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新日本プロレス 中邑真輔がカート・アングル戦に向けて奥の手を披露。さらにもう一つの秘技の投入を予告

 新日本プロレスIWGPヘビー級王者の中邑真輔がアングル爆殺デモを敢行した。8日の埼玉大会に臨み、隠し必殺技で3カウントを奪取。2・17両国国技館大会で行われるカート・アングルとのIWGPヘビー級王座統一戦を前に奥の手をチラつかせた。
 十八番はランドスライドだけではない!
 中邑はシリーズ中盤戦となったこの日、埼玉・所沢大会のメーンで後藤洋央紀と組み、棚橋弘至&田口隆祐と激突。しかし、棚橋のスリングブレイドや田口のオデレータバスターを立て続けに食らうなど、思い通りに試合を進められなかった。
 最後も田口に伝家の宝刀ランドスライドを切り返されてしまったが、ここでチャンピオンの懐の深さを見せた。「ランドスライドじゃなくて、ヤツらが知らない技なら息の根も止まるかなと思って」。高角度のダブルアーム式パイルドライバーで田口の脳天をグサリ。強烈な一撃で熱戦に終止符を打った。

 昨年の凱旋帰国後からフィニッシュホールドとして使い続けてきたランドスライドではなく、中邑が「十分フィニッシュを取れる技」として繰り出した隠し必殺技のダブルアーム式パイルドライバー。実はまだ見ぬとっておきのアングル爆殺秘技があるようで、試合後は「すべてを出すわけにはいかないので。まぁジワジワ行きますよ」と計算高い一面ものぞかせた。
 ランドスライドを使わずしてアングル爆殺デモを敢行した中邑。第二次政権の初戦となるIWGPヘビー級王座統一戦を前に準備に抜かりはないようだ。

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