デップは黒縁メガネに白と紺のストライプのポロシャツ、ジーンズと前日22日、来日した際と同じような格好で登場し、「この素晴らしい国に来られてうれしい。できれば次にもまた日本に来たい」と笑顔であいさつ。
シリーズ2作で、興行収入約16.5億ドル(約2013億円)を世界で稼ぎ出した人気映画も今回でラスト。海賊キャプテン・ジャック・スパロウを演じきったデップは「素晴らしい役でした。監督に『もう一度テイクしたい』とお願いしたいくらい」と当たり役との別れを惜しんだ。
主要キャストが顔をそろえる会見は日本のみで、この日は各国から約600人の取材陣が殺到。同日夜には、東京・日本武道館で総額1億円を投じたプレミア試写会も開かれ、ファン5800人が来場した。映画は25日に全世界で同時公開され、日本では史上最多の870スクリーンで公開される。
【写真】映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の来日会見に出席した(左から)チョウ・ユンファ、ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム=東京・新宿のパークハイアット東京