社会
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社会 2012年05月25日 11時00分
ナベツネ激怒「ガチャ問題」で見切りをつけた横浜DeNA売却先にビックカメラ(1)
「無料で使える」ことを謳ったテレビCMでグリーの『探検ドリランド』やDeNAの『怪盗ロワイヤル』が大ヒット。国内のソーシャルゲーム市場は3〜4000億円に急成長しているが、ゴールデンウイーク中の5月5日に激震が走った。 読売新聞が1面トップで「消費者庁が“コンプリートガチャ(以下コンプガチャ)”が景品表示法に違反しているとして、近く中止を要請する」と報じたからである。 「5月5日に報じたのは子供の日に合わせたのでしょうが、証券市場が閉まっていたことも見逃せない。実際、連休明けとなる5月7日の市場ではソーシャルゲーム業界は売り一色となり、GWまで2500円あったDeNAの株価はストップ安の1900円台まで急降下した。たった1日で時価総額1000億円弱を損失した計算です。DeNAがTBSからベイスターズを購入した額は、新規参入料(30億円)を含めて95億円。それと比較してもいかに大打撃だったかがわかる」(兜町関係者) “コンプガチャ”の仕組みについては、本誌52Pの『マジゲー経営者の黒い過去』特集で詳しく説明しているが、消費者庁に高額請求の苦情が殺到したことが、今回の規制の直接的な原因となったことは間違いない。 DeNAの守安功社長は5月9日に行われた'12年3月期決算発表会見で「現行法に違反するという考えは持っていないが、社会的な問題提起がなされているので、それを受けて止める」と話し、コンプガチャを廃止する考えを明らかにしたが、先行きは依然不透明のままだ。 「決算発表によれば、DeNAの連結売上高は29%増の1457億円、純利益は同9%増の344億円。本業の儲けを示す営業利益は634億円といずれも過去最高を記録していますが、法律違反となれば、ユーザーからの料金返還訴訟や株価の下落で株主訴訟も予想され、その額は100億円超となる可能性がある。しかもコンプガチャは総売り上げの約3割、すべての課金システムを含めれば、総売り上げの“9割以上”を占めており、これらを取りやめれば、商売として成り立たない。年間30億円近い赤字のベイスターズの所有が重荷になってくるのは確か。高田繁GMはメジャーで活躍の場を失いつつある西岡剛(ツインズ)、福留孝介(ホワイトソックス)の電撃獲得を狙っていましたが、これも消滅でしょう」(全国紙運動部記者) しかし、解せないのが、今回の騒動の火付け役が読売新聞ということだ。昨秋のDeNA球界参入の際、楽天をはじめ数球団が反発する中、DeNAを擁護し、賛同したのが読売グループトップの渡辺恒雄会長だったからである。 「DeNAは年間200億円もの宣伝広告費を計上しており、読売新聞ばかりでなく、日本テレビ、スポーツ報知など、グループ内のメディアが恩恵を受けている。会長からすればいろんな噂が飛び交うなかでDeNAの参画を後押しした責任感もあり、今回は真っ先に糾弾したのでしょう。何より許せなかったのは、巨人軍の功労者である中畑清を監督に迎え、違法商売の宣伝部長的な役回りをさせたこと。その意味では中畑監督には同情しきりだそうです」(読売グループ関係者)
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社会 2012年05月24日 20時00分
日本テレビで2年連続の大型人事 注目される読売新聞との“関係”
