まず他の神社と大きく違うのは、亀の多さだ。弁天池という、神社に入って目に付く場所にある池には現在、約200匹の亀が生息すると関係者が話してくれた。一時期 亀を持ちこむ人が後を絶たず500匹前後まで増え、外国種の亀も紛れ込んでいたこともあり、処分して国内種の亀だけで現在の数になったとのことだ。何故だか天然記念物のホシガメも一匹まざっていて、国に問い合わせることも合ったそうだ。天然記念物が紛れ込む神社の池…そのエピソードだけでもご利益がありそうな気がする。
そして亀とは別に、いつから住み始めたか不明だが、スッポンが2匹も生息している。そのうち1匹は、何と日本最大の大きさを誇るとのことだ。体重を測定した当時は体長66センチほどあり、体重は約5キロもある。パワースポット神社が育てたスッポンかどうかは定かではないが、2010年現在は更に大きくなってるらしい。
残念ながら取材した日は、池に潜っていたので見ることは出来なかった。この神社では約200匹の亀のために、産卵スペースを設け、産卵時期になるとカラスに卵が襲われないよう砂地に網をかけてガードをする徹底ぶりだ。
そんな川原神社に足を運ぶ機会があれば、晴れたオススメする。皆さんにツキがあれば 日本一の大きさを誇るスッポンに会えるかもしれない。
※川原神社
愛知県名古屋市昭和区川名本町4-4
地下鉄「かわな駅」より徒歩5分
文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou