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阪神西岡誕生へ! 他球団との儀礼的交渉終える

 前ツインズ(MLB)で、FAとなっている元ロッテの西岡剛内野手(28)の阪神入りが濃厚となってきた。

 ツインズとの3年契約を自らの意志で、2年で打ち切ってFAとなった西岡には、地元大阪の阪神が早くからラブコールを送っていた。古巣のロッテも名乗りを挙げ、オリックスも割り込んできた。

 11月5日、西岡はいの一番にロッテと交渉をもった。提示された条件は、10年の年俸1億7000万円(推定)を上回る2年4億円程度とみられている。西岡は「人間なので情も出てくる。ロッテには育ててもらったので、一番悩むところ。気持ちが変わった。断る理由がない」とコメントしたが、リップサービスの感は否めなかった。

 そして、7日には急きょ、争奪戦に参戦したオリックスと交渉。同球団はロッテを超える条件を提示したと思われるが、マスコミに「非公開」としたあたりに、同球団の自身のなさがかいまみられた。

 9日には大トリの阪神との交渉が待ち受けている。阪神は2年契約を基本線に、今季年俸の約300万ドル(約2億4000万円)を上回る条件を用意。さらに、二塁のポジションを確約する構えだ。

 西岡はロッテとの交渉を終えた後、「話をしたいという球団には感謝しているので、すべて会う。全球団と話し終わるまではフラットな状態」と話したが、心はもう決まったも同然。

 スポーツジャーナリストのA氏は「ロッテと最初に会ったのは古巣への気配りでしょう。出来レースと言われないために、獲得希望球団にはすべて会っていますが、これは儀礼的なもの。“本命”の阪神を最後にもってきたのも、他球団の条件を探るためでもあるわけです。西岡は私生活面でカネが必要な背景もあり、大トリの阪神が最高の条件を出して落着するとみています」と語る。

 阪神西岡の誕生は、もう時間の問題といえそうだ。
(落合一郎)

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