2人の子どもがいる結婚9年目の鈴木さん(仮名)は、セカンドパートナーを作る理由について、「私はキラキラしていたので輝いていたい」といつまでも“女性”として輝いていたいからと口にする。さらに、旦那には言えない仕事の悩みや愚痴をセカンドパートナーに聞いてもらうなど、精神的な支えにもなってもらっているようだ。
また、「セカンドパートナーって言ったら、『不倫でしょ?』とか『身体の関係あるでしょ?』とか…」とセカンドパートナーを不倫と捉える人が多く、うんざりしていると苦労を口にした。
ただ、堂々とセカンドパートナーの良さを訴える鈴木さんだが、旦那にはセカンドパートナーがいることを打ち明けていないらしく、陣内智則は「旦那さんが知らないんじゃ不倫じゃないですか」と首を傾げた。
ネット上では、「不倫を正当化してるだけじゃん」「肉体関係がないから不倫じゃないとか自分本位すぎる」「配偶者から見たらセックスしてようがしてまいがどっちも嫌」など、セカンドパートナーへの厳しい意見が多く寄せられた。
日本では「夫婦は仲良しであるべき」という考えが強くあるため、“セカンドパートナー”という言葉に拒否反応を示す人が多いのだろう。ただ、最近では婚外恋愛をテーマにした漫画『1122(いいふうふ)』(講談社)が話題になっており、セカンドパートナーへの関心は高まっているように思える。
しばらくは、セカンドパートナーに不快感を覚える人は多いと思うが、5年後10年後の夫婦の形は、今では想像もつかないほど変わっているかもしれない。