社会
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社会 2019年06月17日 22時00分
二階幹事長が再び「小池都知事支持」発言で自民党内猛反発
「小池さんが都知事選出馬なら自民党が応援するのは当たり前」と一段と小池百合子都知事再選支持のトーンを強めている二階俊博自民党幹事長。小池氏と対立してきた都議会自民党は猛反発、“反小池要望書”を自民党都連(鴨下一郎会長)に提出し、党内の亀裂が深まっている。 「要望書では小池都政の失政を批判し、来年の知事選で独自候補擁立を強く訴えています」(都政担当記者) 「再選を狙う小池氏は二階氏にすり寄るだけでなく、自民党に媚を売る行動も繰り出している。その一つは都知事特別秘書に元副知事の村山寛司氏を選任したこと。村山氏は石原慎太郎都知事の下で副知事をこなし、内田茂元都議や高島直樹都議ら都議会自民党大物らと太いパイプがある。つまり、村山起用は反発を続ける都議会自民党との手打ちを狙ったとの憶測が飛び交っている」(都議会事情通) そして、谷垣禎一元自民党総裁を「東京パラリンピック懇談会名誉顧問」に委嘱した。 「今年の自民党大会で自転車事故で政界引退した谷垣氏が車椅子で登壇、自民党鼓舞演説は関係者ばかりか多くの国民も涙した。そういう意味では谷垣氏を来年の都知事候補に推すべきとの声が四方八方から噴出しました。仮に都知事選出馬なら谷垣都知事は堅いと言われるほど。小池氏にも、その声は届いている。今回の名誉顧問依頼は、出馬封じとも囁かれています」 こうした一連の小池氏の動きに対し、都議会自民党は冒頭のように猛反発している。 「2017年の築地再開発方針『築地は守る。食のテーマパーク機能を有する新市場とする』とした小池発言は、いまや180度異なる。国際会議場、展示場計画…。会計も市場会計から一般会計に所管替え。血税投入の流れは看過できない」(都議会自民党関係者) さらに、2016年都知事選挙では自民党候補を破り、翌2017年の都議選は反自民党を打ち出し大躍進。57議席あった自民党を23議席まで激減させた恨みつらみも重なる。 「小池氏は2017年の国政にも手を出し大失速した。例の“排除する”ですよ。人気凋落のため、手のひら返しで自民党にすり寄る姿勢は欺瞞に満ち溢れ許せない」(自民党関係者) 反小池派には菅義偉官房長官の姿も見え隠れするが、一方でこんな声もある。 「小池氏の支持率は絶頂期に比べれば相当下がったが、それでも50%前後はまだキープしている。自民党では相当な候補者を選ばない限り勝てないという見方もあり、“二階氏はそこを読み切ったうえでの小池支持だ”という声もあるのです」(政治評論家) 二階幹事長は“小池支持”で大博打を打った。
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社会 2019年06月17日 19時30分
韓国の男子学生、告白して断られ“化粧品に体液”“コーヒーに媚薬”…異常行動で懲役4年の実刑判決
恋愛か独占欲か…。行き過ぎた好意は時として人を狂わせるようだ。告白を断られた結果、相手を追い詰め、苦痛を与えたとして実刑判決を受けた大学院生がいる。 自分の告白を断わった同窓生の女性に自分の唾や媚薬などをコーヒーに混ぜて飲ませるなどした大学院生に韓国の裁判所が懲役4年を宣告したと、韓国メディア「朝鮮日報」が6月14日に報じた。 裁判所によると、男子大学院生は、被害者に当たる同窓生に告白したが断られた。その後、被害者の下着や盗み撮りした写真などを用いて数十回にわたり自慰行為をしたという。また、唾液や痰(たん)、媚薬、下剤を被害者のコーヒーに混ぜて飲ませたり、自分の精液を被害者が使用している化粧品につけるなどしたそうだ。なお、発覚の経緯については記事に記述はない。 さらに、男子大学院生は被害者の会話を盗聴する目的でスマートフォン、タブレットPC、ノートPCなどを盗んだことも発覚。盗んだ通信機器を駆使して、被害者の言動を監視するなどしたようだ。被害者は犯行を知り、大きな衝撃を受けており、学業はもちろん、日常生活もままならない状況だという。 