昨年6月、大久保好男社長体制になった日本テレビが、昨年に続き今年もまた6月に大規模な人事を発令する。 前回は社員1153名のうち、職制変更で肩書が代わる社員を含め2人に1人という開局以来の規模だった。今回もそれと同規模と囁かれている。 「昨夏の人事は、局内を牛耳っていた氏家齊一郎会長が急逝し、大久保社長がヒラ取締役からいきなり社長に昇格したための措置。言い方を変えると、社長が選んだブレーンの力を試す人事だった。1年経過し、側近の実力や局内事情がわかり始めた。そこで今回は、大久保体制を盤石なものにする“仕上げ”的な人事。会長、専務・常務ら役員たちが飛ばされたのもその証拠です」(日テレ関係者) なかでも大きく動くとされていたのが、執行役員を兼務する局長陣。 編成・総務・制作部門の局長は、大久保社長自らが選出。視聴率三冠王を「年」と「年度」でフジから奪還したため常務に昇格。 ただし、いまだ氏家カラーの強い局長も残っている。そうした幹部は、系列局や傘下の会社へ出されるはずだ。 「対象は氏家さんの寵愛を受けてきて、いまも権力の椅子に座っている連中。彼らの異動は避けられないでしょう」(前出・日テレ関係者) また、日テレは10月に、持ち株会社へ移行する。名称は『日本テレビホールディングス』で、日本テレビ、BS日本、シーエス日本3社のほか、レコード会社『バップ』や『日テレイベンツ』など6社を直接子会社として傘下に置く。 そんな折、気になるのは日本テレビと読売新聞との関係だ。 持ち株会社に移行すれば、15%弱の株をもつ読売新聞の影響力はかなり低下するとみられている。 「持ち株会社化を、読売の渡辺恒雄会長がよく許したと思いますね。読売新聞は本体が14.8%、読売テレビが6.2%、読売新聞東京本社が5.3%で合計26.3%の株式を保有し日テレを抑えてきた。ホールディングスへ移行すれば、持ち株比率の低下は避けられない。しかし、移行しないと時勢に遅れる。このへんに双方でズレが生じています。大久保社長と渡辺会長との関係は微妙になっていますね」(新聞業界関係者) 読売グループ内に、日テレ大久保社長という新たな実力者誕生との声が聞かれる。
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社会 2012年05月24日 18時50分
「最初のターゲットは民主党」車で社民党本部に突入した男の優柔不断な言い分
1月22日、社民党本部に車で突っ込んでシャッターを損壊したとして、警視庁麹町署は同日、自称右翼団体構成員のA(41)を器物損壊の容疑で現行犯逮捕した。 Aの呼気からはアルコールが検出されていた。この日の早朝、社民党本部1階の正面玄関に、運転してきた車で数回体当たりしているが、当時、社民党本部に職員はおらずケガ人はゼロ。動機については「あとで話す」と語らなかった。 4月27日、このA被告の初公判が東京地裁で行われ、ついにその動機が明かされたのだが、その理由は、とんでもなく行き当たりばったりなものだった。 「A被告は前科6犯。覚せい剤取締法違反での服役を終え、数カ月後に右翼団体の構成員から紹介された鳶の仕事に就きました。しかし無断欠勤を重ねたうえ、給料をもらったあとは出勤しなくなってしまったのです」(社会部記者) そして犯行前夜。友人の家で酒を酌み交わしているうち、紹介者に迷惑をかけた、という気持ちと『生活が苦しいのはすべて民主党がしっかりしてくれないからだ。民主党に車で突入すれば認めてくれるのではないか』などという気持ちが湧いてきたのだという。A被告の調書にはこうある。 「母親の車で出かけたが、民主党本部前は、機動隊の警備が厳しく突入困難。しかし、何もせずに帰るのは恥だと思い、民主党も社民党も同じ左の思想、同じだと考え、社民党本部へ…」 なんと、最初は民主党本部をターゲットにしていたのだという。警備が厳しいから、じゃあ、社民党へ…という、呆れるほど適当な理由である。 弁護人「その右翼団体の人はどう言ってるんですか?」 A被告「本部にもガサ入ってるんでねぇ…。総裁や会長が心配してきてくれて…。酒飲んでこういった行為はおかしいんじゃないかと…」 トバッチリは社民党だけでなく、仕事を紹介してくれた右翼団体も受けたようだ。しかし、反省までには至らないようで…。 裁判官「今はどう思ってるんですか?」 A被告「気持ちは変わらない。ここで反省してるって言ったら、やった意味がなくなっちゃう。そうなったらもう、やった意味がない」 カッコつけてはいるが、言ってる事はメチャクチャ。求刑は懲役1年7月。6月には判決が言い渡される。
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社会 2012年05月24日 11時45分
厚労省職員が電車内で警視庁男性の股間触る!
