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官能小説書評「若女将」高輪茂著、二見文庫

 高輪茂作品といえば想像力をかき立てる性描写。ハードかつジワジワとじらしながら責めていくHシーンは、下手なアダルトビデオより使い道アリ。

 今回は瀬戸内海のリゾート企業を舞台に、男と女の夜の駆け引きが交錯するノンストップ・サスペンスだ。

 《「人間ってのは不思議な生き物だ。君も恋人に触れられたら気分よく啼いてみせるんだろうが、イヤな中年オヤジにこうされると、死ぬほどつらい気分になる」と、紳士がいよいよ直美のショーツを抜き取りはじめた。彼女の両脚は鏡に向かってM字型に開かれようとしているのだ。「いやっ」ゆっくりと、紳士の指先が直美の肉の袷をわけた。「ほら、お嬢さんのアソコが涙を流して悦んでる」…》
 後半ではお得意の潜入調査ものも登場。固定ファンも楽しめる内容だ。(税別600円)

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