浜崎は02年発売のシングル「Free&Easy」から前作「L」まで25作連続首位を獲得し、松田聖子を抜き女性ソロアーティスト歴代1位となった。新曲で26作連続の記録更新を狙うが、なんと、同日、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」が新曲「Ride With Me」を発売することになった。
「浜崎が偉大な記録を更新した背景には、所属レコード会社・エイベックスの製作サイドが“強敵”と発売日がバッティングしないようにうまく調整してきたりと、周囲に支えられた部分が大きかった。ジャニーズ事務所といえば、Kis-My-Ft2やV6が浜崎と同じレコード会社に所属しているため、“ガチンコ”を仕掛けるはずがないと思われていたが、『Hey! Say! JUMP』のレコード会社はジャニーズの自社レーベルで、おまけに浜崎といえば、かつてジャニーズ所属のTOKIOの長瀬智也と長年交際していたという“因縁”があったことも影響してか、周囲が調整できず、バッティングしてしまった。今後『Hey! Say! JUMP』の新曲発売が影響されたとしたら“大人の事情”であることは確実」(音楽関係者)
今年デビュー15周年のメモリアルイヤーを迎えた浜崎。今月の写真集発売に合わせて1週間限定でブログを開設するなどしているが、盛り上がりはイマイチ。それに対して、勢いは完全に『Hey! Say! JUMP』の方が上のようで、「浜崎は9月に発売した15周年記念ベストアルバムがたった2万枚しか売れなかった。それに対して、『Hey! Say! JUMP』はともに6月に発売されたシングルが24万枚、アルバムが15万枚売れた。ファンが“打倒・浜崎”で燃えるはずだから浜崎の勝ち目は薄い」(芸能記者)
浜崎は記録更新でメモリアルイヤーの“有終の美”を飾りたいところに違いないが、かなり難しそうだ。