再逮捕容疑は、昨年7〜8月にかけて、岡山県浅口市の会社員宅に干してあった小学女児のパンツ1枚を盗んだ疑い。
男は昨年11月、広島県福山市内の住宅の敷地に侵入したとして、住居侵入容疑で現行犯逮捕された。
その際、警察が男の自宅を捜索したところ、地区ごとにビニール袋に分別された約2800枚にも及ぶ女性用の下着が見つかったのだ。
そのうち、小学女児のものとみられるパンツ1枚に名前が書いてあったため、犯行が特定され、再逮捕されるに至った。
自宅から女性用下着2800枚が見つかっていながら、男は「覚えていない」と容疑を否認しているという。
現状、容疑の段階ではあるが、これだけ、確たる証拠品が押収されていながら、それでも否認するとは、恐れ入るかぎり。
仮に1日1枚ずつ盗んだとしても、2800枚となると、約7年8カ月の月日を要する。男の女性用下着への執着心は尋常なものではないのだろう。被害者も相当な数がいるはずだが、よくもこれまで捕まらなかったものだ。
同署では、余罪を追及する方針だ。
(蔵元英二)