痴漢被害は女性だけではありません。 警視庁四谷署が5月21日、厚生労働省雇用均等・児童家庭局の主査の男(40)を、電車内で警察庁の40代の男性技官にわいせつな行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕していたことが分かった。男は容疑を認めており、既に釈放されている。 逮捕容疑は17日午前8時40分頃から午前9時5分頃までの間、JR中央線の車内で男性技官の股間を触るなどした疑い。 同署によると、男性技官が男を取り押さえ、四谷駅で同署員に引き渡した。2人に面識はないという。2人はともに通勤途中で、男性技官は「繰り返し、何度も触られていやになった」などと話しているという。 厚労省雇用均等・児童家庭局総務課は「現在、事実確認を進めている。確認できれば厳正に対処したい」としている。 それにしても、気持ち悪い話である。よもや、男性が電車内で痴漢被害に遭うとは思ってもいなかったであろう。男は約30分もの間、男性技官の股間を触り続けたというから、被害者もたまらなかったに違いない。 しかも、加害者は厚労省職員という立場ある身。そんなことをしていいかどうかの判断はつくだろう。それとも、相手が男性なら大丈夫とでも思ったのだろうか。同性愛は個人の趣向で、それをどうこうはいえないが、痴漢はいけません。国家公務員たる者、ふだんの生活でも国民の範となる行動をしてほしいものだ。(蔵元英二)
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社会 2012年05月23日 16時00分
風俗嬢低年齢化に加担する“偽造屋”
先月、神戸・福原のソープランドで13歳の女子中学生を働かせたとして、経営者の男(44)が逮捕された。この少女は知人の20代女性の身分証を借り面接をパスしていたが、最近はより巧妙な手を使い、高校生や中学生が風俗店の面接を突破するという。偽造事情に詳しい風俗ジャーナリスト・青山照彦氏は言う。 「ここ数年、偽造屋に依頼して身分証を作り、デリヘルで働く少女が増えています。偽造屋は少女たち向けに『未成年でも大丈夫! 風俗への就職をお手伝いします』などとネット掲示板で宣伝をしている。彼らは偽造と同時に面接の心得なども教えていて、『干支を聞かれる場合もあるから、なりすます年齢の干支は必ず覚えておけ』と、詳細なアドバイスまでしています」 いったい偽造屋は、どんなニセの身分証を作るのだろうか。 「顔写真がいらない、健康保険証の偽造が最も簡単です。本物をそのままスキャンすると、コピーの文字が現れる保険証が多いのですが、その部分を特殊な方法で修正する方法が確立している。値段の相場は健康保険証が10万円。学生証を提示すれば分割払いが可能です。偽造免許証を作っている業者もわずかに存在しますが、技術的に手間がかかるので、こちらは20万円。どちらも風俗で働けば、すぐに返せる金額でしょう」(青山氏) ある元風俗嬢は、17歳から1年間、偽造保険証を使って入店し、月収35万円を稼いでいたという。店側も対処する気はあるのか? と思ってしまうが…。 「こっちも捕まるのは怖いからナーバスになっていますよ。偽造保険証に対抗するため、卒業アルバムを持って来させて確認していたけど、今はアルバムを精巧に偽造する業者まで出てきたから、もうお手上げです」(新宿のデリヘル経営者) 風俗嬢の低年齢化は進みそうだ。
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社会 2012年05月23日 11時45分
春日部署の50代警部補が勤務先の女子トイレで盗撮
なんともハレンチな警察官がいたものである。 埼玉県警生活環境1課と春日部署(春日部市大沼)などは5月21日、警察署内の女子トイレで盗撮したとして、建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反の疑いで、同署留置管理課の警部補・町田誠治容疑者(54=鴻巣市本町)を逮捕した。町田容疑者は容疑を認めているという。 逮捕容疑は4月9日午前、春日部署内の2階女子トイレに侵入した上、個室内に小型カメラを設置し、盗撮した疑いが持たれている。 生活環境1課によると、9日午後、女子トイレを利用した女性職員がカメラを発見。町田容疑者が女子トイレ付近をうろつく姿が目撃されていたことなどから、事情を聴いていた。 町田容疑者は犯行当時勤務中。