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「韓国への配慮は必要か」高野連の“日の丸外しで韓国入り”に、三原じゅん子ら政界からも苦言続々

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画像はイメージです

 30日から韓国で行われる「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に臨む侍ジャパン・U-18高校日本代表。これに関する日本高等学校野球連盟(高野連)の決定が波紋を広げている。

 問題となっているのは、高野連・竹中雅彦事務局長が明かした「大会期間中に着用するチームポロシャツから、日の丸などのロゴを外す」という決定。各メディアの報道によると、その理由について竹中事務局長は「(韓国国民の感情を)刺激するのは得策ではない」といった旨の説明をしたという。

 また、この一件について自民党の菅義偉官房長官は、28日の記者会見で「高野連の方針や個別の対応について、政府としてコメントは控えたい」とした上で、「日韓の関係が困難な状況にあっても、両国の将来のために、相互理解の基盤となる民間交流やスポーツ交流などはこれからもしっかり続けていく。その考え方に変わりはない」という見解を示している。

 両国の関係悪化に端を発した“日の丸外し”を受け、ネット上では多くのファンが激怒。「高野連は何を考えているのか」、「変に巻き込まれた選手たちがかわいそう」、「政治とスポーツは別なのにそこまで配慮する必要ある?」、「安全のためっていうなら最初から参加するなよ」といった批判が殺到し、「高野連」というワードが一時トレンド入りしてもいる。

 また、今回の一件を受けては、複数の著名人もツイッター上で自身の考えを披露している。例えば、自民党の三原じゅん子参議院議員は、「これはいかがなものだろう。スポーツの世界で、日の丸を背負って闘う日本代表選手たちに、韓国への配慮とか必要なのでしょうか」と苦言。

 同じく自民党の和田政宗参議院議員も「高野連は、日本代表として戦う選手に対して失礼だし、日本代表の誇りを持ち遠征する選手の気持ちをないがしろにしている」とした上で、「いつも通り、国旗やJAPANの文字入りシャツで入国すれば良い。日本代表であり高校生であり、韓国国民もさすがに敬意を払うはず。高野連は意味不明な対応だ」と痛烈に非難している。

 その他にも、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏は「う〜ん...なんだかこれは悲しいかも」と心情を吐露。作家の西村幸祐氏は「高野連に全然繋がらないという情報が僕に寄せられている。抗議電話が殺到しているのでは?」と推測している。

 佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)といった実力者たちを擁する代表チームは、多くのファンから大会初優勝を期待されている。開幕前に勃発した今回の問題が、グラウンド内に影響を及ぼさなければいいが…。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
三原じゅん子議員公式ツイッターより https://twitter.com/miharajunco
和田政宗議員公式ツイッターより https://twitter.com/wadamasamune
長谷川豊氏公式ツイッターより https://twitter.com/y___hasegawa
西村幸祐氏公式ツイッターより https://twitter.com/kohyu1952

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