同番組で櫻井は、「被害を受けた女性のことを考えると、事の重大性は変わらないと思います」と切り出し、「何よりも被害者の方に、少しでも早く平穏な生活が戻ることを切に願っています」と被害者を気遣った。
そのうえで、TOKIOとの関係を、「TOKIOの皆さんと私たち嵐は、メンバーの人数も同じ5人で、ずっと弟分として活動してきました。デビュー当時には、TOKIOの衣装を“おさがり”で着ていたこともあります」と振り返った。
続いて、山口との関係を「特に、私は山口さんの衣装を着させてもらっていたので……苦しい思いもあります」と淡々と語った。
4人になったTOKIOに対しては、「5人で20年以上かけて少しずつ作ってきたグループというものを、これから5つでなく、4つの柱で支えていくというのは簡単なことではないんだと思います。とても残念なことではありますが、今後も4人の先輩の背中を見続けていきたいなと思います」と、エールを送った。
「山口の事件は先月25日に発覚。同26日に山口が会見していたが、そこから日が空いていたこともあり、同30日の番組出演の際、櫻井は山口について言及しなかった。今月4日に主演映画『ラプラスの魔女』の公開を控えていたこともあり、イメージを気にしたのかもしれないが、大先輩の少年隊・東山紀之はキャスターを務める番組で2週続けてコメント。ほかのキャスターを務める所属タレントもことごとくコメントしているだけに、櫻井だけ“特別扱い”することはできなかったようだ」(日テレ関係者)
ジャニーズタレントたちにとって山口の事件はかなりの受難だった。