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群馬県の高速ツアーバス事故の被害者・家族らに楽天トラベルが非常識メール配信

 4月29日、群馬県藤岡市の関越自動車道で、「陸援隊」(千葉・印西市)所有の高速ツアーバスが道路脇の遮音壁に激突し、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負う大事故が起きた。そのバスのチケットを販売した楽天トラベル(東京)が、事故翌日の30日に被害者や家族らに非常識な電子メールを送信していたことが、5月3日に分かった。

 メールの内容は「ご乗車はいかがでございましたか?」として、乗務員の対応、バスの設備、料金などへのアンケートの回答を求めるもの。同社のウエブサイトを通じて、チケットを購入した会員20人に送信されており、被害者や家族に届いた。同社によると、メールは出発日の翌々日に自動送信されるシステムだったという。

 被害者や家族は「あまりに無神経ではないか」と激怒。悲しみに打ちひしがれている最中に、こんなメールが届けば、その怒りも増幅されるのは当然のこと。ある被害者の家族は「楽天トラベルからは、このメール以外に何の連絡もない。チケットを売った責任を感じていないのか」と憤る。

 メールが送信されたのは事故の翌日。購入者はわずか20人で、自動送信される予定のメールを止める措置を取る時間はあったはず。止めるのが無理であれば、せめて、お見舞いのメールを送信するぐらいの配慮があってしかるべきだ。

 そもそも、楽天のメール配信には問題点も多いという。楽天の会員だという30代会社員の男性(東京都在住)は、「楽天に入会したら最後。営業メールの多さには閉口します。ほとんど迷惑メール状態です。昨年3月の東日本大震災の後も、不謹慎にもしばらく続きました。メール配信停止の手続きを取っても、『メールの配信を希望されない場合でも、重要なお知らせなどのメールは送信させていただきますのでご了承ください』と称している」と、あきれ顔。

 メールは時として、冷たい印象を与える。その上、時と場合をわきまえなければ、企業としての信頼にもかかってくるだろう。
(蔵元英二)

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