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KinKi堂本剛の「弟」が意外な活動中! 転身のきっかけは

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 今年も「NHK紅白歌合戦」や「M-1グランプリ2019」について報じられる季節がやって来た。師走になるとお笑い業界もザワつくが、この栄誉に関わることができたお笑い芸人が存在する。オリエンタルラジオだ。

 吉本興業が運営するタレント養成学校「NSC」東京校に在学中、「M-1グランプリ2004」の準決勝に進出する史上初の偉業を達成したオリラジ。翌年以降は、吉本芸人史上最速で冠番組を次々ゲットした。大旋風を巻き起こすも、その後は失速。14年に、ダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」を結成すると、配信限定シングル「PERFECT HUMAN」が「日本有線大賞」有線話題賞、「日本レコード大賞」企画賞などを獲得。16年には、「第67回NHK紅白歌合戦」へ初出場するまでになった。

 RADIO FISHは現在、表舞台から姿を消しているが、その後釜になるべく注目されている若手ミュージック系コンビがいる。プロダクション人力舎所属の「Groovy Rubbish」だ。バラエティ番組を多数手掛ける構成作家が教えてくれる。

 「自分たちのことを『パフォーマー』という位置づけにして、単独ライブを『ワンマン』、新ネタを『新パフォ』と呼ぶ2人組。ネタ=パフォーマンスも、前半のさわりだけがしゃべりで、中盤からは軽快なグルーヴという徹底ぶりです。メンバーの“類家ドラマティック”は、元子役。96年に放映されたKinKi Kids・堂本剛さん&堂本光一さんのダブル主演ドラマ『若葉のころ』(TBS系)に出演していました。17歳だった剛さんの弟という役。8歳で、精神的な病から言葉をうまく話せない難役を演じました。剛さんには公私ともに親しくしてもらったといいます」

 89年に公開された故・伊丹十三さん製作総指揮の映画「スウィートホーム」、97年の映画「傷だらけの天使」(豊川悦司主演)にも、「若葉のころ」と同じ本名の類家大地で出演していた。だが、子役タレントしての将来に不安を感じて、引退。芸人に転向した。17年まで「モダンボーイズ」というコンビ芸人だったが、解散後、現在の芸風に一新。以前よりはメディアに出られるようになった。

 KinKiと言えば、元子役芸人に縁がある。吉本所属の鬼越トマホーク・金ちゃんも、97年に日本テレビ系で放映された連ドラ「ぼくらの勇気 未満都市」に出演している。同作には、当時はまだジャニーズJr.だった嵐の松本潤、相葉雅紀も主役級で出演していた。ぽっちゃり子役だった金ちゃんは本名・金野博和として、剛のクラスメイトで出ていたが、しょせん大勢のうちの1人。剛と接触はなく、セリフもなかった。

 KinKiのCDデビュー20周年を祝した17年、一夜限りの特別番組「ぼくらの勇気 未満都市2017」で復活した同番組。金ちゃんは今作では、お声がかからなかった。

 元子役で、現芸人。KinKiと同じ現場に立つと、プチブレイクあたりは狙えるかもしれない!?

(伊藤由華)

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