社会
-
社会 2012年05月07日 15時30分
行列の出来る? 「町弁(街の弁護士)ダイアリー」 ゴールデンウィーク(2)
ゴールデンウィークも無事に終了した。 この期間は対外的に事務所を休む口実にはなるが、僕の場合、実際には、殆ど毎日事務所に出て仕事をしている。 とはいえ、今年のGW前半は、山仲間のOさんに誘われて、丹沢に行ってきた。天気も上々、これからの本格山シーズンに向けて、トレーニングには最適のコンディションだった。 ただし、丹沢山頂上にあるみやま山荘という山小屋は定員の3倍(実際にはもっと居たと思う)の宿泊客でごったがえしていた。「芋を洗う」とはこのことで、一つのふとんに3人が重なり合うように寝る有様で、2時間ほどしか眠れなかった。稼ぎ時だからやむを得ないとはいえ、山小屋は、ちょっと宿泊客を入れすぎじゃないかな−−。 いつも思うのだが、日本の法定祭日は多い。世間的には週休二日制が定着して、僕の子供の頃に比較して、ますます休祭日は多くなっている。 何もGWに行楽地へ出かける必要は無いと思うのだが、マスコミはこの時期が近づくとイベントを催して煽ってくる。旅行会社もこの時期に合わせてツアーを企画してくるが、当然価格競争が激しいので、コストの削減を迫られる。 今回の関越道の大事故もそういった背景を無視できないと思う。各個人が自由に都合の良い時期に休みを取れる様な状況になれば、行楽地に行っても、一年中充実したサービスを受けられると思う。社会が成熟した今こそ、休暇のありかたについて根本的に考え直す時期だと思う。(クレセント法律事務所・弁護士 平手啓一)<プロフィール>◎平手啓一(ひらてけいいち)◎千葉県生まれの静岡育ち、中央大法学部卒業〜ひと言〜町の弁護士を四半世紀ほどやっております。これまでの経験から見た法律実務の盲点や新聞テレビで報道されない裏事情を僕なりの観点からコメントします。モットーは「嘘やオベンチャラは書かない」事。本音でいきますので宜しく。あとは趣味に係わる事なども随時、書いていこうと思います。
-
社会 2012年05月07日 11時45分
博多どんたくで69歳の無職男が女子高生4人に痴漢!
おじいちゃん、いい年して何してんのよ…。 福岡県中央署は「博多どんたく港まつり」を見物していた女子高生4人の体を触ったとして、5月3日、無職・中山茂慶容疑者(69=自称・大分市緑が丘)を県迷惑行為防止条例違反(痴漢)容疑で現行犯逮捕した。 同署によると、中山容疑者は同日午後6時35分頃から同時55分頃にかけて、福岡市・天神の路上で、どんたくの参加者の踊りを見ていた福岡県内の女子高生4人(いずれも17歳)の後方から体を触った疑い。 中山容疑者はどんたく見物のために福岡市を訪れたといい、容疑を認めているという。 女子高生4人は友人同士で、どんたく見物に訪れていた。当初は「後方から押されている」と思っていたが、相次いで触られたため、不審な動きをしていた中山容疑者を取り囲み、駆け付けた同署員に引き渡した。 それにしても、おじいちゃん、いったいどうしてしまったのか…。わざわざ、大分から福岡まで、痴漢目的で行ったわけでもあるまい。若い女子高生の集団を見て、つい興奮してしまったのだろうか…。 とはいえ、中山容疑者はもう69歳。いい加減、分別つくいい大人である。人が多くて、気付かれないとでも思って、どさくさまぎれに痴漢をしてしまったのか。猛省をしてもらいたいところ。 被害に遭った女子高生にとっては、せっかく楽しみにして見に行ったどんたくで、痴漢騒動とはお気の毒な話です。(蔵元英二)
-
社会 2012年05月05日 17時59分
群馬県の高速ツアーバス事故の被害者・家族らに楽天トラベルが非常識メール配信
4月29日、群馬県藤岡市の関越自動車道で、「陸援隊」(千葉・印西市)所有の高速ツアーバスが道路脇の遮音壁に激突し、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負う大事故が起きた。そのバスのチケットを販売した楽天トラベル(東京)が、事故翌日の30日に被害者や家族らに非常識な電子メールを送信していたことが、5月3日に分かった。 メールの内容は「ご乗車はいかがでございましたか?」として、乗務員の対応、バスの設備、料金などへのアンケートの回答を求めるもの。同社のウエブサイトを通じて、チケットを購入した会員20人に送信されており、被害者や家族に届いた。同社によると、メールは出発日の翌々日に自動送信されるシステムだったという。 