その後任に抜てきを受けたのは、朝のニュース番組「NHKニュース おはよう日本」(平日は午前4時30分〜8時)で、平日にスポーツを担当する杉浦友紀アナ(29)だ。
山岸キャスターはNHKではご法度といえるギリギリのミニスカートで、世の男性視聴者の目をクギ付けにしている。昨夏のロンドン五輪で、NHKは山岸人気を当て込んで、局アナを差し置いて、現地でのメーンキャスターに起用した。こうなると、勘違いするのは山岸キャスターで、NHKの慰留を振り切って、日テレへの電撃移籍を決めた。
もともと、山岸キャスターにしっかりしたアナウンス経験はなく、いわば“素人”。これまではスポーツのみで、ごまかすこともできたが、今後は報道全般に関わることになり、果たして“ニュース読み”ができるのかとの不安はつきまとう。山岸キャスターは、自身と同様に局アナ経験がなかった小林真央キャスター(市川海老蔵の夫人)を目指すことになるが、その実力が問われることになる。
山岸キャスターが去るNHKは、究極の最終兵器といえる“爆乳アナ”の杉浦アナを投入するが、それが吉と出るか凶と出るか?
リアルライブでは地方局で無名時代の杉浦アナに早くから着目し、取り上げたことがあった。杉浦アナは06年にNHKに入局。初任地の福井では、あまりの巨乳ぶりに、元NHK山形の古瀬絵理アナ(現フリー)の再来といわれ、“北陸のスイカップ”と称された。その後、08年に地元の愛知に戻り、名古屋放送局に勤務。昨年4月に東京アナウンス室に異動し、「おはよう日本」に出演中だ。
杉浦アナは「看板娘になれるか分からないですが、なれるように頑張りたい。『おはよう日本』の経験をふんだんに生かして頑張りたいです」と意欲を見せている。
どうしても、バストにばかり注目がいきがちだが、上智大在学時には「ミスソフィア」に輝き、「ミス・オブ・ミス・キャンパス・クイーン・コンテスト」では準グランプリに選ばれた美貌の持ち主。山岸キャスターは派手目な容姿が売りだが、杉浦アナは地味目で清楚な雰囲気が魅力で、両者は対象的だ。
女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「杉浦アナのアナウンス技術は安定していますし、今もスポーツを担当していますから、即戦力として務まると思います。山岸キャスターとはタイプが全く違いますので、あとは視聴者が判断することになりそうです」と評する。
杉浦アナで注目されるのは、なんといっても服装だ。前述のA氏によると、「山岸キャスターのミニスカはフリーだからこそ容認された部分が多いと思います。杉浦アナには露出度が多かったり、胸元のラインがはっきり分かる服装が望まれますが、局アナですし、過剰な期待はできないのではないでしょうか。本人も実力で勝負したいようです」とコメント。
ただ、どうしても、露出が多くなる夏場となれば、話は別。推定Fカップともいわれる爆乳で、男性視聴者を悩殺してくれそうだ。杉浦アナはあくまでも、露出ではなく、実力で山岸キャスターに対抗することになりそうだ。
(坂本太郎)