府警関係者によると、偽警察官に『このままでは損をしますよ』となどと語られると、口座を乗っ取られて金が引き落とされたという架空の被害を信じてしまい、訪問してきた銀行員風の男にキャッシュカードを渡してしまう…のだそうだ。
東京では同様の手口による被害は24%にとどまるので、大阪人の意外な弱点が明かされたかっこうだ。
「被害者には、高齢者が多いという把握をしています。“大阪のおばちゃん”が多いかはわかりませんが…」(府警関係者)
ということだが、いずれにせよ気をつけてほしいもの。
「かつてワンクリック詐欺は、IT関係の詐欺集団が暴力団とつながったことで、被害者の名簿が闇に流れたのみならず、その金が密売組織の資金源となってしまった。振り込め詐欺は、闇組織とのつながりのセンがより濃厚ですから、被害者ご自身の被害だけではなく、余計にシャブ屋を肥えさせていくことにも繋がりかねない」(事情通のジャーナリスト)
被害者個人が損をする、という問題だけではない可能性があるのだ。
大阪の方には、これまで同様、振り込め電話を毅然と断って全国に範を見せてほしいものである!