被害者や家族は「あまりに無神経ではないか」と激怒。悲しみに打ちひしがれている最中に、こんなメールが届けば、その怒りも増幅されるのは当然のこと。ある被害者の家族は「楽天トラベルからは、このメール以外に何の連絡もない。チケットを売った責任を感じていないのか」と憤る。 メールが送信されたのは事故の翌日。購入者はわずか20人で、自動送信される予定のメールを止める措置を取る時間はあったはず。止めるのが無理であれば、せめて、お見舞いのメールを送信するぐらいの配慮があってしかるべきだ。 そもそも、楽天のメール配信には問題点も多いという。楽天の会員だという30代会社員の男性(東京都在住)は、「楽天に入会したら最後。営業メールの多さには閉口します。ほとんど迷惑メール状態です。昨年3月の東日本大震災の後も、不謹慎にもしばらく続きました。メール配信停止の手続きを取っても、『メールの配信を希望されない場合でも、重要なお知らせなどのメールは送信させていただきますのでご了承ください』と称している」と、あきれ顔。 メールは時として、冷たい印象を与える。その上、時と場合をわきまえなければ、企業としての信頼にもかかってくるだろう。(蔵元英二)
-
-
社会 2012年05月04日 17時59分
勤務先の病院でペットのX線撮影させた女性看護師を処分
それにしても、なんとも公私のケジメがつかない看護師がいたものである。 宮崎県は5月2日、勤務先の県立日南病院(日南市)に、ペットの小型犬を持ち込み、骨折が治癒したか調べるために前脚をエックス線写真で撮影したとして、放射線科勤務の非常勤女性看護師(33)を停職15日の懲戒処分にした。依頼されて撮影した係長級の男性技師(51)も、減給2カ月(10分の1)の処分を受けた。 県病院局は医療機器の私的利用や、「感染症予防のため、小動物を院内に持ち込むべきではない」として不適切な業務行為と判断した。 県によると、女性看護師が、飼い犬の骨折が治ったか確認するため、同僚の技師に撮影を依頼。技師は当直勤務だった3月10日に撮影した。同日、女性看護師は非番だった。 犬は体重2〜3キロで、生後約1年のチワワとパピヨンのミックス犬。女性看護師は治ったかどうか不安だったため、翌11日、この写真を動物病院に持参。写真の縁に「県立日南病院」と書かれていたため、動物病院が不審に思い、4月17日に県に通報して発覚した。 女性看護師と技師は「してはいけないことをしてしまい申し訳ない」と話しているという。 渡辺亮一県病院局長は、「誠に遺憾。高度で良質な医療の提供と信頼回復に努める」とのコメントを出した。 いくらなんでも、公私混同もはなはだしい話だ。女性看護師が自身のエックス線写真撮影を依頼したのなら、まだ分かるが、ペットの写真撮影を同僚技師に頼むなど、言語道断。女性看護師には十分、反省してもらいたい。(蔵元英二)
-
社会 2012年05月03日 17時59分
東京都の地方公務員の男が個室型風俗店に名義貸しで逮捕!
警視庁保安課は、営業禁止地域に、出店する店の賃貸契約で名義貸しをしたとして、風営法違反(禁止地域営業)幇助(ほうじよ)の疑いで、地方公務員・岸浪勇容疑者(61=埼玉県草加市栄町)を逮捕した。 同課によると、岸浪容疑者は東京23区内の清掃工場を管理する「東京二十三区清掃一部事務組合」の職員。調べに対し、「中国人の女性に自分名義で借りた部屋を、1部屋につき3〜5万円で貸していたが、風俗店に使うとは知らなかった」などと否認しているという。 逮捕容疑は、今年1〜2月に、自分名義で借りた東京都豊島区北大塚のマンションの一室を、個室型風俗店「ラブクィーン」に利用されると知りながら、店長の男(39)=風営法違反罪で起訴=らに提供した疑い。同店では性的サービスをしていた。 岸浪容疑者は、同マンションで計5部屋を自分名義で契約していたが、実際は、中国人の女性らが、個室型風俗店として使っていたという。同課は、2月に同店を摘発。中国人の女性が同店の経営者とみており、行方を追っている。 「風俗店に使うとは知らなかった」と、岸波容疑者は否認しているというが、そもそも、自分が住むわけでもないのに、一介の公務員が同じマンションに5室も賃貸契約すること自体が異常。同課によると、中国人の女に「外国人は部屋が借りにくく、借りても警察の取り締まりが厳しい」などと、持ち掛けていたという。 岸波容疑者が勤務する事務組合は、「逮捕に驚いている。事実なら、厳正に対処したい」とコメントしている。(蔵元英二)
-
-
社会 2012年05月02日 11時45分
