同紙によると、複数の関係者の話として、この男性プロデューサーは山岸キャスターをしつこく、2人だけの飲み会に誘ったり、メークルーム、楽屋にも付いていくなど、周囲にも目に余る行動を取り続けていたという。さらに山岸だけでなく、他の女性スタッフにも同じような行為を繰り返していた。今後、同局が正式な処分を下すとみられる、としている。
この男性プロデューサーは、3月25日に同局で開かれた新キャスター会見で、「(山岸の)起用理由はミニスカートではありません。相手の懐に入るインタビューのスキルがある。カルチャーを担当するので、大物俳優やアーティストと1対1で向き合う。外面より内面で決めました」とコメントしていた。
同会見で、山岸キャスターはNHK「サタデー・サンデースポーツ」時代のトレードマークだったミニスカ封印を宣言。公約通り、同番組に移籍以降、自慢の美脚を披露していない。
同紙の報道が事実であれば、山岸キャスターのミニスカを楽しみにしていた視聴者的には、「番組でミニスカートをやめさせたうえ、プライベートでは、2人だけの飲み会に誘うなど、個人的に山岸と仲良くなろうとしていたとは、職権乱用で許せない」と怒り心頭だろう。
山岸キャスターとしては、しつこくつきまとっていたプロデューサーが更迭されたことで、ひと安心となるが、プロデューサーが交代することで、“ミニスカ封印問題”はリセットされる。
新たなプロデューサーが路線変更で、山岸キャスターに男性視聴者が望むミニスカを要望すれば、全面拒否というわけにもいかなくなるだろう。山岸キャスターのミニスカ復活があるのか? 新プロデューサーの腕の見せどころだ。
(坂本太郎)