父の日である16日に公開されたCM「カッコイイおとうさんのじょうけん」。CMにはDAIGOが父親役で出演しており、「カッコイイおとうさんのじょうけん」として、「ちからもちなこと」「ゴメンなさいばっかりしないこと」「いつもシャキッとしてること」などが挙げられているが、DAIGO演じる父親はそれを守れず。しかし、「ぜんぶできなくても…みゆをずっとまもってくれること」というナレーションが入り、父娘が抱き合うという、親子仲を感じさせるCMとなっていた。
しかし、このCMについてネットからは、「おかあさんバージョンでさんざんこういうの炎上したのにまだこういうことやるのか…」「世界で一番働いてる日本の父親にまだお前の働きは足りないと言いたいわけ?」「痛いのがへっちゃらとかいつもシャキッとしてるのがかっこいい?意味が分からん」という声が殺到。物議を醸してしまった。
「昨年2月には、NHK『おかあさんといっしょ』で“うたのおにいさん”を務めていた横山だいすけの歌う楽曲『あたしおかあさんだから』の歌詞が、ネットを中心に大炎上。『おかあさんだから……』と自己犠牲を強いるような言葉に多くの子を持つ女性などが反発し、横山や、歌詞を書いた絵本作家ののぶみ氏が謝罪する事態となりました。今回のCMについても、時代とともに各家庭のあり方が変わっていく中で、『条件』という言葉で父親像を括ったことに対し、違和感を覚えたネットユーザーが続出してしまったようです」(芸能ライター)
現在、カゴメの「カッコイイおとうさんのじょうけん」というハッシュタグには、妻から夫に対するクレームが多く書き込まれる事態になっており、これについてもネットから「早速男叩きに使われてる。こういう間違えた使い方されるって予想できなかったのかね?」「父の日に父親叩きするハッシュタグ作るカゴメひどすぎる」という指摘が寄せられていた。