橋下大阪市長もショック!? 大阪市交通局職員が女性のスカート内を盗撮
市営地下鉄駅助役の構内での喫煙問題など、ゴタゴタが続く大阪市交通局で不祥事が起きた。橋下徹大阪市長も、頭が痛いに違いない。 大阪府警此花署は女性のスカート内を盗撮したとして、4月30日、大阪市交通局職員・越智茂昭容疑者(38=同府八尾市山本町北)を府迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後4時50分頃、大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で、買い物中の20代女性のスカート内を、手提げ袋に隠した小型ビデオカメラで盗撮したとされる。女性の知人男性が気付いて取り押さえ、駆け付けた署員に引き渡した。 越智容疑者は交通局鉄道事業本部車両部緑木車両管理事務所緑木検車場所属で、地下鉄の車両整備を担当しており、同日は公休日だった。調べに対し「下着を見てみたかった」と容疑を認めているという。 ここで問題になるのは、越智容疑者が初犯ではなく、再犯であること。大阪市によると、越智容疑者は06年8月18日にも同市北区のスーパーマーケットで、同様の手口で女性のスカート内を盗撮したとして逮捕され、同年12月27日に停職2カ月の懲戒処分を受けている。 クビにしろとはいわないが、公職に就く者が罪を犯して、停職2カ月では軽すぎたのではなかろうか。民間なら、解雇されてもおかしくない。案の定、再度、同じ罪を犯したとあっては、前回の処分は適切だったのかとの疑問も起きる。 同市交通局は「全市を挙げて不祥事の根絶に取り組んでいるなか、また、法を守るべき立場にある公務員として、あるまじき行為であり、市民・利用者の皆さまの信頼を著しく損なうものであり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。今後、具体的な非違行為の内容が確認でき次第、厳正に対処してまいります」とコメントしている。(蔵元英二)
-
社会 2012年05月01日 11時45分
三重の中学校教師が教え子をひき逃げ!
三重県いなべ市で、同市立北勢(ほくせい)中学校の男性臨時講師(23)が、軽乗用車で出勤途中に同校の男子生徒と接触してケガを負わせながら、ひき逃げしたという信じられない事件が起きていたことが、4月28日に分かった。 男子生徒は中学校で講師から文系科目を教えてもらう関係にあり、面識もあったという。講師は容疑を認めており、いなべ署は道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転過失致傷容疑で書類送検する方針だ。 同署によると、講師の容疑は20日午前7時50分頃、同市北勢町阿下喜の交差点で、講師が運転する軽自動車が、自転車で登校中の男子生徒に接触。ヒザに軽いケガを負わせ、そのまま逃走した疑い。男子生徒は当日は病院で治療を受け、翌日から登校したという。講師は調べに対し、「大変申し訳ないことをした」とひき逃げなどの容疑を認めているという。 現場は北勢中学校から400メートルほど離れた十字路の交差点。講師の車は県道を西から東に進み、生徒は自転車で南から北に向かっていたところ、講師の車が生徒の自転車の後輪部分に当たった。生徒は倒れ込み、ヒザに軽い打撲傷を負ったが、なんと講師の車はそのまま走り去った。どちらの信号が青だったかは不明。同署は、現場に落ちていた車の部品や目撃証言から講師を割り出した。 学校は事故が発生した20日、生徒からの報告で事故を知ったが、講師が認めたのは事故から3日もたった23日で、しかも警察が講師に事情を聴いたことがきっかけだった。 事故当時、講師は生徒が制服を着ていたことなどから、自分が勤務する学校の生徒だと認識していたが、個人の特定はできていなかったもよう。一方、男子生徒も自動車の運転者が誰かは分からなかったという。 同校によると、講師は11年4月から勤務。担任は持っておらず、各学年で特定の教科を教えていた。部活動なども熱心で、生徒たちからも慕われていたという。講師は28日までに、学校に辞職願を提出した。 ここ数日、登校途中の子どもたちと自動車が接触する事件が相次いでいる。大ケガがなかったのは不幸中の幸いだが、自分が勤務する学校の生徒をはねた認識がありながら、介抱もせずに逃げたこの講師に、教育者たる資格はない。(蔵元英二)
-
社会 2012年04月30日 17時59分
大阪ミナミのガールズバーが小6女児雇用し摘発!
