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サスケ容疑者覆面取られた

 警視庁南千住署に暴行容疑で逮捕されたみちのくプロレスのザ・グレート・サスケ容疑者が20日、留置場で覆面を取り上げられていたことが判明した。

 サスケ容疑者が逮捕されたのは19日。午後11時50分ごろ、JR常磐線の北千住と南千住間の快速電車内で、荒川区に住む36歳の男性会社員から携帯カメラで覆面姿を撮影されて小競り合いに発展。携帯を取り上げ床に投げつけ、男性の胸ぐらをつかんで電車のドアに押しつけ、左ひざ付近に蹴りを放った疑い。

 容疑について「もみあいになったが、暴行はしていない。俺にも肖像権がある」と否認したばかりか、本名や年齢も黙秘したというサスケ容疑者だが、マスクは外されてしまった。岩手県議時代はおろか、プライベートでも「これが顔」として覆面を取らないことで知られるが、同署では留置所の規則で、あえなく一時没収されたという。

 想定外のマスク剥ぎとなったサスケ容疑者。みちのくプロレスで、苦楽を共にした新日本プロレスの4代目タイガーマスクは「もし手を出したならよくない。初めからマスクを脱げばよかったのに…。(岩手県会)議員もやったし、もういい大人なんだからもっとしっかりしなきゃ」と苦言を呈した。

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