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噂の深層 恐怖! アイドルビジネスの闇

 アイドルの所属する芸能事務所は、一体どんなところが怖いのか。

 先ず訴訟関係はどうなのだろう。関係者の言によると、
 「芸能事務所は忙しい。例えば、流出モノの裏DVDなんて大概は取るに足らない偽モノですし、業者が容易に特定できませんから、訴状も送れない。大体無視ですよ(笑)」(某顧問弁護士)
 だそうだ。いたちごっこにお付き合いする暇はないのであろう。

 いっぽうで、恋愛スキャンダルにだけは、めっぽううるさいらしい。
 「スキャンダルつぶしは強面マネージャーの個人判断によるところが大きい。某大物アイドルグループのプロデューサーの元マネージャーは、証拠写真の出処をしらみつぶしに調査して一般人だろうが容赦なかった、という伝説がある」(芸能誌記者)
 容赦ない…その時何があったのかはわからないが、恐ろしい気分にさせられる。

 また、マネージャーといえば…。
 「アイドルのマネージャーには奇抜な人が多くてギャラ交渉時には特によく閉口させられます。そういう時は、巨乳だけを見るようにして何を言われても耐えているんですよ(笑)。中には、ギャラが要らない、と言っておきながら、後で恩を着せてくるアイドルのマネージャーもいるので、注意が必要です」(某週刊誌記者)

 ほかにも強面マネージャー関係の話としては、某人気アイドルの担当者に打ち上げを盗撮しただけでカメラを取り上げられて殴られた、などという有名な噂もあるが、真偽は不明だ。

 しかし、中でも芸能事務所関係で一番怖いことが起きるのは、アイドルの移籍問題が出た時なのだそうだ。関係者は語る。
 「大手事務所などは、移籍問題のいざこざを起こしたアイドルには一種の罰として多額の違約金を請求するのです。そんなに事務所自身が財政に窮しているわけでもなく、CDの版権などを持っているケースもあるし大きなペナルティーを課す必要があるかは疑問なのですが、一種の粛清でしょう。違約金を払えなくて、それからどこにも姿を見なくなったアイドルは多い」(テレビ局関係者)

 どうもアイドルビジネスの深層には、大きな闇が広がっているようだ。

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