裁判所は「被告人の犯行は、自分の告白を断った被害者に苦痛を与え、苦しめ、誤った性的欲求から始まった」とし、「何も落ち度のない被害者に対し犯行を続けた罪は重い。相当する適当な刑罰を下さなければならない」とした。ただし、男子大学院生が初犯であり、容疑を全て認めていることから検察の求刑5年から4年に減刑したという。 このニュースが世界中に広がると「キモすぎる。ここまでやっといて情状酌量の余地はないだろ」「窃盗の経緯はわからない…謎は深まるな」「大学院の除籍、退学の処分とかはありそうだな」「被害者が可哀想すぎる」などの声が寄せられた。 ゆがんだ愛ゆえの行動は男性に限ったことではない。 米アリゾナ州出身の当時31歳の女、ジャクリーン・クレア・アデスは一度デートした男性から「今後会わない」と言われたことを逆恨みし、2018年に住居侵入罪などで逮捕された。それ以外にもジャクリーンが男性に対し異常な行動をとっていたことが明らかになったと、海外ニュースサイト「Global News」が2019年1月8日に報じている。 ジャクリーンはマッチングサイトの「Luxy」を介して、被害者の男性と知り合った。その後、2017年7月頃に1度だけデートした。しかし後日、男性は交際する気になれなかったため「今後は会うこともメールのやり取りもできない」とジャクリーンに伝えたという。するとジャクリーンはひょう変。男性の自宅付近でストーキングするようになった。 また、ジャクリーンが男性に常軌を逸したメールを送るようになったのも、この後からだった。同記事によると、「私はあなたの頭蓋骨や手や足、筋肉や臓器を包む結合組織性の膜を身にまとうことになるだろう」「あなたの腎臓で寿司を作り、あなたの骨で箸を作るわ」などといった内容のメールを約10カ月にわたって15万9000件も送ったそうだ。さらに、2018年4月に旅行に出かけていた男性は自宅の監視カメラの映像を旅先で確認したところ、ジャクリーンが勝手に侵入し入浴までしていたというのだ。男性はすぐに警察に通報し、ジャクリーンは逮捕された。この時、彼女の車からは大きな肉切り包丁が見つかったそうだ。 好意を抱いた相手が自分の思い通りにならないと異常な行動に出る人もいる。ともかく警察に相談するなど迅速な対応に出るしかないだろう。記事内の引用について고백 거절하자 속옷 훔치고 커피에 침·최음제 넣은 대학원생 실형http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/06/14/2019061401517.htmlWoman accused of stalking man, sending more than 159K text messages after single datehttps://globalnews.ca/news/4822598/woman-accused-stalking-man-text-messages-single-date/
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社会 2019年06月17日 18時00分
米第7艦隊が北朝鮮「鼻血作戦」シーズン2へ突入
5月上旬に、北朝鮮が短距離弾道ミサイルや多連装ロケットを試射した。その中でも韓国にとって大きな脅威となるのが、ロシア製の短距離弾道ミサイル「イスカンデル」だ。 「イスカンデルは、通常の弾道ミサイルより低い軌道を取り、標的への接近段階に入ると、迎撃に対して“おとり”を放射して回避行動を行える厄介な性能を持っています。韓国のミサイル防御網を無力化させる攻撃兵器で、今のところ韓国には防御する手段が見当たりません」(軍事ジャーナリスト) 北朝鮮はこのような技術をロシアから供与されたのか、それとも独自に開発したのかは現時点で不明だが、いずれにせよ北朝鮮のミサイル能力が向上したことは明らかだ。 前出の軍事ジャーナリストは「今後も北朝鮮のミサイル試射は続く」と予想する。 「まだ1度しか発射実験をしていない精密誘導型『スカッド』、発射実験で失敗が続いている中距離弾道ミサイル『ムスダン』、そして、現在開発中の新型潜水艦に搭載する新型SLBM(潜水艦発射式弾道ミサイル)『北極星Ⅲ』、対グアムに実戦配備されたと思われる液体燃料型の中・長距離弾道ミサイル『火星12』などの実戦運用のための即応訓練を重ねようとするでしょう」 北朝鮮がミサイル試射を続ける狙いはどこなのか。 