分厚いカツを甘いソースにつけ、キャベツとともにご飯の上に乗せただけ。なのに、うまい。来る2010年9月18日(土)と翌19日(日)に行われる、<B1グランプリin厚木>には、2年ぶり3度目の出場を果たすという。
以下、すこしまえの現地実食ルポを。
まず駒ヶ根までは、都内からだと高速バスが便利。新宿高速バスターミナルから某社往復運賃は6900円、朝7時の便だとわずか2時間半で駒ヶ根市に着く。
実踏にあたっては、車内はがら空きだったし、また綺麗な室内同様に清潔なトイレも完備していたのでおススメである。
高速バスターミナル近くのいくつかのレストランは、いかにも観光レストランというなつかしい雰囲気がいい。《レストランこまがね》に入ったが、味のほうはどちらかというと、洗練の味。ぺろっと全部食べられた。初めての人にも間違いないだろう。
駅前エリアに、ソースカツ丼のノボリの上がっている店が密集している。駅までは、バスで10分程度だ。
某割烹店へ。中は普通の大衆食堂であり、ワンちゃんもお出迎え。大丈夫か…やはり、うまい。濃い目の味付けがいい。さっきよりがっつり系である。兎に角さっきの店もそうだったが、カツはデカイのである。結局、どこに行ってもちょろっと細長いロースカツが乗っている、という心配はしなくていいようだ。
観光ホテルで休養後、夕飯も、ソースカツ丼。
少し路地にある、《精養軒》へ。古い洋食屋さんで、店が紹介されている地元新聞などの資料がたくさん置いてあった。今それの写真で見たばかりの老主人堂々登場。注文後しばらくして、薄暗い店内に、黄金に輝くうまそうなソースカツ丼が出てきた。
うまい! がっつりも洗練も洋食のプライドもすべて詰まったような逸品であった。しかも、まったく外していない堂々の正統派。この伝統のうまさは、想像を完全に超えた。(※現在ご主人は、店を閉められておられます)
3食食べても不思議と飽きが来ないし、胃もたれもない。(そんなには。笑)
そんな駒ヶ根ソースカツ丼なので、大おススメである。
ぜひB1も上位入賞を狙ってほしいものだ。