トイレは主に職員が使っており、押収されたカメラには数人の女性の映像が保存されていた。取り調べに対し、町田容疑者は「健康のことでむしゃくしゃしていた」と供述しており、生活環境1課では今後、動機について詳しく調べる。 町田容疑者は77年(昭和52年)4月に巡査を拝命。03年9月に警部補に昇任。07年9月に春日部署に配属され、09年3月から留置管理係長を務めている。 春日部署の古賀康弘署長は、「警察官としてあるまじき行為で署員を逮捕することになり、大変遺憾に思います。今後、捜査・調査結果を踏まえ、再発防止対策を徹底し、信頼回復に努めたい」とコメントした。 それにしても、「むしゃくしゃしていた」から盗撮したというのは、到底理解できないことである。警察署のトイレにカメラを設置しても、すぐばれると思うのだが、なんともあさはかな行動である。(蔵元英二)
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社会 2012年05月23日 11時00分
ヤクルト、オリンパス、スズキ、日本板硝子の誤算
ヤクルトに敵対的TOB(株式公開買い付け)発動か−−。連休突入前、兜町の証券街に、何ともキナ臭いこんな話が漂った。 ヤクルト株の20%を保有するフランス大手食品メーカー『ダノン』が28%までの買い増しと常勤役員の派遣を求め、執拗に揺さぶりを掛けている。UBS証券など欧州系の証券会社は、「交渉が決裂した場合でもその可能性は低い」としているが、大手証券マンは「これぞ欧州連合軍による煙幕作戦」と切って捨てる。 「もし彼らが早い段階で敵対的TOBを言いはやせば株価が急騰し、当初から狙っていた重要議案に拒否権が行使できる35%程度への買い増しコストが膨らむ。それよりは株価を極力抑えた方が得策です。同じ欧州勢ですからその辺の意思疎通に抜かりはありません」 実際、前述したUBS証券はヤクルトの投資判断を3段階の2番目から最下位に引き下げながらも、目標株価は大きく引き上げるなど奇妙な動きを示している。 「そもそもダノンは、高度な乳酸菌技術を誇るヤクルトを丸のみしたい野心があった。だからこそヤクルトがデリバティブ取引で大穴を開けた2000年4月、株安に乗じて5%の株を取得して一気に外堀を埋め、その後も買い増して戦略的提携にこぎ着けた。今回は'07年に結んだ『5年間は出資比率を維持する』との契約が5月15日で切れることから35%の取得を迫り、ヤクルトが難色を示すと28%に譲歩、誠意の見返りを求めるシタタカサを見せつけている。その延長には腕力での株買いあさりが透けてきます」(市場関係者) ダノンは世界120カ国でヨーグルトやミネラルウオーター事業を展開し、売上高は約2兆1000億円。一方、ヤクルトのそれは3059億円(昨年3月期)。体力格差は誰が見ても歴然としているが…。 一方、欧州自動車最大手のフォルクスワーゲン(VW)との提携解消を巡って対立するスズキも“蛇に睨まれた蛙”である。もはや提携メリットを感じないスズキはVWとの関係をさっさと断ち切りたいが、同社株の19.9%を保有するVWの首脳は4月19日の株主総会で「'09年1月の出資時に比べスズキの資産価値が上がっており、売却する考えはない」と従来の方針を繰り返した。 ところが、こんな膠着状態に風穴を開ける究極のアングラ情報がささやかれている。マツダがスズキの“ホワイトナイト”役となってVWが保有するスズキ株を買い取るのではないか、との見立てである。 その根拠とされるのは、マツダが3月に行った総額2142億円に及ぶ空前の大型増資だ。当初、同社は1000億円の調達を目指していた。ところが環境技術開発や新興国進出など資金の使途を明示したことから投資家の応募が海外を中心に5000億円規模に達した。目標を大幅に上回る人気があったこと自体、今年の3月期で4期連続の最終赤字を垂れ流す同社にとっては嬉しい誤算に違いない。しかし、関係者はその裏を深読みする。 「実をいうとマツダは銀行のコミットメントラインが2000億円もあり、資金繰りには困っていない。それにもかかわらず目標を大きく上回る巨額増資を断行したのは、スズキとの提携交渉が水面下で進んでおり、この果実を得るにはVW保有のスズキ株の買い取りが最も効果的だからです。しかしホワイトナイトを前面に出せば話がつぶれる。そこで資金使途の透明性をアピールすることで、腹の内を隠し通そうとしたのです」 両社はマツダがOEM(相手先ブランド名製造)で軽自動車をスズキから購入している間柄。