さらに同調査では『もし部下なら、疲れを忘れて何度でも優しく教えちゃうと思う有名人は?』という質問も投げかけられた。その結果、女性部門で1位を獲得したのは、女優の広瀬すず。2位に女優の新垣結衣、3位に女優の石原さとみと若手女優陣が並んだ。バリバリと仕事をこなすというよりも、“明るい”“素直そう”な女性が人気のようだ。
一方、男性部門の1位は、俳優の竹内涼真だった。やはり、あの爽やかさと可愛い笑顔で、女性票を獲得したということなのだろうか。ちなみに2位には俳優の松坂桃李、3位には俳優の山崎賢人がランクインしている。
竹内といえば、“あざと可愛い”俳優としても知られている。実際、2017年10月に発売された女性ファッション誌「ar(アール)」の『あざと可愛い男子』特集に登場し話題となった。同紙面で、ソファの上で小さく体操座りをしながら上目遣いする竹内の姿に、ファンは悶絶したようだが、一方で「あの上目遣いやめてほしい」「男らしさが感じられない」「男にぶりっ子は求めてない」という批判的なコメントが多く寄せられていた。現在も、竹内のインスタグラムには、上目遣いの自撮り写真が多数見受けられる。
今回の調査結果で分かった通り、疲れたビジネスパーソンが求めているのは、竹内のように“癒し”をくれそうな部下だということだろう。日々プレッシャーと戦いながら働く人にとって、『ぶりっ子でも良いから、素直に返事をしてくれたり、ニコっと笑ってくれる部下のほうが良い』というのが本音なのかもしれない。
ちなみに、同調査では『上司に言われて疲れが倍増したセリフ』のランキングも発表された。1位になったのは「常識でしょ/当たり前でしょ」というセリフ。次いで2位「前にも言ったよね?」、3位「まだ終わらないの?/仕事遅いね」、4位「そんなことも出来ないの?」、5位「やる気あるの?」という結果に。『すみません…』としか返答しようがないような皮肉交じりの言葉に、現代のビジネスパーソンはストレスを感じているようだ。
やはり、多少あざとくてもいいから“癒しを求めている人が多い”ということだろう。