ポスト・アンジェリーナ・ジョリーと謳われる絶世の美女・ミーガン・フォックスがまさかのホラー映画出演です。
ホラーといえば『美女と悲鳴』がお約束。しかしながらこの映画、追いつめるのはむしろ美女の方なんです!
舞台はアメリカ中西部の田舎町。主人公はチアリーダーの超美人ジェニファー(ミーガン・フォックス)と、その親友の冴えないメガネちゃん・ニーディ(アマンダ・セイフライド)。二人は幼なじみでとっても仲良し。
ある日二人は、インディーズバンドのライブを観に行き、火事に巻き込まれてしまいます。その翌日、ジェニファーの様子がおかしいことに気がつくニーディ。それと並行し、町では男性が惨殺される事件が勃発。ジェニファーは事件のたびに美しさを増していきます。美しすぎるジェニファーに隠された美しさの秘密とは…!?
主人公はこの二人の女の子。大親友だというのに、性格はまったくの正反対。男をもてあそぶ小悪魔的存在のジェニファーと、地味だけど恋人がちゃーんといる家庭的な女の子ニーディ。
二人の友情がもつ理由は、お互いの損得勘定だったりして、十代女子の心境は複雑です。でもそんな二人の心境、女性の方ならなんとなくわかってしまうのではないでしょうか…?
そう、悪魔崇拝・アメリカの片田舎・美女・ダンスパーティ・謎の失踪…ホラー映画に欠かせない要素をふんだんに盛り込み、ミーガン・フォックスが身体を張って演じた残忍なシーンも相当の見物ですが、この映画の一番の怖がりどころは「女同士の確執」なのです!
脚本は『JUNO/ジュノ』でティーンエイジャーの内面を抜群のセンスで描いたディアブロ・コディ、監督はカリン・クサマ。二人の女性により描き出された、危うくて怪しい十代女子の心境はとてもリアル。それはもう、昼ドラも真っ青なほどです。
だからといって女性向けというわけではございませんよ。ミーガン・フォックスがそれはもうセクシーで大胆で、男性を誘惑するシーンなんて終始どきどきしっぱなし。エロと恐怖の二重奏で、恐怖と快楽のどん底に落とされること間違いなしです。
だけど…セクシーなミーガンをお目当てに映画館に行って、女の本当の怖さを知ってしまうかもしれませんよ…!?
映画『ジェニファーズ・ボディ』公式サイト
http://www.jennifers-body.jp/
7月30日(金)TOHOシネマズみゆき座他で全国ロードショー
(みかめゆきよみ 山口敏太郎事務所)