「金正恩朝鮮労働党委員長は、自身の外交能力では米国に勝てないと考えています。ミサイル試射により再び軍事的緊張を高めて、対米交渉の主導権を握ろうと考えているのでしょう。また、国内で毀損した権威を回復し、求心力を高める狙いもあるようです」(北朝鮮ウオッチャー) 正恩氏がミサイル試射で主導権を握ろうとするのは、トランプ大統領には、北朝鮮との対話路線が挫折してしまうことは絶対に避けなければならない理由があるからだ。 「国内、政府部内の慎重論を押し切って自らの主導で北朝鮮との対話路線を進めてきただけに、それが潰えることは、『核・ミサイル実験の停止』という“成果”を失うことにもなり、来年の大統領再選に計り知れない悪影響を与えかねません」(同) また、中国とは貿易戦争がかつてないほど深刻さを増し、イラン情勢も「一触即発」であることを考えれば、東アジアであらたな緊張状態を抱え込むことは得策ではない。 「しかし、最悪の場合を常に想定し、そのための準備を怠りなくするのが米国という国です」(国際ジャーナリスト) 北朝鮮から“死神”と恐れられるボルトン米大統領補佐官(安全保障担当)は、3月11日の米メディアのインタビューで、「まばたき一つせず北朝鮮を監視している」と語っている。 「3月30日に沖縄の嘉手納米空軍基地に米空軍偵察機『RC―135S』が、インド洋のディエゴガルシア基地から飛来しました。同機に搭載されているコブラボールが作戦中に収集するデータは、国家安全保障問題担当大統領補佐官、国防長官、戦略軍司令官に直接伝達され、米国の安全保障における最高レベルの意思決定に直接反映される最重要情報の1つです。したがって米軍関係情報網が、北朝鮮で弾道ミサイル発射実験の兆候などを察知した場合、即応できる体制が出来上がっているのです」(軍事アナリスト) 今後、北朝鮮の弾道ミサイル実験の兆候を察知した場合、米国はどう動くのか。5月21日に掲載された共同通信社の記事によると、米政府は「次の試射は看過しない」と表明している。さらに国際ジャーナリストは、北朝鮮へ軍事攻撃を仕掛ける可能性もあり、「すでにその準備が進行している」と説明する。 「5月25日のトランプ氏の来日前日には、横須賀港に米海軍の強襲揚陸艦『ワスプ』が入港しました。さらにこの『ワスプ』より大型で小型空母並みの装備を持つ強襲揚陸艦『アメリカ』が佐世保に配備予定です。これをもって米第7艦隊による『鼻血作戦・シーズンⅡ』に入ると見られています」(前出・国際ジャーナリスト) 鼻血作戦とは、’18年2月の平昌冬季五輪後にトランプ政権が密かに検討したと噂される北朝鮮への“先制攻撃”のこと。全面戦争を避けるために、戦争にならない程度の限定攻撃でアメリカの軍事的優位を示し、北朝鮮に核開発を放棄させることを目的としている。 「横須賀港配備の原子力空母『ロナルド・レーガン』や岩国基地の海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機『F35B』などが、この作戦を準備中です」(前出・軍事ジャーナリスト) 東シナ海での瀬取り監視活動へ最近投入された米海軍のイージス駆逐艦「ミリアス」は、トマホーク巡航ミサイルをはじめ最新型の兵器システムを備えており、北朝鮮の弾道ミサイルを撃墜できる迎撃システムも装備している。米ウォールストリート・ジャーナル紙は、4月14日にミリアスの乗船ルポ記事を掲載したが、その中で「外交を通した解決法が失敗したら、ミリアスの役割が大きく変わることもあり得る」と、軍事行動への役割転換もあり得るとの見方を示した。 米朝首脳会談が2回も行われたのは、北朝鮮が核・ミサイルの実験や試射をしなかったからだ。それを破った今、北朝鮮がミサイル発射を繰り返していた’17年以上の緊張状態に陥ってしまったようだ。
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社会 2019年06月17日 12時30分
カゴメCMが物議 「カッコイイおとうさんのじょうけん」がきっかけで、“父親叩き”に発展?
