自分の告白を断わった同窓生の女性に自分の唾や媚薬などをコーヒーに混ぜて飲ませるなどした大学院生に韓国の裁判所が懲役4年を宣告したと、韓国メディア「朝鮮日報」が6月14日に報じた。
裁判所によると、男子大学院生は、被害者に当たる同窓生に告白したが断られた。その後、被害者の下着や盗み撮りした写真などを用いて数十回にわたり自慰行為をしたという。また、唾液や痰(たん)、媚薬、下剤を被害者のコーヒーに混ぜて飲ませたり、自分の精液を被害者が使用している化粧品につけるなどしたそうだ。なお、発覚の経緯については記事に記述はない。
さらに、男子大学院生は被害者の会話を盗聴する目的でスマートフォン、タブレットPC、ノートPCなどを盗んだことも発覚。盗んだ通信機器を駆使して、被害者の言動を監視するなどしたようだ。被害者は犯行を知り、大きな衝撃を受けており、学業はもちろん、日常生活もままならない状況だという。
裁判所は「被告人の犯行は、自分の告白を断った被害者に苦痛を与え、苦しめ、誤った性的欲求から始まった」とし、「何も落ち度のない被害者に対し犯行を続けた罪は重い。相当する適当な刑罰を下さなければならない」とした。ただし、男子大学院生が初犯であり、容疑を全て認めていることから検察の求刑5年から4年に減刑したという。
このニュースが世界中に広がると「キモすぎる。ここまでやっといて情状酌量の余地はないだろ」「窃盗の経緯はわからない…謎は深まるな」「大学院の除籍、退学の処分とかはありそうだな」「被害者が可哀想すぎる」などの声が寄せられた。
ゆがんだ愛ゆえの行動は男性に限ったことではない。
米アリゾナ州出身の当時31歳の女、ジャクリーン・クレア・アデスは一度デートした男性から「今後会わない」と言われたことを逆恨みし、2018年に住居侵入罪などで逮捕された。それ以外にもジャクリーンが男性に対し異常な行動をとっていたことが明らかになったと、海外ニュースサイト「Global News」が2019年1月8日に報じている。
ジャクリーンはマッチングサイトの「Luxy」を介して、被害者の男性と知り合った。その後、2017年7月頃に1度だけデートした。しかし後日、男性は交際する気になれなかったため「今後は会うこともメールのやり取りもできない」とジャクリーンに伝えたという。するとジャクリーンはひょう変。男性の自宅付近でストーキングするようになった。
また、ジャクリーンが男性に常軌を逸したメールを送るようになったのも、この後からだった。同記事によると、「私はあなたの頭蓋骨や手や足、筋肉や臓器を包む結合組織性の膜を身にまとうことになるだろう」「あなたの腎臓で寿司を作り、あなたの骨で箸を作るわ」などといった内容のメールを約10カ月にわたって15万9000件も送ったそうだ。さらに、2018年4月に旅行に出かけていた男性は自宅の監視カメラの映像を旅先で確認したところ、ジャクリーンが勝手に侵入し入浴までしていたというのだ。男性はすぐに警察に通報し、ジャクリーンは逮捕された。この時、彼女の車からは大きな肉切り包丁が見つかったそうだ。
好意を抱いた相手が自分の思い通りにならないと異常な行動に出る人もいる。ともかく警察に相談するなど迅速な対応に出るしかないだろう。
記事内の引用について
고백 거절하자 속옷 훔치고 커피에 침·최음제 넣은 대학원생 실형
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/06/14/2019061401517.html
Woman accused of stalking man, sending more than 159K text messages after single date
https://globalnews.ca/news/4822598/woman-accused-stalking-man-text-messages-single-date/