だったら帰国時にチェックイン荷物として持ち帰って超過料金を支払った方が安いかと
思えばそこには大きな落とし穴が待ち構えている。かつては大きな荷物を3つも4つも持ち込めたのが、それももう昔話。今では、米国発国際線エコノミークラスの場合、受託手荷物は23キロ2個までと機内持込手荷物として7キロぐらいが無料になっている。
そしてここからが問題である。
重量制限を超える手荷物の片道手数料は、 51ポンド(23.1336キロ)から70ポンド(31.752)なら50ドルで済むが、それ以上100ポンド(45.36)までだと一気に跳ね上がり、450ドルになるのだ!
ではどうするか。実は心強い助っ人がNYにはいる。クロネコヤマトである。日本では知名度抜群の同社だが、アメリカで国際宅急便をやっているのをツーリストや短期滞在者は案外知らない。実は私もその1人だった。
同社の国際宅急便「つめ放題パック」を使うと、55ポンド(25キロ)が130ドルで燃油費が別途14ドル95かかり、これを2個送ると260ドルと29ドル90セントで合計290ドル。100ポンドがおおまかに言って290ドルほどで済むのでかなりお得なのだ。2キロからのきめ細かい料金設定がしてあるのも便利。
だが、ここにも大事なチェックポイントがある。
それは関税。
日本の関税はすべての荷物が開けられて関税がかかるわけではない。ラッキーにも関税がゼロだったという場合もあるが、保護商品である靴や化粧品などは特に関税が高く設定されているので注意が必要である。
最近では円高でNYに衣類を買い付けに来る業者がよく利用するそうだ。日本で見慣れたクロネコヤマトのトラックで日本人のドライバーが集荷に来てくれるのも心強い。
米国ヤマト運輸
http;//yamatoamerica.com