ついに、ここまで来てしまったか…。 大阪府警保安課は4月27日までに、当時小学6年の女児らを働かせたとして、労働基準法違反(最低年齢)の疑いで大阪・ミナミのガールズバー「Ace」の店長・原健次郎容疑者(25)を追送検した。 送検容疑は2月13日と16日、15歳未満と知りながら、府内の公立小学校に通う小学6年の女児(12)と府内の公立中学1年の女子生徒(13)を雇い入れ、客引きさせた疑い。同課は今月、当時16〜17歳の従業員4人に客への接待をさせたとして、風営法違反容疑(無許可営業など)で店長の原容疑者と経営者の2人を逮捕していた。 女児と女子生徒は友人同士で、共通の知人(14)に紹介され、2月11日に2人で同店を訪問。ともに14歳と偽った履歴書を店に提出し、面接を受けて採用された。2人は同月13、16日午後7時〜10時半頃、客引きをしたが、キャッチはできず、店内での接客はしなかった。給料は呼び込んだ客の飲食代を、店と折半する完全歩合制だったため、2人に給料は出ておらず、飲酒もしていない。同課によると、原容疑者は「若い子の方が給料が安くて、もうかる」と供述しているという。 女児は客引きの際、ミニスカートを着用、化粧をして実年齢より上に見せようとしていた。ただ、身長145センチ、体重40キロと小柄で、をメイクをしても幼さは隠せなかったという。 同店の従業員は2人のほか、15〜18歳の計9人で、うち8人が18歳未満。残る1人が18歳だった。南署員が2月に女児を歓楽街で補導した際、「ガールズバーの客引きをしたことがある」と話したため、府警が捜査を開始。今月14日に同店を強制捜査した。 そもそも、中学生を雇用すること自体、違反である。ましてや、小学生を雇用するなど論外だ。女児が「14歳」と申告したため、採用したというが…。せめて、なんらかの確認して雇用するぐらいの良識は必要である。(蔵元英二)
-
社会 2012年04月30日 16時00分
両さんビックリ? 5億円横領男が貢いだ東京・亀有キャバクラ嬢の素顔
『こち亀』の両さんも呆れた!? 東京は亀有を舞台に、職場の金を使い込んだ“巨額キャバ嬢貢ぎ事件”が発覚した。 勤務先だった工業用ゴム資材の卸商社『シバタ』の資金を自分の口座に振り込ませ、だまし取ったとして、警視庁中央署は4月11日、電子計算機使用詐欺の疑いで、栗田守紀容疑者(33)を逮捕した。栗田容疑者は同社の元経理係長。横領した総額5億3000万円の大半を、なんとお気に入りのキャバ嬢に貢いでいたというのだ。 「直接の容疑は、2009年4月から翌年の7月まで、同社のパソコンを操作し、55回にわたって自分の給与とは別に計2億3000万円を自分の口座に振り込んだというもの。栗田容疑者は同社が'05年に開設したインターネット・バンキングの法人口座の責任者に命じられると、すぐに不正に手を染め、以来192回、計5億3000万円を詐取したと見られています。供述によれば、金は株に投資したほか、埼玉県朝霞市にある自宅の庭の改造などに使っていたとのことですが、それらはせいぜい3000万円程度。残り5億円のほとんどを、一人のキャバ嬢に貢いでいたのです」(捜査関係者) お目当てだったキャバ嬢は、'04〜'05年ごろ、東京都葛飾区のJR亀有駅付近の店に勤めていたという。 「栗田容疑者は仕事が終わると、勤務先の八丁堀から亀有まで足しげく通っていたそうです。あの辺りのキャバ店は、雰囲気的に一見さんも入りやすく料金も60分5000円程度。そんな中、彼女に一目惚れしたわけです。栗田容疑者に誘われ店に何度か行き、『今思えば…』という同僚によれば、その女性は20代前半、身長が165センチほどで色白のスレンダー美女だったとか。栗田容疑者が悪事を働き始めた'05年後半から、その同僚は誘われなくなったといいます」(社会部記者) 同様の横領事件で思い出されるのは、'01年に発覚した「アニータ騒動」。青森県住宅供給公社に勤めていた男(当時44)が、青森市内のパブで知り合ったアニータ・アルバラード(当時25)に横領した公社の資金を貢いで逮捕されているが、この時の横領額が14億4600万円。今回はそれに次ぐ規模の“貢ぎ事件”だが、5年間で一人のキャバ嬢に5億円というのは、いかにも多額すぎる話。 「キャバ嬢は栗田容疑者に、『難病を患っていて入院費や手術費が必要だ』と金を振り込ませていました。その額は、1度に1500万円というときもあった。栗田容疑者の供述によれば、アフターも含めて一晩4〜5万円を使い、送金分と合わせると、5億円ぐらいの額になると説明しているそうです」(同) しかし、これほどの額が横領されていたにもかかわらず、なぜ会社側は気付かなかったのか。 同社は工業用ゴムやプラスチック資材などを卸す商社で、全国に40カ所の拠点を持つ中堅の同族企業。業界内では“堅実経営”で知られていた。 「栗田容疑者の犯行は、'10年7月に税務署の調査が入り、初めて発覚したとのことです。