記者は「ダウンタウンのガキ使い」が好きで毎週見ている。よしもとの芸人監督品川ヒロシの「ドロップ」や、木村祐一「ニセ札」も見たし、見てないが板尾の『板尾創路の脱獄王』も並の映画クリエーターによる作品に匹敵する作品であると思う。お笑いコンビ・130Rも面白い。でも、板尾創路はキライである。なぜなら、今田耕司が好きだから。板尾と今田はNSCの同期なだけで130Rでも無いのだが(130Rの板尾の相方はほんこん)何となくライバルっぽく、前から今田の方が好きだった。
役者や音楽家として活躍の場を広げ、どんどん今田を凌駕する板尾。これは今田ファンとしては捨て置けない。そして、お笑いはお笑い同士で組んでCDを出せばいいのに、板尾がコラボする相手は、銀杏BOYZの峯田和伸だとかテイ・トウワだとか、いちいち気になるアーティストばっかり。それも気に入らない。そしてついに、大大大好きな南こうせつ様とまでコラボ。これはいったい!? 今田を追い越すのはまだ許せても、これは許せん!いくらCDが売れない時代だからってナゼこうせつは板尾と組むのだろうか。年の近い泉谷しげるとでも組めばいいじゃないか。
南こうせつのファンだが「板尾こうせつ」のCDは買わないつもりだ。たとえデビューシングル「君とボクと」の作曲がこうせつで、作詞が、板尾主演のドラマ『連続ドラマ小説 木下部長とボク』(日本テレビ系)の脚本を務める大宮エリーで、大宮エリーは大好きなドラマ「ルームオブキング」を書いた人だったとしても。そして、昨年末にレコーディングされたこの曲が、板尾氏に送ったこうせつ流の応援歌だとしても、「君とボクと」の曲調が記者の一番好きな明るい方の“こうせつの節”だったとしても、絶対買わない! 買わないったら! 買わない。でもやっぱり買うかもしれない。(コアラみどり)