16日に公開された「カゴメ野菜一日これ一本」のスペシャルCMがネット上で物議を醸している。 父の日である16日に公開されたCM「カッコイイおとうさんのじょうけん」。CMにはDAIGOが父親役で出演しており、「カッコイイおとうさんのじょうけん」として、「ちからもちなこと」「ゴメンなさいばっかりしないこと」「いつもシャキッとしてること」などが挙げられているが、DAIGO演じる父親はそれを守れず。しかし、「ぜんぶできなくても…みゆをずっとまもってくれること」というナレーションが入り、父娘が抱き合うという、親子仲を感じさせるCMとなっていた。 しかし、このCMについてネットからは、「おかあさんバージョンでさんざんこういうの炎上したのにまだこういうことやるのか…」「世界で一番働いてる日本の父親にまだお前の働きは足りないと言いたいわけ?」「痛いのがへっちゃらとかいつもシャキッとしてるのがかっこいい?意味が分からん」という声が殺到。物議を醸してしまった。「昨年2月には、NHK『おかあさんといっしょ』で“うたのおにいさん”を務めていた横山だいすけの歌う楽曲『あたしおかあさんだから』の歌詞が、ネットを中心に大炎上。『おかあさんだから……』と自己犠牲を強いるような言葉に多くの子を持つ女性などが反発し、横山や、歌詞を書いた絵本作家ののぶみ氏が謝罪する事態となりました。今回のCMについても、時代とともに各家庭のあり方が変わっていく中で、『条件』という言葉で父親像を括ったことに対し、違和感を覚えたネットユーザーが続出してしまったようです」(芸能ライター) 現在、カゴメの「カッコイイおとうさんのじょうけん」というハッシュタグには、妻から夫に対するクレームが多く書き込まれる事態になっており、これについてもネットから「早速男叩きに使われてる。こういう間違えた使い方されるって予想できなかったのかね?」「父の日に父親叩きするハッシュタグ作るカゴメひどすぎる」という指摘が寄せられていた。
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社会 2019年06月17日 12時10分
『サンモニ』大宅氏、年金問題「民主党政権も改革できなかった」 野党の責任にも言及し賛否
16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、コメンテーターの大宅映子氏が番組の報道姿勢を痛烈に批判するシーンがあり、スタジオが凍りつくシーンがあった。 番組では、金融庁が老後の資産について「2000万円必要になる」という報告書をまとめたことについて議論。例によって、出演者が報告書について政府の政策スタンスとは違うため「受け取らない」とした麻生太郎財務大臣を批判する。 これに反旗を翻したのが大宅氏。司会の関口宏から話を振られると、 「100年安心っていうのは、年金制度がそうしてることであって、一人一人が100歳まで楽に生きられるだけのお金をあげますよって言ってるもんじゃないんですよ。何故かそこがそうなってしまったので、国を挙げて詐欺だとかという話になってるんです」 と指摘する。さらに大宅氏は、 「野党もそういう言い方してるけれど、民主党の政権の時も改革しようと思ってできなかった。知らないわけないんですよね。なんか選挙に使おうとしてるのは、与党も野党も両方であってと思うわけ。 国民としては、それはすごく不幸で、年金みたいなものはそうやってその選挙みたいなもののね、争う道具にしちゃ絶対ダメなんですよ。与党も野党も歩み寄って考えてもらわなければ困る」 と、『サンデーモーニング』にしてはかなり珍しく、民主党政権の責任を口にする。続けて、麻生財務相をことさら批判する番組に対し、 「麻生さんイジメてもしょうがないし、自分で出したものを受け取らないと変なですけど、もう少し自分たちのものとして考えるってスタンスがどうしても必要だと思う」 と苦言を呈す。これを聞いていた関口は、「議論のきっかけにはなったのかなと思います」とまとめ、話題を次に移した。 大宅氏の年金問題は与党・野党が寄り添って考えるべきだという発言に視聴者の反応は賛否両論。普段番組に批判的な層からは、「民主党の責任に言及したことは評価できる」「ミスター年金と言って何もできない議員が居た。少なくともそのことについて知らんふりをする野党は信用できない」「この番組にしてはまともなことを言っていてびっくりした」「来週から番組に呼ばれなくなるのでは?」との声が。 一方、毎回番組を視聴していると思われる政府に批判的な層からは、「危ない論理。政争の具にするなと野党を批判しているけど、自分は高い年金をもらっている」「国民をイジメているのが麻生大臣。それを批判して何が悪いのか」「安倍政権の支持率を下げるために番組がある。そんな事言うな」など、批判の声が相次いだ。 様々な意見があるが、年金問題は与党・野党関係なく取り組まねばならないことは明白。また、民主党政権が年金の抜本的な改革ができなかったことも、事実だろう。「偏りがある」と批判される『サンデーモーニング』の中で、「民主党の責任」に言及した大宅氏の論理を評価した人も少なくなかった。
