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宇都宮文化会館への爆破予告で落合前中日監督もとばっちり

 4月9日午前10時頃、栃木県宇都宮市明保野町の宇都宮市文化会館に、男の声で「爆弾を仕掛けた。11時頃に爆破する」と電話があった。

 館内では国立宇都宮大の入学式が午前10時より行われており、10時50分頃から新入生ら約2200人が近くの公園に避難する騒ぎとなった。式自体はアトラクションを除き、ほぼ終了しており、改めて開き直す予定はないという。

 県警は爆発物処理班を待機させたほか、警察官約60人に消防も加わって、午後2時頃まで周辺を捜索し、厳戒態勢を敷いた。しかし、不審物は見つからず、宇都宮中央署は悪質ないたずらとみて威力業務妨害の疑いで捜査している。

 この爆破予告で、宇都宮大新入生らだけではなく、プロ野球前中日ドラゴンズ監督の落合博満氏(58)も、とんだとばっちりを受けた。落合氏は同日午後4時から、同所の小ホールで講演会を開く予定になっていた。ところが、この爆弾騒動で急きょ会場を車で約15分の栃木県青年会館コンセーレに変更を余儀なくされた。

 騒動はこれで終わらなかった。9日午後11時50分頃に、同所が公開しているアドレス宛に、「入学式でマイクにしゃべると爆破するぞ。学生は避難できるが、先生方は逃げるな」などと書かれたメールが送信されていた。10日朝に出勤した職員が気付き、同署に通報。

 同日も午前10時より、約1600人が参加の専門学校TBC学院の入学式が予定されていたが中止となった。爆発物などは見つからなかった。同署で捜査した結果、メールアドレスなどから、同日夜、無職・志田拓也容疑者(21=同市瑞穂)を威力業務妨害容疑で逮捕した。同容疑者は同学院に恨みがあったとの趣旨の供述をし、「1人でやった」と話しているという。自宅からパソコンや携帯電話などを押収した。

 同署では電話の男と同容疑者との関連性を調べているが、別人の可能性が高いとみている。いたずら半分でやっているのだろうが、こんな行為は断じてやめてもらいたいものだ。
(蔵元英二)

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