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局内に後味の悪さを残した山岸舞彩へのセクハラ問題

 24日に行われた日本テレビの定例社長会見で、大久保好男社長が「NEWS ZERO」のキャスターをつとめる山岸舞彩に対して、更迭された同番組の前担当プロデューサーセクハラ問題について言及したことを各スポーツ紙が報じている。

 山岸に対するセクハラ問題は5月中旬に一部ニュースサイトに掲載された記事で明らかになり、社内調査などの結果、プロデューサーは山岸のほか、同番組の複数の女性スタッフに2人きりで会うように求めるメールを送り、付きまとうなどしたというが、5月31日の放送を最後に、同番組から更迭されていた。一部スポーツ紙がその件を報じたため、山岸本人は今月3日のイベントで急遽会見を行ったが、「私自身はセクハラを受けた認識がなかった」と発言していた。

 騒動後初の定例会見となったが、 大久保社長は「会社として状況、事実関係は把握しています。それに基づいて適切に対応しています」と説明したが、セクハラが事実だったのか? については「何をもって事実と言ってるのか」、「セクハラだって書かれてる方が公の場で『セクハラだと考えていない』と言っている」と明言しなかったというが、局内には後味の悪さだけが残ったというのだ。

 「たしかに、前プロデューサーの行為はやりすぎだが、山岸が周囲にベラベラしゃべってしまったからどんどん話が大きくなっていった。3日の会見にしても、ミニスカートでトレードマークの美脚をあらわにしておいてセクハラうんぬんって言ってもまったく説得力はなかった。もはや、山岸には雑談で下ネタも言えないような重苦しい雰囲気が番組関係者の間に流れている」(日本テレビ関係者)

 ちなみに、山岸を起用して以来、騒動後も含めて“山岸効果”はそれほど発揮されず、同番組の視聴率は伸び悩んだままだ。

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