出場が危ぶまれていた韓国唯一のメジャーリーガー、秋信守も出場し、打線に厚みが増した韓国代表。初回に3四死球でいきなり満塁のチャンスを作ると、4番・金泰均がレフトに2点タイムリー、7番・李晋映が満塁本塁打を放って大量6点を先制した。その後も相手のミスにつけこみ、10安打9得点と台湾を圧倒した。
試合後、韓国の金寅植監督は「打順はきょうと似たようなものになると思います。日本戦はいつも通りやるだけ。選手の精神力を信じる」と日本撃破に自信を見せた。
また、バックネット裏では、先発する松坂大輔、城島健司、阿部慎之助らバッテリーと首脳陣が視察。「(観戦するのが)2回目なのである程度わかった」(城島)、「(バッターの)振りすごいね。いかに振らせないか、だろうね」(阿部)と強力打線に警戒を強めた。