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議論が続く日大アメフト部“悪質タックル”問題 その影響は球界にも?

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 22日に加害選手による会見、また23日には監督・コーチの会見が行われるなど、その着地点は一向に見えてこない日本大学アメリカンフットボール部“悪質タックル”問題。日に日に事が大きくなっているこの問題だが、その影響はプロ野球の世界にも広がり始めているようだ。

 加害選手による会見が行われた22日に、栃木・宇都宮を舞台に行われた巨人対広島の一戦。スコア8‐0で巨人が勝利を収めたこの試合では、完封勝利を飾った山口俊がヒーローインタビューに臨んでいたのだが、この場面に際しネット上からは、「あれ?日大の広告消えてない?」「騒動の影響なのか日大の広告が消滅してる」「日大の広告抹消されとるやん」といった声が挙がっていた。

 実際にヒーローインタビューの映像を確認してみると、確かに背後のボードからは日大の広告が取り除かれていた。また、巨人の公式サイトを見ると、これまで日本電産と共にその名を連ねていた“オフィシャルスポンサー”の項目にも、日大の名前は無かった。

 「本学が巨人軍のスポンサーとなることは、若い世代をはじめ、多くのみなさんに夢や希望を与える事業だと確信しております」という公式サイト上での発表の元、日大が巨人のオフィシャルスポンサーとなったのは2016年シーズンのこと。そこから日大は巨人主催試合において「日本大学デー」を共催するなど、学校名のアピールに繋がるイベントを打ち出してきた。

 ただ、前述の問題により世間から厳しい目を向けられている現状では、こうした広告も自粛せざるをえなかったようだ。実際に、一夜明けた23日には“日大が巨人に対し広告の取り下げを申し入れた”ということが、複数メディアによって相次いで報道されている。

 巨人だけでなく、横浜スタジアム(DeNA本拠地)などにも広告を打ち出している日大。騒動が今後も長引けば、これらの広告も“お蔵入り”となってしまうのかもしれない。

文 / 柴田雅人

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