ドイツ人の評論家・ティモ氏は「(ドイツでは)パートナーの不倫が原因であれば(離婚の)慰謝料は請求されない」と日本との違いを説明した。
このことに疑問を感じた磯野貴理は「『不倫はいけない』みたいなことにはなってるんですか?」と不倫に対する価値観を問いただした。ティモ氏は「ドイツでは恋愛がプライベートなものなので、不倫しても仕方ない感じ」と、日本とは異なり恋愛を報道などで取り上げる雰囲気はなく、むしろあまり言及しようとはしないのだという。
さらに、「ドイツの元首相のシュレーダーさんはバツ4です。4番目の妻と離婚調停中に不倫報道が入ってきた。その時はみんな怒ったわけじゃなくて『新しい恋を見つけたんだね。おめでとうございます』みたいな感じになりました」と国のトップが不倫をしても、多くのドイツ人はその不倫を応援したエピソードを紹介。スタジオ内から驚愕の声が上がった。
また、ブラックマヨネーズ・小杉竜一は「じゃあ、ドイツには『週刊バイエルン』みたいな『バイエルン砲』はないんですか?不倫をすっぱ抜く雑誌みたいなのは」と有名人の不倫を追いかける週刊誌は存在するのか聞く。ティモ氏は「ゴシップ雑誌はあるが、不倫情報よりも噂話が多い」と答え、そもそもドイツでは不倫を「悪」だとは捉えないお国柄であることを説明した。
ドイツの「不倫観」を知った視聴者はネットに「日本人は小さいんだよね」「ドイツ文化を日本へ取り入れてほしい」「日本人の精神的な未熟さを思い知らされた」と投稿。他人の色恋沙汰に首を突っ込み、文句を付けたがる日本人の国民性を批判する意見が多く寄せられた。