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社会 2019年06月17日 12時00分
名車『パジェロ』生産終了はメーカーの“日本市場離れ”の始まりだ
パジェロ人気を支えたのは『パリダカ』を始めとするモータースポーツでの活躍だった。世界一過酷なラリーといわれるダカールラリーに発売翌年の1983年から参戦、7大会連続を含む通算12回の総合優勝をおさめた。三菱自動車の看板車種「パジェロ」が今年4月に国内販売向けの生産を、今年の8月をもって終了することを発表した。 1982年に発売されたパジェロは90年代のRVブームを牽引し、「ダカール・ラリー」を制したことでも知られる。 名実ともに歴史に名を残す名車であるパジェロの歴史に、なぜ終止符が打たれたのか。 「三菱自動車はその理由を、歩行者保護対策が原因だと説明しています」(自動車ライター) 歩行者保護とは、自動車事故を起こした際に、歩行者がボンネットに頭部をぶつけて負傷するのを軽減する措置のことだ。 「パジェロの販売台数は2018年で年間787台のみ。歩行者保護対策が2018年以降強化されることになったものの、三菱自動車はこの販売台数からでは対策費用を捻出できないと判断したようです」(同) しかし、某自動車評論家によると「それは言い訳にすぎない」と苦笑する。 「4月にレクサス初のミニバン『レクサスLM300h』が公開されましたが、場所は上海モーターショーだった上に、日本市場には導入しないと発表されました。このことからも、三菱自動車を含む国内メーカーは、日本市場を見限り始めているのは明白です」 つまり、メーカーは“日本市場は儲からない”と認識しているのだ。日本市場が儲からない原因は、国土交通省をはじめとした日本政府と、自動車メーカーとの折り合いの悪さにある。 「日本政府は、東京オリンピックが開催された1964年頃に出来上がった自動車に関する法律や規格を変えようとしません。一方で、国際基準を中途半端に取り入れメーカーに負担をかけています。この副作用として日本市場のガラパゴス化が進み、自動車の新車販売の半数近くは儲けが少ない軽自動車となってしまったのです」(同) 名車・パジェロの販売終了は、ガラパゴス化したことによってメーカーの“日本市場離れ”が起きているシグナルだったようだ。 なお、海外向けのパジェロ、『パジェロスポーツ』は引き続き販売が継続される。
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社会 2019年06月17日 12時00分
吹田市の交番襲撃33歳は、テレビ局役員の息子? 各ワイドショーで報じられず疑問の声
17日朝に飛び込んできた、交番襲撃事件の容疑者が逮捕されたという一報。8時台の各局ワイドショーはトップニュースで伝えた。だが、その紹介の仕方にSNS上では「いつものように、マスコミは犯罪者の親へ突撃するんでしょうねえ?」「フジだけが元自衛官推しですね」「マスコミに都合の悪い事は隠すのね…」などと不信感が広がっている。 一体どういうことなのだろうか? 事件を振り返ろう。大阪府吹田市の府警吹田署千里山交番前の路上で16日朝、古瀬鈴之佑巡査が刺され、拳銃が奪われた。府警捜査本部は強盗殺人未遂容疑事件として捜査を開始。17日午前6時半ごろ、捜査員が東京都品川区在住の飯森裕次郎容疑者(33)を箕面市の山中で発見、逮捕したものだ。 だが、この同容疑者の素性について、『とくダネ!』(フジテレビ系)では「元自衛官」を強く打ち出し、昨年11月からはゴルフ練習場のアルバイトとして打席の掃除やごみ清掃をしていたとだけ解説。さらに、『スッキリ』(日本テレビ系)も「元自衛官」とあっさり触れただけだった。 もともと5発の銃弾が装てんされていた拳銃を所持し、逃走していた同容疑者。