もこみちといえば、昨年7月から放送された主演ドラマ「レガッタ」の全9回の平均視聴率が5.5%という“伝説”を作り、あえなくドラマは打ち切り。
「原作のヒットで平均視聴率20%を狙っていた」(フジテレビ関係者)という今年1月から放送された月9ドラマ「東京タワー」も最終回こそ18%を越えたが、14〜15%台をうろうろし、業界内で“低視聴率男”のレッテルを貼られてしまったという。
「所属事務所は反町隆史の後継者に育てようと、とにかく主演にこだわっていたんですが、数字が取れないため、主演で使う局はなくなってしまった。10月からは同じ事務所の菅野美穂主演の日テレ系ドラマ『働きマン』にレギュラーで出ますが、事務所がバーターで押し込んだようです」(テレビ誌記者)
そんなもこみちだが、これまた同じ事務所所属の加藤ローサ主演の「女帝」にホスト役でゲスト出演。視聴率アップの“起爆剤”のはずだったが、驚くことに、視聴率を下げてしまった。
「もこみちがホスト役って分かりすぎというか、そのまんま。そのせいか、あまりインパクトがなかったようで、3週続けてアップしていた視聴率を、前週から1%も下げてしまったんです。さすがに、制作サイドは事務所へのメンツもあり、頭を抱えていました」(テレビ朝日関係者)
そんな状況に対応してか、ここに来て、もこみちの売り方が変わって来ているそうだ。
「これまではあくまでもドラマ1本。しかし『女帝』にゲスト出演した際は、PRのためバラエティー番組にも出演しました。『働きマン』のPRでもバラエティーに出演しますが、今までだったら考えられないです。今月は地方のイベントのスケジュールまで入っていますから、今までのような売り方では苦しいことなんでしょう」(同)
とはいえ、バラエティーでの評判もあまりよろしくないという。
「ボキャブラリーが豊富とは言い難く、軽快なトークは無理。今までは、抜群のルックスでやってきましたが、本人も自分の足りないところをそろそろ自覚すべきでしょう」(芸能ライター)
もこみちは常々、事務所の先輩である「反町さんが目標」と公言しているというが、今後どんな俳優に成長するか、見守りたいところだ。