川に移り、次のW杯がブラジルで開催されることもあり、クルピ氏の存在が急浮上してきているのです」(スポーツ紙デスク) ここにザックジャパンが抱える最大の問題が秘められているのである。 「エースで4番」とばかりにオレ様気取りでチームを仕切る本田と、その本田を司令塔としてトップ下に布陣させるザッケローニ監督。 しかし、ドイツ(長谷部、細貝、岡崎、内田、清武)、イングランド(宮市)、イタリア(長友)、ベルギー(川島)、オランダ(ハーフナー、吉田)の各国でプレーする欧州組はそれを認めない。本田以上に実力があるプレーヤーが香川と知っているからである。 ドルトムントをブンデスリーガ連覇に導き、マンチェスター・ユナイテッド入りが決定的な香川と、モスクワでくすぶっている本田。両者には雲泥の差があるにもかかわらず、本田をトップ下に据えるザック采配には批判の声が渦巻いているのだ。 「問題は『オレが、オレが』という本田のプレースタイルにある。先のアゼルバイジャン戦にしても日本のシュート数は18本あったが、肝心のFWのシュートはゼロ。トップ下の本田が自分で決めようとしたからです。ケガを乗り越え、10カ月ぶりに代表に復帰した舞台で自身を売り込み、ビッグチームに移りたい。その気持ちはわかるが、その思いは他の欧州組も同じ。だから不信感が募る。その点、香川は周りの選手にパスを出し、得点を演出できる。このまま本田のトップ下が続くようなら、香川シンパの選手から『ザック辞めろ』の声は決定的になるでしょう」(スポーツ紙記者) クルピ氏の足音が日増しに大きくなっている。
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スポーツ 2012年06月07日 15時30分
松井秀喜に早くもスタメン落ちの危機! 打率は.125と不振極める
5月29日(日本時間30日)にメジャーに昇格し、レイズに合流した松井秀喜外野手(37)が、1週間で早くもスタメン落ちの危機に直面した。 メジャー復帰戦となった29日のレッドソックス戦で、松井はマイナーの3Aでも打てていなかった本塁打を、いきなり2打席目でかっ飛ばしてアピール。復帰3戦目の6月1日(同2日)のオリオールズ戦では好調の左腕投手、前中日のチェン・ウェインから2号本塁打を放ち、3試合で2本塁打の量産ぶりで、「さすが松井」と思わせた。しかし、5戦目の3日(同4日)のオリオールズ戦で、3安打目の単打を打ったのを最後に、パッタリと止まってしまった。 5日(同6日)、ニューヨーク・ヤンキースタジアムでの古巣ヤンキース戦では、今季初めて4番に座ったが、4打数無安打。6日(同7日)のヤンキース戦でも、4打数無安打と音なし。これで、メジャー昇格後、7試合で24打数3安打4打点2本塁打。打率は.125と低迷。24打席で1個の四球も選んでいないのも気になるところ。このまま、調子が上がらないようなら、スタメン落ちは時間の問題。 さらに、松井には別のマイナス要因が加わった。左ヒザのケガで故障者リスト入りしていた左翼手のデズモンド・ジェニングズが5日の試合で復帰。同日の試合で松井は慣れない右翼を守ったが、これで左翼でのスタメン出場は厳しくなった。今後、松井の出場機会は指名打者か代打になりそうで、不振から脱することができなければ、スタメンから外されて、代打要員に成り下がることになる。 「松井はマイナーでも打率.170しか打っておらず、実績を残してメジャーに昇格したわけではありません。キャンプを行っていない松井が、本調子に戻すには、かなりの時間が必要ではないでしょうか。このまま不振が続くようなら、代打要員どころか、最悪マイナー降格の可能性だってあります」(某スポーツ紙記者)との厳しい声もある。 松井が本来の輝きを取り戻すまでには時間がかかりそう。結果が出なくても、ジョー・マドン監督が我慢して使ってくれるかどうかが、今季の松井を左右しそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月06日 15時30分
早くも自力でのロンドン五輪出場消滅! 他力本願の男子バレー
女子は3大会連続の五輪出場を決めたバレーボールだが、男子は厳しい状況が続いている。 「2012ロンドン五輪バレーボール世界最終予選兼アジア予選」男子大会は6月1日に開幕。2大会連続の五輪出場を目指す日本は、初戦(1日)でセルビアに3-0で完敗。第2戦(2日)はベネズエラに3-0で快勝。第3戦(5日)はライバル・韓国に3-2で辛勝し、2勝1敗で勝ち点を5に伸ばした。 ところが、5日、勝ったにもかかわらず、早くも自力での五輪出場が消滅してしまったのだ。五輪への出場権を得るには、同予選で1位になるか、2位以下でのアジア最上位になるしかない。5日現在の順位は1位=セルビア(勝ち点9)、2位=豪州(勝ち点9)、3位=イラン(勝ち点5)、4位=日本(勝ち点5)。