スズキがVWの呪縛から解消されると同時に“電撃的合併”などという話もありそうだ。 今後が注目という点ではガラス大手の日本板硝子も負けていない。同社は4月18日、クレイグ・ネイラーCEO社長が「事業戦略の方向性などで取締役会と自分の間に相違があった」として同日付で取締役執行役に退き、吉川恵治副社長がCEO社長に就任した。 同日、記者会見したタレント千秋の実父でもある藤本勝司会長は「解任ではない」と強調したが、ネイラー氏は'10年6月に米国デュポンの上席副社長から一本釣りされて就任したばかり。前年には買収した米国子会社出身のスチュアート・チェンバース社長が「日本で社長にとどまると16歳の息子が見知らぬ他人になってしまう」と在任わずか2年で退いている。この時は藤本会長が社長に復帰したが、2人の外国人社長が短期間で唐突に辞任しているからには「奥の院で何があったのか」と世間の関心を呼ばないわけがない。 「ネイラー社長は社長人事を決めた4月18日の取締役会を欠席し、記者会見もすっぽかした。よほどの事情があったに違いありません。一部には“第2のオリンパス”を危惧する声さえ聞かれます」(経済記者) そのオリンパスは4月20日の臨時株主総会で経営陣を刷新、笹宏行社長の下、自力再建に踏み出した。しかしマネースキャンダルを暴こうとして返り討ちに遭ったマイケル・ウッドフォード元社長は、笹社長を「グローバル経営の経験がなく、社長の資格はない」とバッサリ切って捨てた。しかも同社株を保有し、新経営陣への監視を怠らない海外の投資ファンドは、粉飾決算に深く関与した人物が財務部門のトップに抜擢されたことに「なぜだ」とガバナンスへの不快感をあらわにしている。 「臨時総会を乗り切ったとはいえ、次は6月総会が控えている。修羅場はまだまだ続きます」(同社OB) オリンパスでは人材流出も激しい。3月末にはドル箱の医療事業で、最先端機器の開発者も飛び出た。 青い目ショックは、黒い目にまで波及しているのだ。
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社会 2012年05月22日 16時00分
やっぱり摘発された 暴力団と警察を敵に回した暴排条例珍商売
やはり詐欺だった!? 本誌昨年11月3日号で既報の、「暴力団調べます」会社が御用となった。 5月2日、大阪府警捜査四課が詐欺未遂容疑での逮捕を発表したのは、大阪市城東区の自称・会社役員、田中晃容疑者(57)ら3人。調べによれば同容疑者らは、暴力団排除条例の施行に便乗し「全国暴力団関係評価認証機構」を名乗り、暴力団と無関係であることを認証する事業を行っていると宣伝。昨年の秋頃から個人商店や企業に加盟を募る書類を送りつけ、加盟金や調査費を騙し取ろうとしたという。 ちなみに同社への加盟金は1000万円。支払えば「暴力団関係のデータが共有できる」ほか、「別の傘下加盟店から集めた加盟金で利益が得られる」などと説明していたという。 「加盟すると“調査1回につき1000円”のチケットを10枚単位で渡され、これを売り捌けば1枚700円のバックがもらえることになっていました。調査そのものは本部が行い、対象が暴力団関係者かどうかを○×で回答するという単純なものでした」(勧誘を受けた会社経営者) 本誌は昨年秋、この怪しい商売内容について同社に対し取材を行っていた。その際の回答は「調査は警察関係者からのもので信頼性が高く詐欺にはあたらない」というもの。 しかも本誌の報道を逆手に取り「週刊誌からも取材を受けた話題の会社」などと、その後も強気なところを見せていた。 「しかし、実際は調査活動をほとんど行っておらず、また警察ともいっさい無関係。もちろん暴力団との関係も確認できない。ただ金集めが目的の組織だったようです」(社会部記者) 情報元として使われた府警関係者は「個人情報を民間業者に流すことなど一切ありえない。警察の名を使った詐欺行為。厳重に対処する」とカンカン。また、勧誘に使われた暴力団関係者側も苦笑いしながら話す。 「ヤクザと関係するもんは何でもかんでも捕まえようとするから、こういう奴らが出てきよる。落とし前をつけたいところやが、暴排条例があるからそんなマネはできない。警察にはキッチリやってもらいたい」 警察と暴力団双方を敵にした代償は高くつきそうだ。
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社会 2012年05月22日 11時45分
佐賀市の小学校教諭が女子児童のスカート内を盗撮でクビ!