会社側の説明では、それまでの間、栗田容疑者は銀行からの口座出入金記録を破棄し、自ら作成した出入金記録を上司に提出して発覚を免れていたといいます」(同) 『シバタ』の前岨博弁護士によれば、発覚直後から独自の調査を開始し、本人も事実を認めたため、同年10月に本人を諭旨免職とし、調査を終えた昨年5月に警視庁へ告訴し受理されたという。 「本人の口座に残っていた残高などから、可能な範囲で騙し取られた金を回収しました。(騙し取られた原因について)本人がうまくやり繰りしていたということでしょう。(上司の処分は)社内的に適切に処理しました。なぜ係長が多額の金をキャバクラ嬢に貢いでいたかについては、捜査の進展で明らかになるでしょう。金遣いの荒さなどには誰も気付きませんでした」(前岨弁護士) 一方、キャバ嬢のほうは、金を手に入れ始めると店を2〜3軒替え、その後、亀有から姿を消したという。 「警察は会社からの訴えを受け、主に栗田容疑者が管理していた預金口座の金の流れを中心に捜査していたようです。キャバ嬢は自身の個人口座のほかに親族や知人の口座を指定して振り込ませており、こちらもすでに特定されている。その金の流れの本格的な捜査はこれからとのことです」(警視庁詰め記者) キャバ嬢が手に入れた金を“横領した金”と承知していれば、詐欺の共犯となり、現在残っているものは返還しなければならない。しかし、当然ながらキャバ嬢がシラを切り、口座に金を残していない可能性も高い。 会社同僚によれば、「独身で普段は目立たず、真面目な性格」という栗田容疑者。目の前に現れた美女は、よほど魅力的だったのか。
-
-
社会 2012年04月30日 11時00分
南海トラフ地震に怯える地元住民
「昔からの言い伝えでね。津波の時は山へ逃げろ。逃げるが勝ちですわ。終戦直後の南海地震の時も、揺れが収まった途端、裏山に脱兎のごとく走って逃げた。津波は10メートルもいかんかったけど、とにかく怖かった。間一髪だったよ」 とは、高知県幡多郡黒潮町で民宿を営む男性。 内閣府の有識者検討会議で南海トラフ大地震が見直され、M9.1の新想定に加え、最大34.4メートルの津波が最速2分で襲うという予測が立てられた。その恐怖にさらされているのが、黒潮町の住民だ。 黒潮町は高知県西部に位置し、太平洋に面する海岸線が約25キロ。冒頭の男性の自宅には裏山があるというが、高台は少なく人口約1万3000人の80%が沿岸部に住む。 町でタクシー会社に勤める男性も嘆く。 「これまで南海地震で想定される津波の高さは8メートルだった。それに合わせて町では津波避難タワーを建設したのですが、30メートルを超える津波が来たらひとたまりもない。しかも地震が起こってから2分? とても逃げ切れないよ」 黒潮町では東日本大震災後、海岸近くにあった町役場を海抜22メートルの高台に新築移転することを決めたばかりだが、この高台でも巨大津波にのまれてしまうのだ。 「南海トラフでM9の巨大地震が発生するのは、数100年に一度。過去の例では、慶長大地震(1605年)で東海、東南海、南海と同時に3つの大地震が発生、1707年に富士山が宝永の大爆発を起こした1カ月前にも3連動の巨大地震が起きた。そう考えると、今度東海地震が発生した際も、3連動の可能性が高く、大津波が押し寄せる可能性は高い」(サイエンスライター) 黒潮町の大西勝也町長は苦渋の表情で、「高台への集団移転を含めて、あらゆる手段を検討したい」と語った。 果たして対策は間に合うのか。
-
社会
都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
-
社会
都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
-
社会
都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
-
社会
都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
-
社会
都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
-
社会
桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
-
社会
都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
-
社会
ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
-
社会
丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
-
社会
石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
-
社会
上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分