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『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』、活劇調トークイベントで劇場内は拍手喝采!!

 大好評上映中の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』のスペシャルイベントとして、9月30日(金)の新宿武蔵野館に於き、同映画の武術指導担当の谷垣健治と山崎中尉を演じた船木壱輝がトークイベントを行った。

 週末金曜日の最終上映の直前であったが、この映画のビハインドストーリーを聞き逃すまいと集まった多くのファンで限られた座席が埋め尽くされた。

 MC「まずは何か一言をお願いします」

 谷垣「この映画を公民館みたいな場所でしか試写を観ていなかったので、このようなちゃんとした劇場で観てから印象が変わりました。凄い迫力でした」
 船木「伝統的な作品に出演できたことに感謝するとともに、皆さんに何度でも観ていただきたいと思っています」
 谷垣「撮影中いろいろなことがありましたよね。おめでたい事とかね」
 船木「そうなんですよ。アンドリュー・ラウ監督からおもてなしを受けまして…3か月中国でのロケに参加していましたが、その撮影の間に自分自身にめでたい事(奥さんが出産)がありまして、監督から『一週間でも(日本へ)帰れ』とお金とプレゼントを渡してもらいました。それから一週間後、無事に撮影に戻ると出演場面も増えていました。監督にはお世話になった、本当に思い入れの深い作品になりました」
 谷垣「そういえば、本当は(船木は)ドニーと最後の場面でヌンチャクを使って闘う予定で、ヌンチャクの猛練習をしてもらっていたんですが…」
 船木「Wヌンチャクの猛特訓をしていましたが、結局出番がなかったんです」
 谷垣「申し訳ない。でも次の作品でやってもらいますから(笑)」
 船木「その言葉、待っていました(笑)」

 MC「倉田(保昭)さんにもお会いしてお話を少し伺いましたが、『オレは何をしたのか、さっぱり判らない』、って言われていました」

 谷垣「ええ、(倉田は)一日で撮影が済みましたからね。そう、それで(撮影が)始まってから2カ月くらいして、脚本会議で『日本のミュージシャンを出演させることが出来ないだろうか』という話になって、(EXILEの)AKIRAさんの名前が挙がって、製作側から『どんな感じの人物なんだ』って聞かれたから、僕が『ジェイ・チョウみたいなカンジかな』って適当に答えました。(笑)そしたら、アンディー・ラウが『そんなに有名なのか。それはいいね。それだったら、エンディングテーマも唄ってもらおうよ』とまで言うんですよ(笑)」「またAKIRAさんですが、製作側から『トレーニングを含めて少なくても3週間くらいは予定を空けてもらいたい』と言われていましたが、撮影も何日くらいの滞在のみで、そんなに長い期間は無理だと思っていました。でも、実際にこの映画のために丸々3週間という期間を空けて頂きました。また映画に取り組む姿勢もマジメで感激しました」
 谷垣「アンドリュー・ラウって夜に弱くて、直ぐに眠くなっちゃうんで、撮影が早いんですよ」
 船木「早いんですが、アンドリュー・ラウ監督はもの凄く信頼できる人物で、俳優は全員、彼と仕事するのが楽しいんじゃないかって感じます」
 谷垣「たぶん役者さんに自由に動いてもらって、そこにカメラを合わせていくみたいだと思うんです。だから役者さんにはやり易い監督でしょうね」
 船木「ですから瞬発力や適応力などのパワーを求められましたので、自分自身に刺激になりましたし、面白かったです」
 谷垣「逆にダメな役者が来たら終わりですね」
 船木「そうなんです。ダメだったら使わないですね。実は一回、自分も危なかった、っていう時がありまして(笑)…冒頭ころの場面で、スー・チー演じたキキに『唄え!』っていう命令するシーンなんですが、バナナを口に咥えて女の子に渡すみたいなイケイケの演技した瞬間、サッと撮影が引いちゃって(笑)。すぐに『はい、チェンジ』って言われ、『ああ、これでオレは日本に帰らなければならないぞ』って思っちゃいました(笑)」
 谷垣「でもドニー(イェン)は(船木を)褒めていましたよ」
 船木「ドニーさんについてはいろいろと話したいことはありますが、まずはカラダが凄かったです。目の前であんなカラダ見せられて、自分よりは10年先輩ですが、いろいろなプレシャーがあるだろう中であのカラダをキープしていますから。カメラが回る前には、必ず何十回か腕立て伏せをして筋肉をポンプアップしてから臨場感を出して撮影に臨むんですよ。そこまでストイックに自分を思い込んで、さすがプロだなって思わされて勉強になりました」

■人物紹介
 谷垣健治(武術指導・アクション監督):1970年奈良県出身。倉田アクションクラブで学んだ後、93年に単身香港に渡り、ドニー・イェンのもとで多くの作品を経験し、のちに香港映画界でアクション指導を行う。ジャッキー・チェンが会長を務める「香港動作特技演員公會」唯一の日本人会員。主な作品に、『カムイ外伝』『孫文の義士団』など。

 船木壱輝(俳優):1974年埼玉県出身。98年に日本文化を新しい形で取り上げたアクロバット・パフォーマンス・グループ「SHINGEN」を創立・結成。世界各地で公演を行う。映画『拳-FIST』では主演を務め、その他にも『日本沈没』『新宿インシデント』など多数の映画に出演。CM・ドラマ・舞台などでも活躍中。

 『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』は、新宿武蔵野館、立川シネマシティ、シネアート心斎橋などで大ヒット上映中。
■公式HP http://www.ikarinotekken.com/

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