なんとも非常識でハレンチな教諭がいたものだ。 佐賀県教委は5月18日、勤務する小学校の女子児童のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、佐賀市立小学校の男性教諭(40)を同日付で懲戒免職とした。 県教委によると、教諭は2月22日午後1時45分頃、勤務先の学校の教室で、1〜6年生が参加する特別活動中にトランプ遊びをしていた高学年の女児に後ろから近づき、スカート内を5枚撮影した。 別の女児が気付き、教えられた被害女児が養護教諭に相談して発覚。教諭は「シャッター音が出ないアプリを入れていた。児童を写したのは初めて。自分で見て楽しむためだった」と認めているという。 県教委がスマホを確認したところ、別に成人とみられる女性の胸元を盗撮した写真5枚などが入っていた。 市教委と小学校は2月23日、佐賀署に通報。教諭は同日から自宅謹慎。翌24日、保護者に謝罪し、体調不良を理由に休職。その直後から入院中という。 県教委の指針では、懲戒事案は原則公表だが、今回は「被害児童が特定される」との保護者からの要望により、教諭の氏名や学校名を非公開とした。 中島秀明副教育長は「本来児童を守るべき学校での行為。服務規律を徹底したい」と話した。県教委は「女児の心を傷つける行為で申し訳ない。教職員一人一人の自覚を促し、再発防止に努める」としている。 それにしても、この教諭。いくらなんでも自覚がなさすぎだ。(蔵元英二)
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社会 2012年05月22日 11時00分
テレ朝・早河社長の“独裁”近し? 朝日“天下り”専務が1年「退任」の背景
テレビ朝日の早河洋社長が、朝日新聞からきた久保田泉専務を就任1年で「退任」させ、波紋を広げている。 久保田専務は、朝日新聞の常務から昨年6月、テレ朝に転出した。久保田氏は朝日では経済畑出身で、数年前は次期社長候補ともいわれた実力者。だが、当時の担当である「広告・事業」部門が不振だったため、その責任をとらされる格好でテレ朝に出されたとみられている。 一方、昔と比べ朝日とテレ朝の力関係も大きく変わった。テレ朝のパワーが強まったのも「退任」の遠因だろう。 「テレ朝社長は、早河社長の前任者である君和田正夫会長の頃まで、親会社だった朝日新聞の“指定席”だった。君和田会長は'05年6月に朝日新聞専務から天下り、4年社長をつとめた後に会長になった。久保田専務も6年ほど前なら社長コースは固かったはず。この人事は、朝日の、テレ朝に対する発言力がなくなったことを示唆しています」(テレ朝関係者) こうなったのは、'09年の株主対策が原因。 その年、代表取締役副社長から社長に昇格した早河氏は、商法抵触の問題があるため、朝日新聞との株の持ち合いをやめて親子関係を解消したのだ。 テレ朝は朝日の大株主・村山美知子社主から、発行済み株式の11.8%を240億円で取得し、朝日新聞に対する発言力を強めた。 その前後に、朝日新聞はテレ朝の株を売却。出資比率を35.9%から24.7%まで下げた。これで朝日の、テレ朝に対する発言力はかなり低下したのである。同時に、天下りによる朝日役員の“指定席”獲得も困難になった。 テレ朝は退任する久保田氏の代わりに、朝日から粕谷卓志取締役を「常務」で受け入れる。結局、朝日からの役員は、粕谷氏と朝日新聞の新社長である木村伊量氏の2人だけ。今後、増えることはないだろう。 「いまのテレ朝を、朝日の派閥抗争に破れた役員の受け皿にしたくない、というのは社員全員の気持ち。今後はさらに関係は希薄になり、朝日新聞社長が形だけ非常勤で役員に入る程度になるでしょう」(テレ朝関係者) これからは、早河氏の独裁政権が長期に続くとの声しきりだ。
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分