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活動再開宣言していたglobe

 かつては“小室サウンド”で音楽界を席巻した音楽プロデューサー・小室哲哉率いるユニット「globe」。このところ全く活動しておらず、1月にはファンクラブが休止し解散説も流れたが、先ごろ、小室がブログで今秋の活動再開を発表。しかし、全く話題にならず、同ユニットは細々と活動することになりそうだ。

 小室が活動再開を発表したのは6月16日付けのブログ。全文英語で書かれ、タイトルは「friends」。同ユニットのメンバーで妻のボーカルのkco(KEIKOから改名)、マーク・パンサーとの自宅での3ショット写真を掲載し、要約すると、「夏の終わりから9月に始動することに決めた」と活動再開を宣言した。
 「globeといえば、06年3月にアルバムを出したが、全く売れなかった。その後、活動する気配がなかったので、解散説も流れる中、今年1月にファンクラブが休止。とっくに解散したかと思っていた」(レコード会社関係者)
 一時期は加入を発表した小室と親交の深いX JAPANのYOSHIKIも結局、加入しなかった。近年は、マークがマルチ商法に関わり、妻が逮捕され、話題になったが、肝心の音楽活動はさっぱりだった。
 「小室は昨年6月末に吉本興業とのマネジメント契約が切れた。その後、DJ TK名義でリミックスアルバムを発売したり、秋葉原のメイドカフェをプロデュースしたり、TMNで活動をしたり、配信限定のアルバムを出したりといろいろ手を出したが、鳴かず飛ばず」(同)
 かつての小室の勢いからすれば考えられない低迷ぶりだが、近年は金に関するトラブルばかりがマスコミをにぎわせた。
 「05年には小室の会社がスポンサーについたJリーグの大分トリニータに70000万円のスポンサー料を支払っていなかったことが発覚。妻のkcoの実家は大分の老舗旅館だから、すっかり赤っ恥をかかせた。また、前妻から約10億円の慰謝料が未払いであることを週刊誌に暴露された。腐るほど金はあったはずなのに、香港の音楽配信会社への投資で約60億円を損したり、今は完全に金欠状態」(週刊誌記者)
 となると、やはり、もうひと花咲かせ、少しでも懐を潤すための活動再開とみられるが、簡単には行かないようだ。
 「globeの音楽はかつてのような需要はない。あと、マークがいろいろあったせいで、テレビが使いたがらない。そのためプロモーションの展開が厳しい」(同)
 ここで活動再開を発表したということは、小室に何か“秘策”があるのだろうか?

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