確保された当時、弾は4発しかなかったという。つまり1発、何かしらの目的で使われた可能性がある。そして、襲われた古瀬巡査は未だ意識不明の重体と言われている。こうした重大犯罪の犯人の場合、ワイドショーは根こそぎその過去を掘り下げるのに、今回はどうして経歴を扱わないのだろうか。 「今回は父親が『息子に似ている』と通報したことから、捜査が進展したそうですが、実はこの父親の肩書きは一部ネット限定記事で『在阪メディア役員』と紹介されています。さらに、ネットではこの父親が関西テレビ役員の飯森睦尚氏という情報が駆け巡っています。また、容疑者はこの父親のコネで、系列局である岩手めんこいテレビに就職するもなじめず東京に戻り、ゴルフ場で働いていたとまで追跡されています。これを隠蔽しているとすれば、身内をかばう『マスゴミ』と言われても仕方ないでしょう』(同) 今後、ワイドショーは忖度せず追及してくれるのであろうか。
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社会 2019年06月17日 08時00分
電車が遅れてもイライラしない、ヨーロッパ人に学ぶ“ストレスを生まない方法”
ヨーロッパに仕事で来ている駐在員や、結婚でヨーロッパに住むことになった日本人がよく言うのは「ヨーロッパの人々はあまりストレスをため込まない」ということだ。なぜ、彼らはストレスがたまらないのだろうか。 日本人がストレスを抱える大きな要因の一つとして、“他人にどのように見られているか気になること”が挙げられるだろう。しかし、ヨーロッパでは、他人にいい意味で興味がない人が多い。日本では女子同士が集まると、誰かの噂話になりがちだが、ヨーロッパではその場にいない人が話題の中心になることはあまりない。「人は人、自分は自分」という考えを持っている人がほとんどなので、その場にいない人の噂話には会話相手も興味を示さず、たいていの場合、盛り上がらない。そのため、他人の目を気にする必要がなく、ストレスを抱えることが少ないのだ。 また、ヨーロッパの人々は、仕事においてもストレスをためないようにするのが上手だ。ヨーロッパの多くの国では、「人生の多くの時間を占める仕事でストレスを感じたくない」と思っている人が多く、「自分が今の仕事に向いていない」「自分の能力に見合った給料を得ていない」と感じたら、すぐに仕事を辞めて転職活動をする。 アメリカの調査機関『National Longitudinal Survey of Youth』が2011年に報告した内容によると、ヨーロッパの主要国の転職の平均回数は、高等教育修了後の3年間で1.3回にのぼるという。3年でほぼ全員が転職している計算だ。仮に転職をせず、今の職場でしばらく様子を見るという選択をしたとしても、我慢はしない。改善して欲しい点や給与について上司に掛け合うことも日常茶飯事だ。 さらに、規律正しいイメージがあるドイツでよく見られる光景だが、交通機関の乱れにイライラしないという点も大きいだろう。ドイツは交通機関が正常でないことがほとんどだ。電車が時間通りに来ないことは日常茶飯事だし、ストライキによって電車やバス、飛行機が運休になることも珍しくない。しかし、そういった場面でイライラしている人はあまり見かけない。「またか」という感じで受け入れ、別の移動手段を探したり、諦める人も多い。ドイツ人曰く、「自分の力でどうしようもないことは、受け入れてしまったほうが楽」とのことだ。 ヨーロッパの人々はストレスを感じる前に、上手に対処することができるようだ。日本人も嫌なことを我慢してストレスをためるより、嫌なこと自体を思い切って避けるなど、許容範囲の中で判断をすることも重要なのかもしれない。
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社会 2019年06月17日 06時00分
「先延ばしグセ」は直せる! 第一線の研究者が導き出した先延ばし克服プラン
