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「少女時代ブーム」は一時的? やっぱりオバサマ一番人気の韓流スターは“バラ”になっても東方神起

 韓国の食材やお土産品のほか、韓流スターのグッズが日本一(今や本国韓国よりも)揃っていると言われる東京・新大久保。周辺の店にはハングル語で書かれた文字が躍り、連日韓流ソングが流れている。ここでもやはり少女時代のような、セクシーな女性集合アイドルが急激な人気を見せるが、それは一時的。新大久保のコリアンタウンでほぼ100%に近い客の日本人(中年)女性たちのお目当てはやっぱり、バラになっても根強い人気のアノ人たちだった。

 4、5年前の韓流スターと言えば、ぺ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、チェ・ジウなどの俳優・女優がメインだった。しかし東方神起の爆発的なヒット以来、ここでも音楽系アイドル・グループの商品がめざましい。写真モノと合わせて輸入CDやDVDなどが売れ、ライブ映像やドラマにも出ればその分画像も豊富になる。やっぱり歌手もやるスターの方が商売的には都合がいいようだ。

 少女時代やKARAなど、話題の女性アイドルグループをあしらったグッズがスターグッズの店頭を飾る。が、これらの売り上げはイマイチ。店の中に入ると俳優や男性アイドルの写真が溢れ、客の女性が群がっている。やはりそれらが売り上げの主流だ。その中でもやっぱり一番売れているのは種類の豊富さからいっても東方神起のグッズ。5人でのショット写真は以前より少なくなったとはいえ、ジェジュン、ジュンス、ユチョンの3人は、スリーショットのライブ画像ほか、個々の活動が増えた分、その画像を使った商品が増えた。東京都内はおろか、地方在住のファンたちが連日新大久保に押し寄せ購入している。かわりに現在韓国内のみで活動するリーダーのユンホと年下メンバーのチャンミンの商品は減っていると、彼らのファンはこぼしていた。この先ジェジュン、ジュンス、ユチョンの3人は日本での活動は休止するという事だが、バラになってもやっぱり東方神起。まだまだ新大久保で彼らのグッズ人気は続きそうだ。
 目の周りを黒く化粧したビックバンなど、若者向けの次世代アイドルたちは、なかなか日本のオバサマに受け入れられない。

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