パリスは先月コカイン所持で逮捕され、20日月曜日、ラスベガス裁判所に出頭した。パリスは麻薬所持と公務執行妨害を認め、刑務所入りはなんとか避けることが出来た。
しかし、パリスは向こう12か月の保護観察期間中に逮捕されると、1年間の懲役を免れない。
またパリスは、薬物乱用のプログラムを完了して、2千ドル(約17万円)の罰金、そして200時間の社会奉仕を行なわなければならない。
裁判の後、パリスの弁護士デヴィッド・チェスノフ氏は、「ヒルトンさんはこの状況に置かれた他の人々と同等に扱われており、私はこの件に対する彼女の対処の仕方をとても誇りに思っています。彼女は問題解決する傾向にあると思いますし、個人的にも彼女のベストを祈っています」と語っている。
パリスが上告をしなかったことについて、弁護士は、「ヒルトンさんは自ら引責をしました」と説明している。
パリスは8月27日、ラスベガス・ブールバードでパトカーから停止命令を受けて、警察官が彼女の鞄の中から0.8グラムのコカインを発見したことにより逮捕されていた。
2007年に、飲酒運転をした際に課せられた条件を破ったとして3週間服役したパリスは、今年始め、南アフリカで6月のワールドカップ期間中にマリファナ所持で逮捕されていた。しかし、その後告訴は取り下げられていた。