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自宅から女性用下着2800枚見つかっても否認 59歳無職男が小学女児のパンツ盗んだ疑い

 広島県警福山東署は1月19日、女性の下着を盗んだとして、窃盗の疑いで、無職の男(59=岡山県倉敷市)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、昨年7〜8月にかけて、岡山県浅口市の会社員宅に干してあった小学女児のパンツ1枚を盗んだ疑い。

 男は昨年11月、広島県福山市内の住宅の敷地に侵入したとして、住居侵入容疑で現行犯逮捕された。

 その際、警察が男の自宅を捜索したところ、地区ごとにビニール袋に分別された約2800枚にも及ぶ女性用の下着が見つかったのだ。

 そのうち、小学女児のものとみられるパンツ1枚に名前が書いてあったため、犯行が特定され、再逮捕されるに至った。

 自宅から女性用下着2800枚が見つかっていながら、男は「覚えていない」と容疑を否認しているという。

 現状、容疑の段階ではあるが、これだけ、確たる証拠品が押収されていながら、それでも否認するとは、恐れ入るかぎり。

 仮に1日1枚ずつ盗んだとしても、2800枚となると、約7年8カ月の月日を要する。男の女性用下着への執着心は尋常なものではないのだろう。被害者も相当な数がいるはずだが、よくもこれまで捕まらなかったものだ。

 同署では、余罪を追及する方針だ。
(蔵元英二)

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