予選にはアジアからは日本、韓国、中国、イラン、豪州の5カ国がエントリー。他の地域からはセルビア、ベネズエラ、プエルトリコの3カ国が出場し、全8カ国で五輪枠を争っている。 順位付けは勝ち点制で、3-0、3-1の勝利で勝ち点3、3-2の勝利で勝ち点2、負けても2-3なら勝ち点1が与えられる。勝ち点が並んだ場合は、(1)勝利数、(2)セット率(総得セット÷総失セット)、(3)得点率(総得点÷総失点)の優先順で、優劣がつけられる。 イランよりセット率に劣る日本は、残り4戦をすべて3-0で勝っても、勝ち点は17止まり。一方、現在2位の豪州は日本に0-3で完敗しても、残り3戦で勝てば現在1位のセルビアとともに勝ち点を最大18に伸ばせる。セルビアが1位、豪州が2位でアジア最上位となれば、日本の五輪行きは消滅する。今後の他国の試合結果次第で、自力での出場が復活する可能性はあり、他力本願だ。 ぜひとも、女子とのダブル出場を果たしてほしいところだが、残り4戦。他国の結果を見据えながら、厳しい闘いが続くことになる。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月06日 11時00分
エジプト出身力士の前途多難
外国人力士に席巻されている大相撲に、ついに現れた初のアフリカ大陸出身力士、大砂嵐(20・大嶽部屋)が夏場所で序の口デビューを果たし、見事優勝した。 「大砂嵐はエジプト出身の期待の星。16歳の頃、世界ジュニア相撲選手権で個人無差別級3位に輝いた。相撲を始めて1年足らずでの快挙でした。189センチ143キロという均整の取れた体格。今の相撲は技より体格ですし、外国人力士は皆プロレスのつもりでやっている。把瑠都のようにはいかないかもしれませんが、関取にはなれるんじゃないですか」(スポーツ紙記者) しかし問題は、自身がイスラム教徒であることだ。戒律で豚肉を食べることは許されないうえ、月に1度のラマダン(断食)もある。 「チャンコも豚肉を使ったものは食べられない。昔は手をつくことを連想させるため、豚肉はチャンコで使われなかったくらいだからいい。でも、ラマダンはそうはいかない。水も飲めないだけに、激しい朝稽古はとても耐えきれない。大量の汗をかいても水分補給をまったくできないのでは、虚血性の心筋梗塞を引き起こすことも考えられます」(相撲記者) かといって、ラマダンの日は稽古を休むというわけにはいかない。実際、過去には稽古中の心筋梗塞で命を落とした力士もいるため、部屋は相当の配慮が必要とされる。 「弟子入りを希望する若者を見境なく入門させる今の相撲部屋を象徴しています。相撲に向き不向きに関係なく、力士一人あたり年間約180万円の補助が出る。しかし、断食の日は水分補給と食事もできないのでは力士は務まらない。イスラム教を改宗させるくらいの厳しい態度で接しなければなりません」(相撲ジャーナリスト・中澤潔氏) どこまで続けられるか。
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スポーツ 2012年06月05日 15時30分
ボクシング元世界王者が妻へのDVで逮捕される!
宮城県警大河原署は6月3日、タイ国籍でボクシング元WBA世界ジュニアバンタム級王者のヨックタイ・クリンミー容疑者(リングネーム:ヨックタイ・シスオー=37=同県大河原町大谷)を傷害容疑で現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後10時半頃、自宅で日本人の妻(37)の顔を数回殴り、軽傷を負わせたとしている。妻の通報で駆け付けた署員が取り押さえた。 同署によると、逮捕時にヨックタイ容疑者は酒に酔っていたといい、「生活費の絡みで口論になり、殴ってしまった」と供述しているという。 2人は09年2月に結婚。同年9月に大河原町に移住し、ムエタイジムを開設した。しかし、東日本大震災の影響でジム生が減って、収入が減少。ヨックタイ容疑者はアルバイトをしていたが、酒を飲んで金銭面で妻と口論になることが多かったという。 ヨックタイ容疑者は96年8月に母国タイで同王座を奪取。97年4月には日本で飯田覚士と引き分けて、3度目の王座防衛に成功するなど、同王座を計4度防衛。同年12月に飯田との再戦で敗れ王座陥落。00年4月、WBA世界スーパーフライ級王者・戸高秀樹に挑戦するも敗北を喫し、これが最後の世界戦となった。元日本スーパーフライ級王者・名護明彦とも闘った経験があり、日本ではファンになじみの深いボクサーだった。 ボクシングをやめた後は、キックボクシング、総合格闘技にも挑戦。10年10月にはDEEPの大会で、DREAMライト級王者・青木真也とも対戦した。 日本人の妻は格闘家として活躍したが、現在はリングから遠ざかっている。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月04日 15時30分
