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飲酒運転後、故意に警官をはねようとした12歳の少女 「大人を舐めすぎ」「将来が心配」と怒りの声殺到

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画像はイメージです

 思春期の子供はとにかく大人に反抗したいと思う気持ちが強いのかもしれない。海外には、大人を舐めた行動をとりおとがめを受けた子供たちがいる。

 海外ニュースサイト『ABC News』と『El Paso Times』は2019年5月8日、アメリカ・ニューメキシコ州で、12歳の少女らが飲酒運転と無謀運転の容疑で保護観察処分となったと報じた。記事によると、12歳の少女は3人の友人を誘い、12歳の少女の親が所有する車でドライブに出かけたそうだ。運転席にいる少女をたまたま見かけた警察官が、あまりにも運転者が幼いことに違和感を覚え、少女を呼び止めた。しかし少女らは警察官をにらみつけ、静止を無視して暴走。ある地点で、警察官が少女が運転する車を止めることに成功したが、少女は車から降りるどころか、急発進して近づいてきた警察官をはねようとした。車は道路標識に激突して停止し、少女らは逮捕された。その後の警察の調べによると、運転していた12歳の少女を含む4人全員からアルコール反応が出たそうだ。警察の調べに対し、少女らは反省の色を見せるどころか、悪態をつき、反抗的な態度をとったという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「色々なことに興味がある時期。親の管理も必要」「この子たちの将来が心配」「大きな事故を起こす前でよかった」といった声や、「大人を舐めすぎ」「こういう子供が未来をだめにする」といった批判の声が挙がっていた。

 世界には他にも大人に舐めた態度をとり、騒動を起こした子供たちがいる。

 2017年7月には中国・広東(かんとん)省で、当時9歳の少年がバスを盗む騒動があったと海外ニュースサイト『Shanghaiist』が報じた。少年は、運転手がバスを停止させ、バスから降りた瞬間に運転席に乗り込み、約10km運転をしたそうだ。目撃者の通報によって警察が駆け付け、少年は保護された。幸い、バスの中に乗客はおらず、けが人もいなかったという。少年は警察署に連行されたが、警察の質問には全く答えず、持っていたたばこを手にして反省の様子を見せなかったそうだ。結局、警察は少年を取り調べただけで特に処罰しなかった。同記事によると、少年は9歳という年齢では罰せられないことを知っているような発言を警察にし、これまでもスマートフォンの窃盗などを繰り返していたという。

 2019年3月には、オーストラリア・クイーンズランド州のショッピングモールの駐車場で、9歳の少女2人が他人の車に上がり暴れる事件が起きたと海外ニュースサイト『9News』が報じた。少女らは、下品な言葉や差別的な言葉を吐きながら車のボンネットや屋根の上で飛び跳ねた。警備員が止めに入るも、少女らは「9歳は逮捕されない! 法律は知っている」と吐き捨て、警備員に暴行を加えたという。その後、目撃者の通報によって警察が駆け付け、少女らは保護された。

 子供たちが法律を逆手に取って悪事を働く根底には、社会的問題や精神的な「満たされなさ」があるのかもしれない。悪事を働く子供たちが罪の重さを理解し、更生することを望むばかりだ。

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