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TVドラマのキーマンとなった裕翔と田口

 今期ドラマで話題を独占しているのは、平均視聴率22.9%でトップに躍りでたTBS系列『半沢直樹』。原作者は、『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞した池井戸潤だ。今クールでは、この『半沢直樹』とNHK総合『七つの会議』がオンエア中。しかし、視聴率は3倍以上の開きがあるため、明暗が分かれている。

 “明”にあたる『半沢直樹』で、主人公・半沢直樹(堺雅人)の信頼できる部下を演じているのは、Hey!Say!JUMPの中島裕翔。きのう28日のOAでは、裁量臨店(さいりょうりんてん)と呼ばれる内部検査で、半沢の潔白を証明するためのキーマンとなった。

 裕翔。178cmの長身が買われて、昨年から男性ファッション誌『FINE BOYS』のレギュラーモデルに起用されている。モデルだけあって、昨年は「ベストジーニスト」で第4位に食い込む健闘。小学生でジャニーズ事務所に入所し、ファンサービス抜群の、愛されキャラだ。

 いっぽう、“暗”の『七つの会議』に出演しているのは、KAT-TUNの田口淳之介。作中では、事務所の大先輩にあたる東山紀之の元で働く、営業部員を演じている。グループ内では、“空気を読めない”キャラ。ライブや、最近ではバラエティ番組でもカットされなくなったオリジナルの挨拶「入口、出口、田口でーす!」は、地味に浸透している。

 マイペースゆえ、結成当初はグループになじめず。真逆の性格である田中聖は、「水と油」と如実に嫌悪感を示したほどで、セクシーとワイルドがセールスポイントだったKAT-TUNにおいては、浮いていた。しかし、高いダンス能力で、今では欠くことのできないムードメーカーだ。

 裕翔と田口。今期では、数字的評価が分かれてしまったが、ともに作品のキーマンである。

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