2人の別居を報じたのは2日放送の日テレ系の「おもいッきりイイ!テレビ」。ともに重い病気を抱えた互いの両親の介護問題で、すでに別居して2年近くが経つという。
「今年初め、古村が長年所属していた布施の所属事務所から移籍。すでに別居していたため、移籍については、全く布施に相談しなかったそうです」(芸能プロ関係者)
布施の所属事務所は「(布施の)両親ともに重い病気で、一人で看病している。離婚するという報告は聞いてない」と説明。
一方、古村は同番組の直撃取材に「別居婚というんですかね。家族としての愛情はあります」としたが、布施との連絡は、「子どもは取ってるみたいだけど、私はあまり取っていない。布施の方から?ないです」と冷め切った夫婦関係をうかがわせた。
布施と古村は92年に結婚。かつては芸能界を代表する“おしどり夫婦”と呼ばれていたが、別居した時期はちょうど、布施が起こしたある事件に決着がついた後だという。
「布施は自分が主宰する劇団に所属していた女優にけがを負わせ、裁判沙汰になる事件があった。そのことが夫婦の間に溝を作ってしまった」(舞台関係者)
事件が起こったのは97年1月、布施が都内の飲食店で男性劇団員同士のけんかの仲裁に入った際、興奮して投げたグラスが女優の目にあたり出血。女優が布施を相手取って訴訟した。
「布施は女性に約600万円の治療費を支払ったが和解できず、女性は3700万円の賠償金を求めて提訴。1審は布施に800万円の支払いを命じ、布施が控訴したものの2審で棄却され05年4月に結審した」(写真誌記者)
両親の介護費用、養育費などに加え、布施に高額の賠償金支払いが命じられた。
「そこで古村は芸能活動復帰を決めたが、布施が反対。布施と別居後、古村は芸能活動を再開した」(同)
この裁判が夫婦間に溝を作ったのは間違いなさそうだ。