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「新日本のドーム大会に出たい」KNOCK OUT初参戦の日菜太が木谷オーナーに直談判

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日菜太、木谷高明オーナー

 ブシロードグループのキックスロードが運営するキックボクシングイベント「KNOCK OUT」が20日、都内のホテルで新体制発表会見を行った。

 KNOCK OUT旗揚げから2年半プロデューサーを務めた小野寺力氏が、4.29ベルサール高田馬場大会で退任すると発表していた。会見冒頭、原田克彦社長はキックボクシング団体REBELSの代表で、クロスポイント吉祥寺の会長を務める山口元気氏のプロデューサー就任と、KNOCK OUTとREBELSの提携を発表した。

 山口新プロデューサーは、「新生KNOCK OUTは選手の育成、スター選手の発掘を軸に、アマチュア大会の拡充、学生キックともお話しをしながら、選手育成の強化をすることで、REBELSからKNOCK OUTへの出場を目指せるようにしていきたい」と強調。「これまでKNOCK OUTが着手してこなかった育成に尽力していく。KNOCK OUTは夢の舞台であり続けたい」と語ると、木谷高明オーナーは「願ったりかなったりです」と全面バックアップを明言。トライアウト企画『K.O TRYOUT』をMXTVのレギュラー番組と連動しながら開催するという。

 新体制第1弾大会は8月18日の「K.O CLIMAX2019」(東京・大田区総合体育館)と決まった。ロゴを見た木谷会長は「某プロレス団体みたいだな(笑)。日本武道館でやりたいね」と、グループ会社の某プロレス団体の真夏の祭典をにおわせた。

 同大会のメインで開催される初代スーパーバンタム級王座決定トーナメント(決勝がK.O CLIMAX優勝決定戦を兼ねる予定)の発表に続いて、K-1で活動していた日菜太が登場すると、報道陣から驚きの声が。タイの強豪で、ボクシングでは内山高志とも闘ったジョムトーン・チュワタナとREBELSルールでスーパーマッチを行う。

 日菜太は「木谷さんにお願いがあります。(新日本プロレスの)1.4、1.5東京ドーム大会がありますよね。今年すごい活躍をするので、東京ドームで1試合、僕のキックの試合を組んでほしいです。僕が唯一上がっていないのは東京ドーム。プロレスファンにもキックも面白いんだというのを知ってもらいたい。気合い、入れていきますんで考えてください」と仰天の直談判。木谷オーナーは「なかなか難しい問題」とたじろぎながらも「その心意気は非常にいい。そこから風が吹くかもしれない」と日菜太の気持ちを受け止めた。

 現在の新日本プロレスでキックの試合が組まれる可能性は極めて厳しいが、かつて新日本のリングで、キックやその他の格闘技が行われたことはある。日菜太は奇跡を起こすためにもジョムトーンには負けられない。

取材・文・写真 / どら増田

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