やはりクリーンアップは無理だった! イチロー3番“クビ”で指定席に出戻り
今季、3番打者に起用されたマリナーズ、イチロー外野手(38)にクリーンアップは“クビ”の烙印が押された。 長年、1番打者に座ってきたイチロー。今季はチームの得点力不足を解消するため、エリック・ウェッジ監督が押し出したのが、3番イチローだった。というのも、イチローは昨季までの得点圏打率が.335と高く、チャンスに強かったからだ。1番より打席数が減る3番に座れば、200本安打到達に支障も出るが、昨季で連続200本安打はストップし、それも3番起用を後押ししたようだ。 しかし、出塁してチャンスをつくる立場から、走者を帰す立場に変わって、プレッシャーがかかったのか、イチローの調子はいまひとつ。3番での52試合で、打率は.271ながら、本塁打は1本、クリーンアップとして求められる打点はわずか17と期待に応えられなかった。3番を打っている間の得点圏打率は.157と惨たんたるもの。走者を帰せなければ、3番失格だ。 ウェッジ監督は配置転換を決断。イチローはチーム53試合目、今季初の休養日となったが、54試合目の6月1日(日本時間2日)から指定席の1番打者に出戻りとなった。 復帰1試合目のホワイトソックス戦(USセルラーフィールド)では5打数1安打だったが、盗塁1を決めた。そして、2試合目の2日(同3日)のホワイトソックス戦(同)では、第1、2打席で2打席連続本塁打を放った。1試合2本塁打は通算6度目。ヒットはこの2本だけだったが、チームの勝利に大きく貢献した。 指定席に戻ったイチローは、「ずっとやってましたから。ボクの場所だと思いました。(今後も)そうでありたいと思いますが、未来のことは分からない」と肩の荷が下りた様子。ウェッジ監督は「最も経験があり、最も快適な場所が1番であり、チームにとってもそれがいいと判断した」とコメントした。 1番に戻って、余計なプレッシャーから解放されたイチロー。現在の2割7分台の低い打率には、本人も満足していないだろう。これを契機に、本来の調子を取り戻してほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月03日 11時00分
横綱・大関陣総崩れで奮闘 史上最年長優勝した旭天鵬と日本人力士の“差”
5月20日、大相撲夏場所は横綱、大関陣が総崩れし、モンゴル出身のベテラン・旭天鵬が栃煌山との史上初の平幕決定戦を制して、37歳8カ月という史上最年長で初優勝した。 14日目を終えて、優勝争いのトップは稀勢の里、栃煌山、旭天鵬の3人が3敗で走り、これを白鵬、隠岐の海、碧山の3人が1差で追いかけていた。 まず、この盛り上がりに水を差したのが琴欧洲。千秋楽の朝、右足の根骨じん帯損傷で3週間の安静が必要という診断書を提出し、突如休場。対戦相手の栃煌山は不戦勝となり、逆転優勝に意欲を燃やしていた白鵬ら4敗組の優勝の目は消滅した。 「この琴欧洲休場の報を部屋で聞いた白鵬は、『力が抜けた。オレも人間だなと思った』と話していました」(大相撲担当記者) さらに、追い打ちをかけたのが稀勢の里の不甲斐なさ。本割に勝って優勝決定戦に進めば、相手は格下の平幕ばかり。初優勝は向こうから転がりこんでくるような状況だったが、本割で、しかも土俵際まで押し込みながら、把瑠都に逆転の上手投げを食った。 「もし稀勢の里が優勝すれば、来場所は綱取りになる。たとえ12勝の優勝でも、優勝は優勝。横審の内規にも、(横綱に推挙する力士は)2場所連続優勝か、それに準ずる成績の者、と書いてある。次の名古屋場所の話題にもなったのに」(相撲協会幹部) こんな周囲の計算違い、思惑外れを、すべて自分のエネルギーやパワーに変えたのが、初土俵から21年目の旭天鵬だった。 本割で若い豪栄道を翻弄して優勝決定戦に勝ち上がると、今度は不戦勝ではやる気持ちを抑えかねている栃煌山が気負い込んで飛び込んできたところをはたき込み、優勝決定戦を制した。 ピークはとっくに過ぎているロートルの旭天鵬が、なぜヒーローになったのか。両者の明暗を分けたのは、一言でいえば強かさの違い。 「旭天鵬は17歳でモンゴルから来日し、8年前に日本国籍を取ってモンゴルで排斥運動が起こったときも『何をされるか、わからないけど、自分の口で説明してくる』と言ってモンゴルに戻るなど根性も据わっています。それに比べて、日本人力士はチャンスになればなるほど委縮し、あまりにもひ弱。これでは何度、競り合っても勝ち目はありません」(大相撲関係者) 大相撲界に日本人力士の喜びの声が響き渡るのはいつのことか。
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