株主総会では、株主から阪神タイガース関連の「クレーム」ばかり質問される。なぜか阪神タイガースへの愛を語ったうえ、獲得した外国人選手が活躍しないこと、コーチの指導力が不足しているなど、役員に対し不満をぶつけるファンが続出。
その様子はさながら「阪神タイガース反省会」。一部ネットユーザーからは「株主の阪神ファンは勘違いしている」「ファンミーティングではない」「他でやれ」などと批判が寄せられた。
さらに、14日には株主からは、「現在阪神電鉄の特急や急行の車両に使われているオレンジの色は巨人を連想させる。変えるべきだ」という主張が寄せられたことも判明。これに阪急阪神ホールディングス側は「阪神・淡路大震災以降、明るい色として採用した」と説明し、「新しい車両を造る際に参考にしたい」と返答したという。
このやり取りを聞いたネットユーザーからは「馬鹿げた話を大真面目にしている」「阪神ファンだけど気にならない」「オレンジを見て巨人なんか連想しない」「阪神ファンの恥」など怒りの声が噴出。
一方、巨人ファンからは「本拠地東京ドームの最寄り駅を走る総武線は黄色と黒だけど不愉快にはならない」「阪神ファンは異常すぎる」などの声が。また、オリックスファンからは「最寄り駅に阪神電車が走る俺たちはどうなるんだ」「なんでもタイガース基準で物を考えるな」、西武ファンからも「西武だけど黄色い電車。不愉快になるはずがない」と主張も出た。
オレンジの電車を見て、「巨人を連想させるから変えろ」と考えている阪神ファンはごく一部だと思われるが、そういう意見を株主総会でぶつける行為には、驚きを感じずにはいられない。
「黄色と黒」にすれば、彼らは納得するのだろうが…。