目の前のやるべき課題や作成するべき資料から目を背け、期限直前にクオリティの低い成果物を提出する羽目になる。このような苦い経験をしたことがある人は多いのではないだろうか。この「先延ばしグセ」はあらゆる国の老若男女に見られる傾向であり、キャリア形成をより困難なものにする要因となる。アメリカの研究では、「先延ばしグセ」のある人の実に63%が、キャリアにおける成功の程度が平均点以下であることが示されている。 最近では、この「先延ばしグセ」を克服するためのノウハウを紹介する書籍や、動画コンテンツなどが数多く生み出されており、この問題への関心の高さがうかがえる。先延ばしグセのある人は、適切な対処法を身に着ければ、QOLが飛躍的にアップするだろう。 テレビやYouTubeなど多くのメディアで活躍するメンタリストのDaiGoも、自身の動画や公式ブログで、人々が「先延ばし」をしてしまう原因について解説している。彼によると、「先延ばしグセ」をする人の多くは完璧主義を求めるあまり失敗を恐れ、目の前のやるべき課題から逃避してしまうことが原因だという。 では、この「先延ばしグセ」を克服するには、どのような行動をすれば良いのだろうか。先延ばしとモチベーション研究の第一人者である、カナダ・カルガリー大学ビジネススクールのピアーズ・スティール教授は、自著「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」という著書の中で、先延ばしを克服するためのいくつかの行動プランを提示している。 最も手軽に行える手法としては、「脳内コントラスティング法」がある。これは理想の自分を思い浮かべ、それを現在の自分の状況と対比させることで、モチベーションを向上させるものだ。重要な点は、理想と現在の自分とのギャップを自覚しても楽観的でいること。悲観的になってしまう場合は、理想のハードルを下げる必要がある。 また、目標の設定は「回避目標」と言われる「何かを避ける」ための目標ではなく、「接近目標」と呼ばれる「何かを達成する」ための目標を設けたほうが効果的だという。例えば、仕事の企画書を作成する際には、「企画書の提出日に遅れない」という回避目標ではなく、「企画書を〇月〇日までに提出する」といった接近目標を設定したほうが良い。 ピアーズ教授はそのほかにも、目標達成まで期間中にいくつかの「サブゴール」を設定し、目標を細分化することでモチベーションを維持する方法も提案している。目標を細分化する際には、それぞれのゴールの内容を明確にしておかなければならない。先ほどの企画書の作成を例に挙げると、「〇月〇日までに市場調査を行い、〇月〇日までに現状と課題を整理、〇月〇日に上司に企画書を提出する」など、具体的な期間と達成するべき目標を細かく定めておくことが重要だ。実際にこの手法を運用する際には、ガントチャートを用いてスケジュールを管理したり、市販の手帳を用いて日々の進捗を管理するなど、設定したゴールに対する現在の状況を「可視化」する手法が有効だ。 それぞれのゴールを達成した際には、自分に報酬を与える「ご褒美効果」を用いると、次のゴールまでのモチベーションを維持することが期待できる。 効率が求められる現代社会、先延ばしグセのある人は、このような自己管理と向き合うための戦略がますます重要になってくることだろう。記事内の引用についてClarry H. Lay, Rosemarie Brokenshire.Conscientiousness, procrastination, and person-task characteristics in job searching by unemployed adults.ピアーズ・スティール著「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」文:虚数パン
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社会 2019年06月17日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(3)小佐野賢治(下)
田中角栄は昭和47(1972)年7月、ライバル福田赳夫との「角福総裁選」を制して、ついに首相の座に就いた。この総裁選のさなか、すでにメディアの社会部系記者の間では、田中の怪しげなカネにまつわる話が半ば公然と流布され、たとえ総裁選で勝ち上がっても「三日天下に終わるのではないか」という見方も出ていたのだった。 そうした状況の中、側近秘書二人が田中に次のような進言をした。一人は共同通信社の政治部出身で政策通として知られていた麓邦明、もう一人が「東京タイムズ」政治部出身の早坂茂三であった。いずれも将来を期した田中が、秘書として雇ったものである。田中の個人事務所で、麓は政策、早坂は広報を担当した。 二人は口をそろえるように言ったのだった。 「オヤジ(田中のこと)さん、あなたが天下を取っても、命取りになるのではと心配していることがあります。佐藤昭子さん、小佐野賢治氏と、手を切っていただけないでしょうか」 佐藤昭子は田中と同じ新潟県の出身で、昭和21年4月、田中が衆院選に初出馬(このときは落選)した時期に知り合い、やがて愛人関係となって、麓や早坂ともども田中の個人事務所で秘書として働いていた。頭も切れることから、ついには「田中の金庫番」「越山会(田中の後援会名)の女王」として、永田町では知らぬ者なし、とくに田中派議員からは一目置かれる存在になっていた。 麓と早坂が別れ話を切り出したそのときは、すでに20年以上の愛人関係が続き、田中と「二人三脚」で政治活動にたずさわっていた。天下を取れば、半ば公然としての愛人、そして田中の集めるカネの流れも熟知していることから、必ず佐藤はこの2点で“標的”にされる。だから、手を切るべきというのが、麓と早坂の気持ちだった。 また、佐藤とともに「手を切るべき」とされた小佐野については、田中とのカネをめぐる関わりの中で新たな問題が噴出しかねず、ヘタをすればこれが命取りになるとの危惧があった。この進言の返事に窮した田中は、数日してから二人にこう答えた。 「佐藤は切れない。君たちには分からない事情もある。小佐野は“シャイロック”だ。あれはケチで、君らが心配するほどゼニなんか寄越しちゃいない。心配に及ばずだ」 結局、受け入れてもらえないのならと麓は田中から去り、一方の早坂は秘書としてとどまることになった。 ちなみに、田中は「小佐野はケチだ」と口にしたが、実のところ小佐野の“カネばなれ”については、こんなエピソードがある。 料亭での座敷で、小佐野はチップの意味合いを含めて、芸者にキッチリ100万円の入った財布を渡すのが常だった。好きなだけ取れということである。芸者は「お言葉に甘えて」と何枚かの1万円札を抜き、財布を小佐野に返す。小佐野はあとで、何枚の札が残っているかを確認し、サービスに見合わぬ札を取った芸者は、二度と座敷に呼ばなかった。 つまり、“採算”に見合わぬ商売はしないという小佐野の「哲学」が、遊び一つにも表われていたということである。★「刎頸の友」にあらず さて、田中がいよいよ首相の座に就いたあと、先の麓と早坂、二人の秘書の心配は図星となった。 政権2年目、雑誌『文藝春秋』に「田中角栄研究」が掲載され、田中は金脈問題とともに佐藤昭子との関係を天下にさらされることになる。これがもとで田中は、内閣総辞職に追い込まれるのだった。 そして、この内閣総辞職から2年足らずで、今度はロッキード事件が表面化、この捜査の中で今度は小佐野の名前が出たのであった。 ロッキード事件は、米国ロッキード社からのトライスター機の導入をめぐり、田中にロ社から5億円のワイロが流れたという疑惑で、結局、田中は逮捕されている。この事件のカネの流れは、全日空ルート、丸紅ルート、児玉(誉士夫)ルートがあったとされ、小佐野は交流のあった児玉の依頼を受け、田中への道をつけるため一枚噛んだのではないかと追及された。小佐野は国会での証人喚問を受けたが、核心に触れるような質問には「記憶にございません」を連発した。 この事件の裁判は、田中が一審、二審とも有罪判決を受けたが、田中自身はなお「潔白」を主張、最高裁への上告のさなかの平成5年12月16日、自らの逝去をもって公訴棄却となっていた。また、一方の小佐野はすでに、昭和61年10月27日、田中より8年前に逝去していた。佐藤昭子も、今日、すでに鬼籍に入っている。 田中にとって、小佐野という存在は何だったのか。田中をよく知る元田中派担当記者の、こんな述懐が残っている。「かつて、佐藤から田中と小佐野の関係について、こう聞かされたことがある。二人は似た境遇の中で、泥水をすくいながら這い上がってきた。だから、互いにシンパシーは感じていたと思う。しかし、田中は言っていた。『ワシと小佐野の間は、世間が言うような刎頸の友ではない』と。命を懸けた友ではないということです。 また、集めたカネについては、『田中は右から左、政治のために使っていた。蓄財という意識は極めて薄かった。対して小佐野は、やはり事業家として、カネは貯めるものとの意識が強かったと思う。二人は、生きる視点が違っていた。田中にとっての小佐野は、同世代を生きた同志、戦友的なものにとどまるのではなかったかとみています』と」(本文中敬称略)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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