同署は容疑者宅を家宅捜索し、女児用パンツなど200点以上を押収した。内訳はパンツが約100枚、ストッキングが約100本で電動バイブなど大人のおもちゃもあった。パンツではいちご柄が目立って多かったという。
調べでは、押谷容疑者は9月19日から10月11日のあいだ、茨木市彩都あさぎの民家3軒に、自分で履き終えた“使用済み女児パンツ”をストッキングに結びつけるなどして投げ捨てた疑い。
「女児用パンツを履くのが快感だった。捨てられたパンツをみた若い人妻が驚くシーンを想像すると興奮した」などと供述。女児用パンツは近所のディスカウント店で購入したものという。
茨木市と大阪府箕面市では昨年6月から、女児用パンツやストッキングが民家に投げ入れられたり、庭木や自転車、乗用車のドアミラーなどにくくりつけられる事件が約100件発生。汚物にまみれたものもあった。
同容疑者は豊中市の金属部品会社に勤務し、亡き妻とのあいだに社会人と大学生の2男、高校生の娘を持つパパ。帰宅後に履き古したパンツを捨てるため徘徊していた。
幼女のパンツを無理やり履いて、汚したうえで人前にさらす。完全な変態である。履くだけならば「変態」で済んだものを、民家に投げ入れたりしたものだからお縄となった。
性風俗ライターは「女装マニアはほとんどオカマだが、下着限定の女装マニアは2種類いる。体毛が濃かったり、勇気がなくて表向きノーマルにみえる下着女装にとどめているタイプと、『ブラ男』のように隠れた変態性をアピールしたいタイプ。いずれも変態だが、女装じたいは犯罪ではない」と解説する。下着女装マニアはあなたの隣人にもいるかもしれない。