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【WWE】アスカの王座挑戦はシングル戦に!ロンダとトリプルH&ステファニー夫妻に因縁勃発!

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©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは、米国現地時間2月25日、PPV『エリミネーション・チェンバー』をネバダ州ラスベガスで開催した。『レッスルマニア34』でロウ女子王座挑戦権を持つアスカがナイア・ジャックスとのシングル戦で勝利。さらに、元UFC女子ファイター、ロンダ・ラウジーがWWE正式契約もトリプルH&ステファニーの夫妻と因縁が勃発した。

 史上初の女子6人によるエリミネーション・チェンバーRAW女子王座戦が行われ、王者アレクサ・ブリスがその下馬評を覆し、実力で王座防衛を果たした。4つの小部屋が付いた金網に囲まれたリングで勝者を競うエリミネーション・チェンバーは、王者アレクサとその王座を狙うサーシャ・バンクス、ベイリー、ソーニャ・デヴィル、マンディ・ローズ、ミッキー・ジェームスで競われた。ベイリーとソーニャ・デビルの2人で試合が始まると、激しい攻防を展開。次々と小部屋が解放されるも、最後はアレクサとサーシャの一騎打ちとなり、サーシャのバンクステートメントをアレクサが辛うじて回避すると、最後はトップロープを使ったDDTをサーシャに決めて勝利した。アレクサは「誰も私に勝る奴はいない。WWEで本物の女神は私だけ」とコメントして、自身が王者であることをアピールした。

 ナイアがアスカに勝利すると、PPV『レッスルマニア34』のRAW女子王座戦がトリプルスレット形式となるこの一戦。アスカは得意のヒップアタック、ニー・バーと得意の攻撃を繰り出すも、ナイアの圧倒的なパワーで弾き返され、さらに、ナイアに持ち上げられてジャックハマー、サモアンドロップと次々と大技を食らってしまう。苦戦を強いられるアスカだったが、ナイアがパワーボムを狙うと、アスカが巧みに体勢を変えて、フランケンシュタイナーで丸め込んで3カウント。アスカが接戦をものにしてナイアから勝利を収めた。しかし試合後、怒るナイアに場外の防御壁に叩きつけられ、スタッフに両脇を抱えられながら退場するなど、アスカのダメージがどの程度かも気になるところ。この試合を見ていたRAW女子王座アレクサ・ブリスは「誰もアレクサには敵わない」とアスカのフレーズを引用してコメントした。この結果により、PPV「レッスルマニア34」でアスカはRAW女子王者アレクサとシングルで対戦することになりそうだ。

 WWEのCOOトリプルH、RAWコミッショナーステファニー・マクマホン、GMカート・アングルがリングに上がると、「このアスリートがWWEを次のレベルに引き上げる。」とロンダ・ラウジーを紹介。会場からはロンダコールが起こる中、笑顔で登場したロンダは「私がここにいるのは憧れのロディ・パイパーのお蔭。そして、これからWWEファンの信頼を獲得したい」とコメント。しかし、ロンダの問いかけにカートが答えると、会場の空気が一変する。カートは「レッスルマニア31で君がトリプルHを投げて、ステファニーの腕を折りかけたことを覚えてるだろ。君を落とし入れるために3年間計画していたんだ」と2人の狙いを暴露。トリプルHに退場させられたカートはさらに、「ステファニー、さっきロンダの時代は終わったって言ってたよな」とダメ押し発言。これに我慢の限界を超えたロンダはステファニーに詰め寄り、止めに入ったトリプルHを睨みつけるとそのままテーブル葬。この行為に今度はステファニーが激怒。「何様だ」とロンダに平手打ちをお見舞いするも、ロンダは吹っ切ったように契約書にサインを入れ、折れたテーブルの上に倒れたままのトリプルHを叩きつけ、黙ったままリングを後にした。

 また、男子エリミネーション・チェンバー戦はロマン・レインズが勝利を収め、PPV【レッスルマニア34』でレスナーのユニバーサル王者に挑戦することが決定した。WWE最大の祭典『レッスルマニア34』は日本時間4月9日にWWEネットワークで全世界に生配信される。

文・どら増田
写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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