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AKB江口愛実よりずっと前にいたCGアイドル

 ようやく時代が追いついたのか!? AKB48と秋元康氏が仕掛けたCG究極アイドル・江口愛実(16)。AKB人気に支えられてネタバレしたあともおおむね好意的に迎えられている。CMスポンサー・江崎グリコのホームページでは「AKB推し面メーカー あなたがつくるデジタルAKB48」なるメンバーのモンタージュ画像を作れるサイトまで登場している。しかし、思い出してほしい。CGアイドルは江口愛実が最初だったのではない。「先駆者」がいたのだ。

 それは、当時世界初の“バーチャルアイドル”伊達杏子。1996年デビュー時の正式名は「伊達杏子 DK-96」で、DKは「Digital Kids」の略だった。1979年10月26日生まれという設定だったので、いまも活動していれば31歳。妙齢のオネエさまになっていたはずだが…。

 「大手芸能事務所ホリプロがプロデュースし、96年11月にシングル『LOVE COMMUNICATION』で鳴り物入りでCDデビューしましたね。かなり宣伝費をかけていたのでは。主要スポーツ紙の芸能面で大きく扱われていましたし」と当時を知るマスコミ関係者。

 しかし、実際には鳴かず飛ばずだったようだ。ラジオ番組のレギュラーを持つなど話題になった割には、その後のブレイクはなかった。2001年頃には“自然消滅”していた伊達杏子、07年インターネットの仮想世界セカンドライフ内でアバターとして活動再開。イメージチェンジしての再登場だったが、これも尻すぼみに終わった。

 ホリプロが時代を先取りしすぎたのか? マスコミ関係者は話す。「やはり、バーチャルアイドルの活動には限界がありましたからね。CGの技術もまだまだ発展途上だったし。あのころもしAKBみたいなアイドルがいて、秋元さんみたいなプロデューサーがCGアイドルを作り上げようとしても技術が追いつかなかった。今回、江崎グリコのCMを見ても違和感を持たなかった視聴者もいたはず。それぐらい精巧なCG合成でしたからね。その点ではCG技術が追いついたとは言えるかも」

 江口愛実の“成功”を受けてこの先、第2、第3のCGアイドルが出てくるかもしれない。ひょっとすると伊達杏子の復活もある? ともちんことAKB板野友美(19)も所属するホリプロのHPを探したが、残念ながらバーチャアイドルのページはなかった。

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