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『ニッポンノワール』賀来賢人、まさかの“超人化”で「サイヤ人かよ」 現実離れした展開に珍考察も

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賀来賢人

 日曜ドラマ『ニッポンノワール−刑事Yの反乱−』(日本テレビ系)の第8話が1日に放送され、平均視聴率が7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。自己最低視聴率となった第7話の6.0%からは1.1ポイントのアップとなった。

 第8話は、警察の地下組織であるニッポンノワールが極秘プロジェクトとして行っていた人体実験で、最初の被験者となったのが宮城遼一(細田善彦)だったことが判明する。一方、清春(賀来賢人)は南武(北村一輝)により身柄を拘束されていたが、そこにガスマスクの男が現れ、克喜(田野井健)に迫った身の危険を知らせてきて――というストーリーになっていた。

 現実離れしたストーリーにたびたび批判が集まっていた本作だが、ここにきてSFレベルの展開となり、視聴者から困惑の声が集まっているという。

 「今話では、眞木(矢本悠馬)が克喜に再実験を施そうと連れ去り、そこに清春と宮城が駆け付けるというストーリーが描かれましたが、結局宮城が銃で撃たれてしまうという展開に。これに怒った清春の首筋の血管がアニメのように浮き上がり、超人的な力で眞木の頭を床に穴があくほど打ち付けるという“覚醒”を遂げました。清春も人体実験を受けたことを匂わせていましたが、肉体的にも影響が出ることが明らかになったのはこれが初めて。この展開に視聴者からは、『何を見せられてるの…?』『これが刑事ドラマって嘘でしょ』といった呆れ声のほか、『超人ハルクみたいな展開』『怒りで目覚めるスーパーサイヤ人かよ』『もう身体から武器とか出てきても驚かない』などとイジる声も聞かれています」(ドラマライター)

 とはいえ、この展開である考察も出てきたという。

 「今話で、敵か味方かますます分からなくなったガスマスクの男については、当初かなり格闘に優れていることから男性だと思われていましたが、人体実験で肉体を改造できるとなると、女性も候補に挙がってきた。すでに亡くなっているはずの薫(広末涼子)が実は生きていて、ガスマスクの中の人になっているのでは、という予想も出てきています。普通の刑事ドラマの場合、可能性としてはあまり高くないものの、もはや“なんでもアリ”になっている本作。広末の復活が本当に見られるかもしれません」(同)

 リアルなネットバッシングが描かれた1月期のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)とストーリーがつながっている設定にもかかわらず、かなり現実とかけ離れたSFドラマ展開になってしまった本作。果たしてどう収束するのだろうか――。

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