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野球 原監督が日本一Vキーマンにアノ男を指名

 6年ぶりの日本一に王手をかけた巨人が7日、東京ドームで練習を行った。日本シリーズ第6戦(8日、東京ドーム)の先発、高橋尚成や打撃不振の李承●(●は火へんに華)らが調整。決戦に備え盤石の態勢を敷く中、原辰徳監督はシリーズ優勝のカギを握る“V男”にアノ選手を指名した。

 日本一を決めるのはこの男しかいない。
 敵地で2勝1敗と勝ち越し、本拠地に戻ってきた巨人。この日は一部の主力選手を除き、1時間、軽めの練習で汗を流した。
 第5戦で打撃不振により、スタメンを外された李は志願の特打。「コーチからいろいろアドバイスをもらった。いい手応えがあった」と復活に自信を示した。
 伊原春樹ヘッドコーチも「1打席目にポーンと(安打が)出れば変わるはず。(阿部)慎之助の代わりをやってもらわないといけない」とスタメン復帰を示唆した。
 優勝が懸かる大一番を前に、緊張感は高まるばかりだが、原監督は「まだ振り返るのは早い。前だけを向いていないと」と気を引き締める。
 指揮官は勝負のポイントに、「先発ピッチャーが辛抱して相手に主導権を渡さないこと」をあげる。先発が有力視される高橋尚は「最初から飛ばしていく。(大事なのは)ゲームを作ること」と気合を込めた。
 だが、優勝のカギを握るのは高橋だけではない。原監督はオフィシャルサイト「HARA Spirit」7日付のブログの中で、「私からすれば、(アレックス・)ラミレスが不振であっても、スタメンから外すことないし、4番から外すような考えはありません」と記し、さらに「勝負の行方はまだまだわかりませんが、強い4番打者が、勝利に導いてくれるでしょう」と締めくくっている。
 ラミレスといえば、2001年にヤクルトを日本一に導き、今年も巨人をリーグ優勝させた“優勝請負人”。「私はジャイアンツの選手に、ラミレスのような『強さ』を求めています」と全幅の信頼を寄せている。
 ラミレスは決戦に備え、この日はマッサージを受けるなど軽めの調整で体調を整えた。「試合(第2戦)後も(帆足の)DVDを見ましたし、帰っても見ますし、ミーティングでも見ます」と万全のコンディションつくりに余念がない。
 6年ぶりの日本一に原監督は、ラミレスにすべてを託す。

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