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日本でもカリスマ視されている政治家

 たくさんいるだろうが、やはりチェ・ゲバラが筆頭だろうか。
 
 アルゼンチン生まれ。医学生時代にバイクで放浪し、帝国主義傘下のグアテマラにおける、民主政権誕生およびアメリカの息のかかった大企業の解体に怒ったアメリカが、政権を転覆させて大量虐殺を敢行すると、アメリカ帝国主義を打破せん! と彼はゲリラとなる。
 弁護士のカストロと手を組んで(ゲバラも放浪中に医師免許取得)、若き革命家2人は、キューバ革命を成し遂げるのだ。 

 権力の座に腰を据えアメリカを挑発するのが仕事となったカストロを置き、ラテンアメリカ全体の開放のために、なんとまたゲリラとして山岳放浪を始めたゲバラ…。
 その成果は目覚ましく、キューバ革命では帝国アメリカを叩きのめすために粛清も辞さなかった彼だったが、それ以外で捕虜を殺す事はなかったとも伝えられる。

 なお来日時にも、らしいエピソードがたくさんある。またの機会に譲ろう。

 日本でもカリスマといえば、最近では、マレーシアの前首相マハディールか。(彼も医者である。)
 香港での“日本なかりせば”演説(日本がいなかったら、欧米は現在も科学技術と製品の販路を独占、家電製品などの値段は現在までに3倍にはなっており、南アジアは貧困のままだろう。日本と競争するために、仕方なく彼ら欧米人は生産拠点をアジアに移さざるを得なくなった。世界を変えたのは、アジアの盟主たる日本である。欧米も日本を見習え! という演説)は日本人の心をがっちりと掴み、しばしば来日もしていたが、近年心臓の大手術としてからは自国で静養しながらの活動が多くなったようだ。
イラク戦争も当然大批判。米国にとってはまさに目の上のたんこぶのような名宰相だった、といえようか。

 2020年までにクアラルンプールを世界の一流都市に並ばせる、というのが彼の目標であり、この道のりは、マハディール自身の人気からか、よく日本の国際ニュースでも取り上げられるところであるようだ。

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